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あまもりのなんやかんや

しがらみから離れてたまには身近な自然と親しみたい

フヨウとムクゲ

2012年08月28日 | 身近な自然

◆フヨウ(芙蓉)


撮影日:2012年8月27日(月) 7:10am

分類:アオイ科  フヨウ属
学名:Hibiscus mutabilis
英名:Cotton rosemallow
花期:7月~10月
1日花
葉の形は掌状(手を広げたような形)で浅く3~7裂する(写真は5~6裂)。
葉の付け根は心形(ハート型)でへこんでいる。

多く枝分かれして横にこんもりと広がる。 

 

◆ ムクゲ(木槿)


撮影日:2012年8月27日(月) 6:37am

分類:アオイ科  フヨウ属
学名:Hibiscus syriacus
英名:rose of Sharon
花期:7月~10月
別名:ハチス
1日花
葉はフヨウより小さく、浅い切れ込みのある楕円形(卵形)。
葉の付け根はへこまず円形。

直線的な枝を上方に伸ばす。

★追加訂正★ (2012-09-07(金))
ムクゲの花は一日花ではなく2~3日
ぐらい咲くそうです。
Wikipediaのムクゲのページを参照ください。
以下はそのページから抜粋した文です。(青字)
白居易(白楽天)の詩の誤訳から一日花との誤解があるが、朝花が開き、夕方にはしぼんで、また翌朝開き、一重のもので2-3日。八重の長く咲くもので2週間くらい、一輪の花を楽しめる。
白楽天の詩の誤訳から一日花と勘違いされたとは!
ポージィさん、教えてくださってありがとうございました。感謝感謝です

 
フヨウとムクゲの花はそっくりで、花だけではその違いが分かりにくい。
実際に比べてみると、花も葉もフヨウのほうがムクゲより大きい。
私にとって一番分かり易い見分けかたは葉っぱの形。
(雌しべの先端の曲がり具合、先端の裂ける数がどうのこうのは私には分かりづらい


上の写真は実際の葉の大きさの比較ではありません。
ムクゲの葉はフヨウに比べるとうんと小さいし、
下の記事で紹介した「ヤノネボンテンカ」の葉はそのムクゲより小さくて細い。 


5月以来更新もせずに、今回一度に三つの記事をUPしてしまいました。
「ガマ」「ヤノネボンテンカ」そしてこの「フヨウとムクゲ」の三つを一つの記事にしようかとも思ったのですが、思い切って分けました。 
この三つで今年を終わらせようか・・・なんて横着な考えはありませぬ。 
今年の6月に見つけた「コゴメマンネングサ」は時期を逸し写真も良いものが撮れませんでしたのでまた来年の課題とします。


ヤノネボンテンカ(矢の根梵天花)

2012年08月28日 | 身近な自然


↑ヤノネボンテンカ(矢の根梵天花)  撮影日:2012年8月27日(月) 6:10am

分類:アオイ科 ヤノネボンテンカ属
学名:Pavonia hastata
南米原産の帰化植物。
花期:7月~10月
タカサゴフヨウとも呼ばれ観賞用にも用いられているが野生化もしている。
名前はボンテンカに似た矢じり状の葉をもつことに由来。
(以上ネット検索より) 

ボンテンカ? 知らなかったので検索するとこんな花でした。
似てるとは思わないけど・・・。

「矢の根」より「矢じり」のほうが言いやすいんだけどな・・・
花はフヨウやムクゲより小さい。1日花。
この写真は近所の庭先に咲いていたものだけど、
道端や溝で咲いているのも見かける。

また上記の分類等で参照させていただいたサイトには
まとめると以下のようなことが書いてあった。
http://www.juno.dti.ne.jp/~skknari/yanone-bontenka.htm

1. 花を咲かせて他家受粉する方法
2. 雌しべが動いて受粉する自家受粉
3. 閉鎖花でも種子を作る
という3重のしくみを持っている花だとか。

なるほど~、かなり逞しい花。スミレも顔負け。野生化するのも納得。
夏の平均気温が高い大阪で今後もっと増え続ける可能性が高い花かもしれない。

この花はつい最近気づいた花で、
長い間蕾のまんまだったり(ひょっとして閉鎖花だった?) 。(6月末)
ようやく咲いたかと待ちくたびれた花がムクゲに似ていたり、(7月中頃)
葉っぱときたらヒルガオに似ているしと、
久しぶりに興味を抱かせた花だった。 


ガマ(蒲)

2012年08月28日 | 身近な自然


ガマ(蒲)  撮影場所:神崎川の水辺  撮影日:2012年8月27日(月) 6:27am 

ガマ科
学名:Typha latifolia
分布:北半球の温暖な地域やオーストラリアと日本の広範囲に分布。水辺に生息。 
花期:6月~8月
(フランクフルトのようにも見える茶色の筒状が雌花。これが秋になると穂綿となる) 

4年前の10月に見た長居植物園の「ヒメガマ」 (マウスオンアルバムの上段の右端二つ)より大きかったので「ガマ」と決めつけた。ヒメガマに比べて実に逞しく野性的。
古事記に登場する因幡の白兎が大国主命にガマの穂綿にくるまるがよいと教えられたのはこの野性的なガマに違いない。

ガマに絡まっている蔓状の植物はゴキヅル(合器蔓)です。5年前の秋に記事にしました。 ゴキブリじゃないよ。


桃とすみれ

2012年04月12日 | 身近な自然

↓種を植えてから丸6年。7年目にしてようやく花が咲いた我が家の桃

桃栗三年柿八年というけれど、種を植えてから花が咲くまで丸々6年かかったので
この桃の花は6歳? 人に例えれば今年から小学生
植木鉢に植えた種は二つ。
一つは今はもう花どころか幹さえもなくなったゴミ溜めに自生していた桃の木の種。
もう一つは買ってきた果物の桃の種。
どちらの種が芽を出したのかは不明。(ずいぶんと長い間芽がでなかった)
最初はマッチ棒のようなヒョロヒョロ木。あれからずいぶんと太くなったけど、それでも根元近くの幹の直径はいまだ2センチほど。地植えしなければダメなのかなぁとあきらめていたが今年になってようやく蕾がついた。
(写真は小さな芽が顔を出した6年前から撮り溜めしていたが、保存していた外付けHDが壊れてデータは全てパーに。トホホ

たったの二輪だけど 嬉しかった
来年はもっとたくさんの蕾がつくことを祈ろう。

 ↓すみれ二種

去年の春、知人から貰ったすみれ二種。今年も元気に咲いた。
花が終わって夏から冬にかけてできる閉鎖花というのも実際に見ることができた。
花が咲く時期が終わっても蕾が次から次にできるのでまだまだ花盛りだ、なんて思っていたら、花は咲かずに蕾からいきなり種ができて土の上に落とす。これが閉鎖花か。夏の暑さや冬の寒さを堪え忍ぶために編み出した処世術ともいうべきか。自生する植物の強さを目の当たりにした思い。
すみれさん、あんたその可愛さに似ずかなりしたたかに生きているんやなぁ。


初夏の花

2011年06月04日 | 身近な自然

◆サラサウツギ(更紗空木)
 原産地:日本
 分類:ユキノシタ科ウツギ属(アジサイ科と記述しているサイトも多々有り)
 学名:Deutzia crenata f. plena
 別名:ツカサウツギ(司空木)
〈5/25 神崎川河川敷にて撮影〉


↑ふと見た木に目立つ蕾が


↑なんとも可愛い蕾


↑白とピンクのドレスがお洒落~。この色合いが「更紗」の名の由来とか


↑ウツギには珍しい八重の花、派手~

♪ 卯の花の匂う垣根に ホトトギス早も来鳴きて 忍音もらす夏は来ぬ ♪

お馴染みの「夏は来ぬ」の一番の歌詞ですが、丸暗記の唱歌によくあることで歌詞の意味など全く理解していなかった歌の一つ。
いまこうして歌詞をなぞれば、「早も来(はやもき)」が最も短縮した表現であることや、「忍音(しのびね)」の響きの良さに、日本語の表現の豊かさを知る思いです。

「夏は来ぬ」に歌われた「卯の花」つまり「ウツギ(空木・卯木)」はこのサラサウツギのような八重ではなく一重の花が咲くウツギの種類のようです。
サラサウツギの花は一般のウツギより咲くのが遅く、また種ができない。従って繁殖は挿し木するしか無く、自生は無いと断言しているサイトもありました。
八重咲きは雄しべが花びらに変化したものが多いので種(実)はできない・・・。
「~実の(みの)一つだに無きぞ悲しき」の八重咲きの山吹と同じですね。
神崎川の河川敷には園芸種がよく植えられているので、このサラサウツギもユキヤナギやレンギョウ、キンシバイ等と同じように植栽されたものでしょう。しかし刈り取るだけで手入れが悪く枯れてしまう低木も多い。
日本原産のサラサウツギは丈夫だとあったのでこの河川敷でしたたかに生きてこれからも初夏を彩ってほしい。そう願っています。

余談ですが、神崎川でサラサウツギと出会う一週間ほど前、
淀川の河川敷の茂みでホトトギスの鳴き声を聞きました(多分生まれて初めて)。
ウグイスと同様で声はすれども姿は見えず、でしたが。
(娘は双眼鏡でホトトギスの姿を見たらしいけど)
「トッキョキョカキョク」ではなく、私の耳には「テッペンハゲタカ」と聞こえました。
えっ?「テッペンカケタカ」やないの?
ですよね。
実は子供のころ、ホトトギスの鳴き声は「テッペンハゲタカ」と覚えてしまったので、
私の耳はハゲタカの呪縛から逃れることができなかった・・・のです。

歌詞にある「忍音もらす」ホトトギスの声とはどんな鳴き声なのか。
まだうまくさえずることができない前の地鳴き?
ウグイスの鳴き始めの「ケキョケキョ」のような?
ホトトギスなら「ハゲタカ ハゲタカ」?
いや忍音というからにはもっと柔らかい鳴き方かも・・・。
それから一週間後に出会ったサラサウツギで、夏は来ぬの歌詞を思い出してから、
作詞した佐佐木信綱氏に頭の中で問うている自分がいたのでした。

↓上の写真から10日後(6/4)の神崎川河川敷のサラサウツギの姿です。

 

あの可愛い蕾たちがみんな真っ白なドレスを開いてレビュー(revue)してました