八戸-苫小牧航路。
初夏,夥しい数のハシボソミズナギドリが,この海上を北上する。
個々の個体も,近くから観察できる機会が多くなる。
細くって短めのくちばし。そして,でこっぱち。
管鼻(かんび)も見えるくらいの近さ。
陸からは,こんなふうに見ることができない鳥。
航路に乗ったところで,出る・出ないは,運任せ。
たから,近くまで寄ってくれるだけで,すごく嬉しくなる。
美しい。
足はきれいに格納されていて,紡錘形をこわすものなし。
反対の,背中側。
波とのコラボ。
レタッチして,無理くり顔をアップすると,
楽しそうに,笑っているようにも見える。
ハシボソミズナギドリって,そんな顔つきなのだろうな。
なお,この時期は,ハシボソミズナギドリにそっくりなハイイロミズナギドリも,同じ海域にいる。
ハイイロミズナギドリは,ハシボソミズナギドリに比べると,くちばしが太くて,長く,おでこがなだらか,という微妙な違い。
ハシブトガラスとハシボソガラスの識別もままならない私にとっては,ほんと,紛らわしい。
自分でも不思議だが,ハシボソミズナギドリは,ハシボソミズナギドリとわかるが,ハイイロミズナギドリを,ハイイロミズナギドリと識別するのは,なんか,むずかしい。
翼の裏の白っぽさや,軸斑の有無も,識別ポイントのようだが,正直,よくわからない。
間違っていたら,ごめんなさい,だ。
(2024/06/15-16 ハシボソミズナギドリ,ハイイロミズナギドリ)
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