大阪市旭区の城北(しろきた)菖蒲園に行った帰りにすぐそばの城北ワンドに寄りました。気になる植物を確かめに。
(ワンドについては2005年10月の「レタスが川で繁殖」に書いていますのでご覧ください)
気になる植物というのはブログ友のikomanokazeさんから名前を尋ねられ、一度はミズヒマワリではないかと答えたのですが、ひょっとすると、去年の9月に神崎川で見つけ、どうしても名前を突き止められなかったあの水草かもしれないと。
ミズヒマワリに混じって、花はミズヒマワリよりうんと小さかった。あれからずーっとお蔵入。
もう検索するのも諦めていた謎の水草を思い出した時に、スイバの件で横浜のおーちゃんにある植物サイトを紹介していただきました。
そのサイトで「ツルノゲイトウ」という水草が載っていたのを見つけ、
そっくりだ! これに間違いない! と小躍り。
期待を胸に抱いて初夏模様のワンドに下りました。
結果は、神崎川で見た謎の水草と同じでした。以下3枚の画像がそうです。

↑白い花の直径は約1センチ。詰草に似た花

↑花はシロツメグサに似てませんか?

↑アップするとシロツメグサのようなマメ科の特徴はありません
(去年の5月に記事にしたシロツメグサと比べてください)
「ツルノゲイトウ」は本来、台湾・沖縄で自生する水草らしい。
似ているけどどことなく違うような・・・。
ツルノゲイトウの仲間に「ナガエツルノゲイトウ」「ホソバツルノゲイトウ」があるのを知り、これは「ナガエツルノゲイトウ」ではないかと見当をつけて検索したら、同じ城北ワンドで写した「ナガエツルノゲイトウ」をUPしているHPを見つけました。ここです。
http://www.oct.zaq.ne.jp/yasuo26/nagaeturunogeitou.html
ここのサイトの記述によると、
ナガエツルノゲイトウは、1989年に尼崎(兵庫県)で発見されて以降、関東以西で急激に広がった水生植物で、特定外来生物に指定されているようです。
去年、神崎川で見つけたミズヒマワリと同じで、栽培が禁止されていた植物でした。
謎の水草は「ナガエツルノゲイトウ」で間違いなさそうです。
2年前の10月に、淀川や城北を始めとするワンドで大繁殖して貴重な魚や他の水生植物に打撃を与えるウォーターレタス(ボタンウキクサ)を紹介しましたが、ウォーターレタス以外にも、このナガエツルノゲイトウやミズヒマワリが河で大繁殖していたのです。
ウォーターレタスやミズヒマワリは、熱帯魚の水槽に入れる水草が河川に流れ出し(人為的に)、手に負えないほど河川で繁殖したことは解っていますが、このナガエツルノゲイトウもそうなのでしょうか。
名前を特定できるきっかけを与えてくださったikomanokazeさんと横浜のおーちゃんに感謝します。<(_ _)>
ナガエツルノゲイトウ(長柄蔓野鶏頭)
別名:ミズノツルノゲイトウ〔ノゲイトウの仲間で蔓性で水草、実にわかりやすい別名〕
科目:ナデシコ目ヒユ科ツルノゲイトウ属
学名:Altemanthera philoxeroides
原産:中南米
花期:6月~10月
撮影:2007年6月3日午後2時半頃
場所:大阪市旭区 淀川城北ワンド
(ワンドについては2005年10月の「レタスが川で繁殖」に書いていますのでご覧ください)
気になる植物というのはブログ友のikomanokazeさんから名前を尋ねられ、一度はミズヒマワリではないかと答えたのですが、ひょっとすると、去年の9月に神崎川で見つけ、どうしても名前を突き止められなかったあの水草かもしれないと。
ミズヒマワリに混じって、花はミズヒマワリよりうんと小さかった。あれからずーっとお蔵入。
もう検索するのも諦めていた謎の水草を思い出した時に、スイバの件で横浜のおーちゃんにある植物サイトを紹介していただきました。
そのサイトで「ツルノゲイトウ」という水草が載っていたのを見つけ、
そっくりだ! これに間違いない! と小躍り。
期待を胸に抱いて初夏模様のワンドに下りました。
結果は、神崎川で見た謎の水草と同じでした。以下3枚の画像がそうです。

↑白い花の直径は約1センチ。詰草に似た花

↑花はシロツメグサに似てませんか?

↑アップするとシロツメグサのようなマメ科の特徴はありません
(去年の5月に記事にしたシロツメグサと比べてください)
似ているけどどことなく違うような・・・。
ツルノゲイトウの仲間に「ナガエツルノゲイトウ」「ホソバツルノゲイトウ」があるのを知り、これは「ナガエツルノゲイトウ」ではないかと見当をつけて検索したら、同じ城北ワンドで写した「ナガエツルノゲイトウ」をUPしているHPを見つけました。ここです。
http://www.oct.zaq.ne.jp/yasuo26/nagaeturunogeitou.html
ここのサイトの記述によると、
ナガエツルノゲイトウは、1989年に尼崎(兵庫県)で発見されて以降、関東以西で急激に広がった水生植物で、特定外来生物に指定されているようです。
去年、神崎川で見つけたミズヒマワリと同じで、栽培が禁止されていた植物でした。
謎の水草は「ナガエツルノゲイトウ」で間違いなさそうです。
2年前の10月に、淀川や城北を始めとするワンドで大繁殖して貴重な魚や他の水生植物に打撃を与えるウォーターレタス(ボタンウキクサ)を紹介しましたが、ウォーターレタス以外にも、このナガエツルノゲイトウやミズヒマワリが河で大繁殖していたのです。
ウォーターレタスやミズヒマワリは、熱帯魚の水槽に入れる水草が河川に流れ出し(人為的に)、手に負えないほど河川で繁殖したことは解っていますが、このナガエツルノゲイトウもそうなのでしょうか。
名前を特定できるきっかけを与えてくださったikomanokazeさんと横浜のおーちゃんに感謝します。<(_ _)>
ナガエツルノゲイトウ(長柄蔓野鶏頭)
別名:ミズノツルノゲイトウ〔ノゲイトウの仲間で蔓性で水草、実にわかりやすい別名〕
科目:ナデシコ目ヒユ科ツルノゲイトウ属
学名:Altemanthera philoxeroides
原産:中南米
花期:6月~10月
撮影:2007年6月3日午後2時半頃
場所:大阪市旭区 淀川城北ワンド
外国から渡ってくる水性植物も多いいですね。
「ナガエツルノゲイトウ」この花名も始めて聞きました。
昨年あまもりさんのブログで水レタスが異常繁殖していた様子を載せて頂き、その後テレビでも放送していました。
このナガエツルノゲイトウも繁殖が早いのでしょうね。外来のものは元気が良過ぎて元来の日本の植物を死滅させてしまうような傾向が強いですね。
それにしてもikomanokazeさんと横浜のおーちゃんさん、お見事ですね。
水槽を洗った折に種や根が下水管を通じて河川に流れ出る。
以前、熱帯魚を飼っていた私もその加害者かもしれません。反省しています。
外来種は確かに繁殖力が旺盛ですね。日本から海外へ渡った日本の外来種も嫌われ者のようです。
忘れていた水草を思い出させてくれたikomanokazeさんと、名前を知るきっかけをくださったおーちゃんには本当に感謝しています。ブログのつながりは大事ですね。
ツルノゲイトウもナガエツルノゲイトウも初めて知りました。関東でも繁殖しているところがあるかもしれませんね。頭に入れておきます。
シロツメグサと良く似ていて可愛らしい~
しかしながら増えすぎるとこれまた問題ですね。
生態系に多大な影響を与えるでしょう。
去年あまもりさんのところで見たのかな、川の土手などに生えている外来のキュウリの葉に似た蔓性の植物は関西が最初で関東にも沢山生えていて大変なようですね。
2005年のウオーターレタスは一度家でも栽培したことがありました。
でも冬は枯れてしまってそのままです。
以後我が家には繁殖しません。何故なら池が無いからです。
池を作ると家がなくなるでしょうね~
更なるあまもりさんの追及は続きますね。
たのしみ~
紹介戴いたカネゴン先生のサイトは忘れていた名前の分からない植物にも役立ちました。
ikomanokazeさんに過去に撮った写真を思い出させてもらいましたが、カネゴン先生のサイトを見ていなければいまだに名前不明の水草でした。
ノゲイトウの仲間だったんですね。ノゲイトウとは花穂の長さが随分と違いますが、花の形は似ていました。
このナガエツルノゲイトウも過去のミズヒマワリも、水レタスも見つからないほうが良いような気もします、ほんと。
私も最初シロツメグサに似ていると思いました。
でもアップして見ると、やはりノゲイトウの花の形に似ていました。
キュウリの葉に似た・・・ミズヒマワリでしょうか。
ミズヒマワリがもう関東にも進出・・・これは大変。
ウォーターレタスを花ぐるまさんちでも栽培していたんですか。
冬枯れで無くなってさいわい。
池をつくると家が無くなる・・・これもさいわい(笑)・・・シチレイ。
こちら、琵琶湖、淀川では冬に枯れてしまうこの水レタス。
ほっとするのも束の間、夏になると繁殖しだします。去年もそうでした。
今年もこれからまた増えてくるのではと心配してます。
スッキリ~!気持ちいいっ!ですね。
見るも聞くもはじめての植物です。たまに川の近くへは行っても
水辺に下りていないか気付かないだけかしら。
らうんうん、遠目に見るとシロツメクサに見えます。
でも近くで見ると…なるほど野鶏頭の先端だけ取ってきて
ちょんと付けたような感じの花ですね。
これも困ったさんの特定外来生物なんですか。花ぐるまさんが
書いていらっしゃるキュウリの葉に似た蔓性植物とは、もしや
アレチウリかな。あれも急速に勢力範囲を広げ、他の植物を
覆い尽くしてしまう困ったさんで特定外来生物です。
去年田んぼの畦でまで見つけたんでした…
そういえば、ここ3ヶ月ほど川のほうへ行っていませんでした。
また行ってみなくっちゃ。
「うんうん」の前の「ら」を「水辺に下りていないか」のあとに
入れてくださいまし。
私も言われるように比べてみました。間違いないと思います
ナガエツルゲイトウもウォーターレタスも人為的な結果とは
↓の「ギシギシ」ですがこれも一杯こちらでは繁殖しています。
今迄名前は知らなく通り過ぎてましたが、気をつけて見るようになったらウォーキングコースの道端はこの草で一杯です。
スイバの方はそう多くはありませんが、見つけることは出来ました。
名前が解ると又ウォーキングも楽しくなります。
でも在来種に影響を与えるようでは困りますね
文字を選択したまま、マウスポインタでドラッグすると離した場所に移ってしまいますね。あれをやったのかと一人笑いをしています。(性格悪い・・・)
そうそう何がきっかけで名前がみつかるかわからないもんです。
今回はラッキーでした。すっきり爽やか~(^O^)
遠目で見ていたら小さなシロツメグサに見えるけど、近づくと違うとわかります。
ノゲイトウの先端、なるほどなるほど、ほんとその通りです。
ノゲイトウは先日花壇で見てますから今頭の中でその先端を持ってきましたぁ。
あら、花ぐるまさんが書いてはったのは、アレチウリのことだったんですか。
淀川の堤防の一部で、蔓性の幅広の葉っぱが覆い茂っている所があるんですが、ひょっとするとあれがアレチウリかも・・・。
このナガエツルノゲイトウも去年紹介したミズヒマワリもまだそちらへ侵入していないことを祈りたいです。