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あまもりのなんやかんや

しがらみから離れてたまには身近な自然と親しみたい

北へ帰らなかったヒドリガモ

2010年06月28日 | 大阪の町

↑ヒドリガモ(♂) 撮影日:6月27日(日)午前7時30分過ぎ 場所:神崎川
(用心深くて、この後逃げるように川の中に入り、対岸へ行ってしまった)

居残ったヒドリガモを目撃したのはこの日で2回目。

一度目は一週間前の13日の夕方だった。
4羽のヒドリガモの雄たちは、並んでゆっくりゆっくり泳いでた。
雄だけだった。雌は居なかった。
同じ渡りのホシハジロの雄がたった一羽で泳いでいるのを見た直後だったので、
ただただ驚き桃の木山椒の木。目が点に。頭の中は多少パニクリ状態。

なぜほかの仲間と一緒に北へ帰らなかったの?
それとも帰られない事情でもあったの?
この日はカメラを持ち合わせていなかったので証拠写真は撮れず。
一週間後の昨日(27日)の朝、デジカメをもって出かけた。
でも居たのはヒドリガモだけで、ホシハジロは見つけられず。

ヒドリガモは、越夏する個体も多く存在する(原因は不明)と、
いつも参考にさせていただいている以下のサイトの「分布」に載っていた。
http://www.yachoo.org/Book/Show/110/hidorigamo/

どのカモたちより早く渡ってきて、どのカモより遅くまで居るヒドリガモ。
日本の暑い夏にも対応できる?
カルガモにも渡りと留鳥が居るけれど、ヒドリガモもひょっとしてそうなる?

そういえば、伊丹の昆陽池(こやいけ)に迷い込んだコクガンとコハクチョウ。
北帰行せずに伊丹の森で一年中過ごしているらしい。
しかし、夏の間、日中はほとんど姿を見せないという。
やはり日本の暑い夏はつらいに違いない、多分。

このヒドリガモたちに大阪の夏を過ごせるのだろうか。
大阪の夏の暑さは半端やないで。

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22 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶり~ (花ぐるま)
2010-06-28 20:37:32
こんばんは~お久しぶりです~
お元気そう!!

一人じゃないヒドリガモを追って~
みんな雄と言うのも面白いですが、きっとペアリングできなかった者同士、慰め合って一緒に
動いてるのかな?

そういう話を自然案内人に随分前に聞いたことがありました。

しかも~階段に一段一段皆が並んで、とても可愛いですね。

大阪の夏は本当に暑いですからね!
夏の陣には何処かもう少しすずしい所にひ引っ越そう!って話しているのかも(カモ)。

引っ越しは0123?なんて言ってるカモ!

こちら関東地方、今年は暑いんですよ。
例年だと梅雨時に、梅雨寒という機関があるのにもかかわらず、今年はずっと暑いのです。
しかも雨がほとんど降らず、降ってもちょろちょろ、
昼間は日が射して暑いです。

こんなに早くエアコンを入れなくてはいけないので今年はまだ6月なのに~と思ってしまいます。
今日のヒドリガモが何となく涼しげに見えて
嬉しかったです~オオキニ
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あまもりさん、こんばんは (polo181)
2010-06-28 20:38:07
ヒドリガモが越夏する?そういえば、思い当たる節があります。冬鳥がみな去った後に、ヒドリガモだけが、残っている湖が埼玉にありました。埼玉の夏の暑さは日本一ですから、一体全体どうするのだろう、と心配したものです。
結局、①餌場 ②水 ③安全なねぐら の三つがそろえば、鳥は生きて行けるでしょう。でも、あまもりさん、これから、遅蒔きながら徐々に北を目指すと言うことも考えられますね。そうなって欲しいと思います。写真、とても鮮明ですね。
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久しぶりです (高花六無斎)
2010-06-28 21:37:28
あまもりさん こんばんわ!
お久しぶりです。毎日あまもりさんのブログを訪問していましたが、六甲の夕陽が続いていましたね。

ヒドリガモのあるものが(主に♂)北帰行しないのですか。これは地球温暖化と何か関係があるのでしょうか。
最近蝶の世界も、本来、日本にいないものがかなり進出しているようですね。鳥達も食糧が充分確保でき、子育て環境がよければ、わざわざ遠くまで渡り鳥するのが億劫になるのでしょうかね(笑い)。
♂だけとは不思議ですね。最近の人間界でも草食系の男性が増え、結婚しない傾向にありますね。似たような現象がカモさんにも起こっているのでは。考えすぎでしょうか。
神崎川、淀川、梅田界隈のニュースを楽しみにしてます。
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こんにちは! (ポージィ)
2010-06-29 11:26:27
お久し振りです~ 暑くなりましたね!お元気ですか?
今年はこちらも6月のうちからメチャ蒸し暑くなって早くも睡眠を
妨げられています。ムシムシじめじめ暑い暑い… 
大阪の都会の夏は特別ですが、概して日本の夏は暑いですよね。
にもかかわらず渡り鳥の中には越冬じゃない越夏するのが結構いるとは。
どんな理由でとどまることにしたのかインタビューしてみたいですね。
面白い話が聞けるかもしれません。
このヒドリガモたちは同じ年頃の若者かしら?何を根拠にと言うではないですけど
何となくそんな気がしました。
仲間で一緒にいるんだけど、等間隔開けているのがなんかクスリと笑いを誘われます。
バテることなく、暑い夏を乗り切れるといいですけどねー
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花ぐるまさんへ (あまもり)
2010-06-30 14:38:59
お久しぶりで~す。
返信が遅くなってごめんなさい。
相変わらず楽しいコメントをおおきにぃ。
パソコンの前でニタニタ笑っている私はヘンなヤツです。

ペアリングできなかった者同士・・・ですか。
旅立つ前にこちらできっちりと婚活しているってことですか。なるほろ~。
階段に一段一段並んでいる・・・指摘されて気づきました。
最初はこちら(河川敷側)に向いていたんですが、私がカメラを向けたとたんに川に入ろうとして、その瞬間を撮りました。
この後一斉に川にドブン。嫌われました

今年の梅雨は、雨の合間の夏日がきついですね~。
まだ6月だというのに熱帯夜も続いているし。
夜も気温の下がらない大阪の夏をなんとか過ごしてほしいと願っています。

長い間サボっていたのにもかかわらず早々のコメントおおきにです。
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polo181さんへ (あまもり)
2010-06-30 14:39:28
ご無沙汰しています。返信が遅くなって申し訳ありません。
poloさんは埼玉でも目撃されていたのですか。
他の冬鳥は4月の始め頃までにはほとんど飛び立ってしまいますが、ヒドリガモはこちらでも4月の終わり頃までのんびりと過ごしています。それでも5月には一羽も残っていません。
私の見過ごしもあるかもしれませんが去年まではそうでした。
そうですね、poloさんの仰るとおり三つの条件が満たされれば何も無理して危険いっぱいの渡りをする必要はないですよね。
でも日本より生まれ育った自然豊かな北国のほう過ごしやすいだろうにとも思います。
写真を誉めていただいてありがとうございます。
カメラの性能におんぶに抱っこされています(笑)

久し振りにもかかわらず早速来てくださってありがとうございました。
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高花六無斎さんへ (あまもり)
2010-06-30 14:39:51
ご無沙汰しております。返信が遅れて申し訳ありません。
一つの記事を1カ月以上も掲載しててほんますんませんです。
北極同様、カモたちの故郷のシベリア地域も温暖化は進んでいるんでしょうね。
エサの草木が生えなくなる真冬に冬鳥が南下するのはエサの草を求めるためで、もし温暖化でシベリアの気温が上昇し年中草木があるならば南下する必要も無いので、日本にも来なくなるような・・・。
温暖化は野生の生きとし生けるものの生態をも変えてしまいそうですね。
この居残りのヒドリガモ達と地球の温暖化が関係あるのかないのかは分かりませんが、ヒドリガモは他の冬鳥より気温に適応性があるような気がします。
たまたま何かの理由で仲間と一緒に北帰行できずに居残ってしまい日本の夏も過ごせると分かったとしたら、翌年も翌々年も危険がいっぱいの旅をやめてしまうかもしれませんね。ただ今のところ雄ばかりなので日本での繁殖は不可能ですが。
また折りがあれば変わりゆく梅田界隈の様子もお伝えしたいです。
忘れずに来てくださってありがとうございました。
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ポージィさんへ (あまもり)
2010-06-30 14:40:08
お久しぶりで~す。ご無沙汰しています~。
返信が遅くなってごめんなさい。
身体はいたって元気元気\(^O^)/
タバコをやめたので最近とみに太り勝ち・・・どないしましょ(-_-;)

今年は夏が早いですね。梅雨もまだ明けない内から夏日と熱帯夜続き。
そうそう、大阪に限らず日本の夏はキンチョー・・・じゃなかった蒸し暑い~。
マイクを向けてヒドリガモさん達にインタビュー、するどころか、近づいてカメラを向けただけで慌てて川の中へ飛び込んでしまいました。昨今のスクープ記者達の非礼ぶりに懲りているのかも・・・なんちゃって(笑)
この4羽、確かに若者っぽく見えます。
既成概念にとらわれた古い大人たちに反抗した若者グループとか(ないか)。彼女から振られたものどうしが肩を寄せ合ったとか(にしては、等間隔あけて白々しい雰囲気)。

もう北帰行するには遅すぎるし、この暑い夏を何とか過ごし、10月の末にやってくる仲間と合流し、来年は故郷に帰って欲しいなぁとそう願ってます。

久し振りなのに忘れずに来てくださっておおきにです。
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お久しぶりです。 (スイポテ)
2010-06-30 20:12:24
瑞雲ご無沙汰してしまいました。
六甲の夕日は気付くのが遅すぎ、皆さんのコメントなど読ませていただき黙って帰りました。
今回の居残っているヒドリガモ、驚きました。
こっちの(打上川治水緑地)のヒドリガモは1羽も残っていないからみな北へ帰ったとばかり思っていました。
雄の、しかも若そうな子が4羽。
夏をこちらで過ごすつもりなんでしょうね。
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ヒドリガも (おみや)
2010-07-01 09:23:49
お早うございます。お久しぶりです。
ヒドりガモが涼しそうに撮れていますね。
私は鳥のことは何も解らず、渡り鳥か何かもわかりません。
とにかく蒸し暑い日本の夏を無事に過ごせますようにお祈りするだけです。
あまもりさんもお体に気をつけて夏を乗り切ってください。
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