↑真ん中にツバメのヒナが2羽居るのがわかりますか。(淀川の堤防 河川敷から)
小さすぎて分かりませんよね。ズームせず等倍で撮ったものです。
デジカメでは少し小さく写るのでしょうか。肉眼ではツバメと視認できました。
↑同じ位置からデジカメで15倍ズームしたもの
これで何とかツバメのヒナだということが分かりますか。
この2羽のヒナは親鳥がエサを運んでくれるのを待っています。兄弟でしょうか。
5月の末に、この近くで両親が交互にエサを運んできてはヒナに与えているのを見ました。(その時は堤防の上から見ていました)
この日は親鳥が飛び立ったあとで、ヒナは大人しく戻ってくる親を待っています。
↑反対側(川側)にも2羽のひなが
堤防側に居るヒナを撮ったあと、振り返るとこちらにもヒナがいました。
こちらは少し近かったのでどうにかヒナと分かる写真が撮れました。
これもボケボケですが、15倍ズームではこれで精一杯。
円内は上の画像をトリミングしたものです。
私のほうを見て用心しているようです。早々に立ち去りました。ごめんね。
梅田スカイビルの里山で目撃したムクドリ親子もそうだったのですが、
親鳥はヒナを見通しの良い所に置いてエサ探しに出かけていました。
草むら等の姿を隠せる所のほうがいいのでは?と思うのですが、空を飛んでいる親鳥にとって、開けた場所のほうが子供を探しやすいのでしょうか。
こうしたツバメのヒナは早朝だけしか目撃できません。
↑草むらでエサを探すヒバリ
冠羽が寝ているので私を用心していないようですが、私は5~6メートルほどのところに居るのです。
ツバメやムクドリ、スズメと違ってヒバリは結構近づいても飛び立ちません。
ただし、若いヒバリだけかもしれない。
このヒバリも一人前になったばかりの若鳥だと思いますが。
この日は歌を歌ってくれませんでした。歌はお腹がいっぱいになってから?
↑おっとっと~のカルガモさん(神崎川)
冬のお客さんのカモたちが北へ帰ると、なぜかカルガモの数が減ります。
カルガモの中には渡りも居るのかもしれないと、思ったりもします。

↑ネジバナ(ラン科)学名:Spiranthes sinensis var. amoena 〈6/10大阪市北区にて〉
一本のネジバナが咲いているのは仕事場近くにある店先の排水溝。
目につく鮮やかなピンクの花に気づいたのは一週間前のこと。
ネジバナがなぜこんな所に?
この店の前を通るたびに気になって気になって。
枯れないだろうか、踏まれないだろうかと。
今日は思い切って写真に撮りました。
店の人の話では毎年は咲かないけど、いつの間にかここで咲くようになったとのこと。
気に掛けてくれていたんですね。大事にされていることを知ってホッと一安心。
ネジバナにしては花数も少なく、葉っぱもちぎれて萎れ気味。茎丈も10センチ程。
最悪な環境の中、それでも可愛い花を咲かせるネジバナのど根性に拍手。

↑ニワゼキショウ(アヤメ科)学名:Sisyrinchium rosulatum 〈5/25神崎川にて〉

↑白と紫のツーショット
淀川ではお馴染みですが、神崎川では初めましてのニワゼキショウです。
どこから紛れ込んだのか、それとも誰かが種を撒いたのか。
来年もここで咲いてくれたら嬉しい。楽しみが増えました。

↑淀川(右岸)の堤防から
梅雨入りする前日の6月1日、日曜日のお昼。大阪はこの日はとっても良いお天気でした。

↑草むらからちょこっと姿を現したヒバリさん

↑トップ画像に見える堤防から河川敷に下りる坂道の杭にとまり歌い出しました

↑杭から綱に移って再び歌い出す
ヒバリは空高く舞い上がってさえずるものだとばかり思っていました。
こんな低いところでさえずっているのを見たのは初めてです。
それともこのヒバリは今年生まれたばかりの若鳥なのでしょうか、
空高く舞い上がれないけど歌いたいのだ~とばかりに歌い続けていました。
杭から綱に移動したのは、坂道を自転車が通ったからです。
バタバタと飛び移った綱の上で再び歌い始める。陽気なヒバリさん。
なかなか歌い終わらないので歌を背中で聞きながら歩き出しました。

↑ヒバリの歌を聞いたあとで出会ったムクドリ(淀川の堤防上)
ムクドリはヒバリ以上に怖がり。
少しでも近づこうとしたらバタバタと一斉に飛び立ちます。
でもこのムクドリさん、堂々と目の前を横断していきました。
度胸あるね~。姿勢もGood。歩く姿のお手本です。
今頃の淀川は野鳥の鳴き声で賑やかです。
早朝だと空気も美味しいし気持ちも晴れ晴れします。
しかし梅雨入り後は雨続き。今日もやみそうにない雨が降り続いています。



2年前に神崎川の河原で初めて見たオキジムシロ(雄雉蓆・バラ科・Potentilla supina)。
次の年(つまり去年)は花の裏側も確かめてオキジムシロの特徴を確認。
そして3回目の今年は最初に間違えたヘビイチゴとの比較です。
比較するならキジムシロやミツバツチグリのほうが適しているでしょうが、
その二種とも身近で見ることはできません。
ヘビイチゴはたまたま梅田スカイビルの里山で見つけました。
ヘビイチゴは誰でも知っている野草らしいですが私は知りませんでした。
いや一度だけ、とある田舎の山道でヘビイチゴを教えてもらったことがありました。
これがノイチゴ、これがヘビイチゴ、これがウルシと。
全て忘れてしまいました。植物に興味が無かった頃でした。
街中の里山でヘビイチゴを見た時、若くして彼岸の旅に出てしまった教えてくれたその人のことを思い浮かべたのでした。
↓おまけ
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街中の里山は今小さな青い蝶々がヒラヒラと舞っています。
正確には紫っぽい青色の蝶です。
ヒラヒラ飛んでいる時は青く(2枚目)、
花に止まって羽をたたむと薄茶色(3枚目)。
表と裏が違う色です。
シジミチョウかもしれないと検索すると最初に引っかかったのはムラサキシジミ。
似てるけど、ちょっと違う・・・もう少し調べてみてヤマトシジミだろうと。
間違っていたらご指摘ください。
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フヨウカタバミを撮ったのは桜満開の4月4日。近所の公園で咲いていた。
その清楚な可愛らしさに惹きつけられ名前も知らないままにパチリ。
Web検索したけれど、どうにも名前が判明せず簡単に諦めた。

1ヶ月後のGW中、淀川の堤防でのこと。
午前中の良いお天気の日だったので黄色い小さなカタバミの花は元気いっぱい。
カタバミはお馴染みだけど、オッタチカタバミというのもあるらしい。これは?
そこでWeb検索で調べてみたら
古来よりあるカタバミの学名は「Oxalis corniculata」。
オッタチカタバミは北米原産の帰化植物(1960年代頃から)で学名は「Oxalis dillenii」。
カタバミとオッタチカタバミとの違いは?・・・はっきりいって分からなかった。

おまけにタチカタバミ(学名:Oxalis corniculata f. erecta)というのもあるとか。
もう私にはお手上げ状態。

単にカタバミだけでいいやとあるサイトを閉じようとした時に
見覚えのある白い花が目に飛び込んできた。「フヨウカタバミ(芙蓉酢漿草)」
これだこれ! やった~、ようやく見つけた~

原産国は南アフリカで、一般的にはオキザリス・プルプレア(Oxalis purpurea)、
あるいはオキザリス・バリアビリス(Oxalis variabilis)とも呼ばれていると。
これは学名がそのまま名前になったらしい。
花の形が芙蓉に似ているところから日本名ではフヨウカタバミ。
うん、これから芙蓉カタバミと呼ぼう。赤っぽい色もあるらしい。
そうそう、この花の名前が分かるきっかけになった
野の花のカタバミちゃんも一緒にUPしてあげよう。ありがとね。
フヨウカタバミがオキザリスの仲間だと気づかなかった理由の一つは葉っぱの形でした。
カタバミの仲間は三つ葉でハート型。

2年ほどまえに記事にした「オキザリス:ボーウィ」の大きな三つ葉は切れ込みが浅いながらもハート型でした。変わった葉っぱの「三角葉オキザリス」にも浅い切り込みが有りハート型の名残があります。
しかし、このフヨウカタバミの三つ葉はハート型じゃなかった。
先には全く切れ込みが無い大きな葉っぱでオキザリス:ボーウィぐらいありそう。
ま、ハート型じゃなかったのでオキザリスの仲間と思わなかったというのは
私の言い訳です

花の直径は3~4
画像では比較できませんが、野の花のカタバミの花はうんと小さく1センチぐらいです。
オキザリス何とかと付く花は野のカタバミより花も葉っぱも大きいですね。