クチナシ(梔、梔子、巵子、支子)
アカネ科クチナシ属の常緑低木
学名:Gardenia jasminoides
英名:Common gardenia
大阪では、歩道の植え込みに八重咲きのクチナシが多く植えられている。
このためクチナシといえば八重咲きと思っていたが、これは品種改良された園芸種だった。
本来のクチナシは一重で花びらは6枚。↓(Wikipedia)
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一重のクチナシは見たことがないので、
以下は近所でよく見かける八重咲きのクチナシの花の朝の様子です。
クチナシの純白の花の命は短くて・・・
少し時間が経つと純白だった花はもう茶色っぽくなっている。
また花にはかなり強い香りがあり、
その香りがとても漂う時と全く漂わない時とがあるのはなぜ?
以前から気になっていたこの疑問を、朝の散歩中にふと思い出したので、
咲いているクチナシに近づいて香りを嗅いでみた。(7/2 7:00am)
↑クチナシの良い香りがかなり漂っている。全ての花から香りがするのだろうか。
↑咲き始めのクチナシ。純白で美しい。
香りは・・・ごくごくわずか。花に鼻をうんと近づけてようやくわかる程度。
↑咲き始めてからどれぐらいの時間が経っているのか、薄茶色くなった花。
離れていても分かるほどに、かなり強い香りがする。
↑ここまでくるともう香りはしない。枯れた匂いだけ。
今回わかったことは、
咲いてから時間が経過し(どれ程の時間かは分からない)
少し茶色っぽくなった花の香りが最も強かったということ。
香りが強く漂っている時はこの薄茶色の花が多い時かもしれない。
(今回がそうだった)
余り香りが漂わない時は薄茶色の花が少ない時なのかもしれない。
一部の限られた花を調べただけなので、
全てのクチナシがそうだとは言い切れない。
クチナシの花を見つけたら
一度鼻を近づけてその香りを嗅いでみませんか。どの花が一番香るのかを。
ただし、くれぐれもハチにはご注意。