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あまもりのなんやかんや

しがらみから離れてたまには身近な自然と親しみたい

春いろPart2

2014年04月10日 | 身近な自然

先に投稿した「春いろ」はまだ編集途中でUPしてしまいました。
今回のPart2はその続きです。 
少し数が多いですがご容赦くださいませ。 


アオサギ(2014/04/06 神崎川にて)
長い首を伸ばした姿も撮ったが、ピンボケで使いものにならなかった


オステオスペルマム (4月6日 自宅近所)
キク科 
学名:Osteospermum 原産地:南アフリカ 主な開花期:3月~6月
園芸種には学名をそのまま花の名前にしたものが多く、
これはとても覚えられない。

花屋では「ディモールホセカ」として売られていることが多いとあるサイトにあった。
一目で惹きつけられる上品で美しい花。 


スイセン(水仙) (4月6日 自宅近所)
ヒガンバナ科 学名:Narcissus 原産地:地中海沿岸(平安期に中国から渡来) 開花期:春
花の盛りはかなり過ぎているが、この2輪は元気に咲いていた。 


スズメノエンドウ (4月6日 神崎川河川敷)
マメ科ソラマメ属 学名:Vicia hirsuta 原産地:日本 開花期:春
スズメノエンドウは日本が原産国とあったが正確かどうかはちょっと自信なし。

カラスノエンドウに比べてかなり小さい。
カラスノエンドウより小さいのでスズメと名付けられたとか。(いい加減な)
もっといい加減な名前にカスマグサがあります。
ラスノエンドウとズメノエンドウの(あいだ)のカスマグサ
(カスマグサの画像はMyblogの過去の記事にあります。)

下記のサイトに画像や説明があります。

植物生態研究室(波田研)のホームページ

※リンク記事をそのままクリックした場合は、ブラウザの左上にある矢印で戻ってください。
※シフトを押しながらクリックすると別ファイルで開きます。


↑トリテリア (4月6日 自宅近所)
ユリ科 学名:Ipheion uniflorum 開花期:春 別名:ハナニラ
私には「ハナニラ」の名前がなじみ深い。
トリテリアと聞いたら犬の種類か、おもちゃの犬かと思ってしまふ。
(トイテリアとちゃうがな←ひとりツッコミ


ムラサキハナナ(紫花菜) (4月6日 自宅近所)
アブラナ科 学名:Orychophragmus violaceus 開花期:春
別名:ショカツサイ(諸葛采),オオアラセイトウ,ハナダイコン(花大根)
元々は園芸種? しかしかなり野生化している。この時期あちらこちらで見かける。


↑レンゲ(蓮華) (4月6日 自宅近所)
マメ科 学名:Astragalus sinicus 開花期春 別名:ゲンゲ・レンゲソウ
別名に入れましたが、標準和名は「ゲンゲ」だとありました。
私にはレンゲが馴染みです。
今年も住宅地の真ん中にある田んぼにレンゲが咲きました。
田んぼのオーナーさん、毎年ありがとうございます。 


枝垂れ桃(種類不明) (神崎川河川敷)
背丈が1メートルもない桃。最近植えられたのかもしれない。
遠目からも目立つ花姿で優しい春を感じる。


最後にまた桜です。
今朝(4月10日)の早朝に撮ったものです。神崎川の河川敷から見あげた様子。
まだ元気に咲いています。嬉しいですね。 
(桜の上の方にあった邪魔な電線を消した加工画像です


スミレと蝶 番外編

2013年09月21日 | 身近な自然

ひと夏の蝶観察は終わった・・・
とひとつ前の記事で書いておきながらの番外編です。
これは私自身にとっても予想外の番外編。

9月3日に第4のツマグロヒョウモンが無事飛び立ってから4日後のこと。
早朝の犬の散歩途中でお馴染みになったツマグロヒョウモンの幼虫4匹と出合う。4匹の幼虫は川の字にもう1本足した状態で並んでいた。よく見れば少しずつ道路の中央に向かって動いている。
なんで?  どうしたん?
道路の両端には植え込みがある。スミレでもあるのだろうか、と見たがスミレらしきものもパンジーやビオラらしきものもない。殺虫剤でも撒かれたか、食草のスミレ類がなくなって道路に這い出してきたのか、ともかくこのまま放っておけば暑いアスファルトの上で焼かれてしまうか(朝夕は涼しくなったが日中の暑さはまだきつい)、車にひかれる可能性もある。
川の字プラス1の幼虫たちをそっとポリ袋に入れて自宅に持ち帰った。
4匹のうち、3匹は4センチ近くあり、これは間もなくサナギになるだろう。
問題は残る1匹。まだ2センチほどでかなり弱っていてほとんど動かない。
とにもかくにもスミレの鉢に4匹をのせて様子をみることにした。 

結果は上の画像にあるように4匹とも全部無事に蝶になり飛び立った。
丸数字は、羽化した順番。オス2匹、メス2匹
4番目は最後まで心配をかけたチビ。
拾ってきた2日後から、大きい方の3匹の幼虫たちは毎日順順にサナギ化し、最後に残ったチビもみんなに遅れること4日でサナギ化した。

またもサナギから羽化する瞬間や飛び立つ姿を見ることができなかった。
写真は羽化後それぞれが羽を乾かしている様子

番外編の4匹たち、楽しさをプレゼントしてくれてありがとう。 

 


スミレと蝶 その3

2013年09月04日 | 身近な自然

ツマグロヒョウモンのメスが羽化に失敗して死んでから2週間経った8月17日。ようやく新芽が伸びてきたスミレの葉っぱに4匹目の幼虫を発見。嬉しかった。今度こそ立派なツマグロヒョウモンになってほしいと心から願った。しかし余りかまわないでおこうとも思った。
一度だけ、木瓜の鉢から転げ落ちて植木台を這い回っている幼虫を、指で軽くつまんでスミレの鉢の中に入れてあげた。幼虫は外見の毒々しい姿から想像もできないほど柔らかくまるで真綿を触っているような感じがした。

8月17日・・・4匹目の幼虫を発見。約2センチちょっと。
8月25日・・・約4㎝に成長。
動きが止まる。
8月26日・・・サナギ化。葉のない茎の1本にぶら下がっていた。
9月3日・・・・羽化。気づいたのはお昼頃。サナギ化から8日目。
午前6時過ぎにはサナギがかなり黒ずんでいたので、羽化は近いと思っていたが、羽化する瞬間を見逃した。羽の模様からオスだった。
羽化に気づいてから2時間後、蝶はいきなり飛び立っていった。 
もう少し飛んでいる様子をゆっくり見せてほしかったな。
あっけない別れだった。
今度ニチニチソウでも買ってくるから蜜を吸いにきてくれたら嬉しいな。


上の2枚は、羽化後、羽を乾かしているツマグロヒョウモンのオス

狭いベランダに置いているスミレはわずかで葉っぱの数もしれている。
食欲旺盛な3匹の幼虫のお腹を満たせてあげられなかった可能性大。
立派な成虫になるほどの量がなかったのかもしれない。
(後から置いた細長い葉っぱの野路スミレは結局どの幼虫も食べなかった。
  スミレだったらどれでもいいとは限らないようだ。
先の3匹に比べて、最後に生まれた4匹目は、新芽が伸び始めたスミレを独り占めにできて食べ放題。蝶になるための栄養をたっぷり蓄えてサナギになったに違いない。(スミレは再び丸坊主に)
雑草の代表でもあるスミレは何度丸坊主にされようが、すぐに新芽が生えてくる逞しい草であることを今回の蝶の観察で確認できた。 サナギが羽化するまでの8日間でスミレの新芽はどんどん伸びた。


以下のYouTubeの動画は、幼虫からサナギ、羽化までのスライドです。
(動画を撮ることができなかった) 

※注意:毛虫が嫌いな方は再生しないでください。 


スミレと蝶のその後

2013年08月05日 | 身近な自然

ツマグロヒョウモンの2匹の幼虫。
1匹は羽化に失敗して、残る1匹は幼虫のまま死にました。
7月24日に記事にしたツマグロヒョウモンのオスに続いて、狭いベランダにあるスミレで育ったツマグロの幼虫3匹は全滅したことになります。
残念です。毒々しい幼虫の姿から美しい蝶に変身して大空に飛び立つこともなく消えていったこれらの幼虫たち。可哀想でたまりませんでした。

羽化に失敗した幼虫は、
7月27日早朝→サナギ化
8月1日早朝→ぶら下がりながらクルクルと動き回る(サナギ化から5日目)
8月3日早朝→サナギを破り羽化が始まる(サナギ化から7日目)。

羽化に気づいたのは3日の午前5時半頃。模様からメスと確認。
その後犬の散歩に出かけている間にサナギのカラから下のスミレの植木鉢の土の上に落ちていた。7時過ぎのこと。
4枚ある羽は縮れたままで広がることもなく、そのまま植木鉢の土の上でもがき続けていた。翌朝の4日早朝、死んでいるのを確認。

もう1匹の幼虫は7月30日にサナギ化することもなく幼虫のまま死にました。

写真もムービーも撮っていますが、UPするに耐えません。
ご報告のみにします。

羽化に失敗したり、幼虫のまま死んだりしたのは、幼虫の時期に何か問題があったのだろうか、うちのスミレ(田んぼの畦に生えていた野生のスミレを貰ったもの)では栄養不足だったのだろうか、それともサナギ化した後に問題があったのだろうか。等々いろいろと考えましたが、結局のところ原因はわかりません。

外で優雅に舞っている蝶々を今まで何とも思わず見ていましたが、蝶になることの大変さを今回の経験で知りました。


下記のURLは「昆虫エクスプローラ」HPにUPされているツマグロヒョウモンです。
http://www.insects.jp/kon-tyotumaguro.htm
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申し訳ありませんが、コメント欄は閉じさせていただきます。


スミレと蝶

2013年07月24日 | 身近な自然

昨日(7/23)のお昼頃、我が家の狭いベランダのコンクリートの上で
蝶々が羽をばたつかせているのを発見。


↑広げた羽をこまかくばたつかせている。飛べないのか

↑よく見たら、片方の羽がいびつに縮んでいる

この蝶々ってひょっとしてこれが大きくなったのか?↓

三つあるスミレの鉢の内、二つの鉢のスミレは葉っぱがなく茎だけになっていた。 
このケムシを見つけた時、犯人はあんたかっ!
毒々しい姿から蛾の幼虫に違いない、すぐにつまんで捨てよう、
とも思ったけど、シャク、シャク、シャクと一所懸命に食事しているその様子を見て、
スミレはまた生えてくるだろうから、ま、いいっか、とそのままにしておいた。
(毛虫は他の鉢にもう一匹いた。つまり二匹いたのだ)

蝶々を発見した時、この二匹の毛虫はスミレの鉢の中で健在だった。
と、いうことは、この二匹以外にも先住者が居たということになる。
三匹も居たのか 

webで調べたら、蝶々はツマグロヒョウモンだった。
コンクリートの上でばたついているこの蝶はツマグロヒョウモンのオス

幼虫は毒々しい姿をしているが、毒もなければトゲで刺すこともないとあった。 
華やかな姿の蝶々からとても想像できない幼虫時代。
改めて蝶々の変身のすごさに感動する。

羽をばたつかせて飛べないツマグロヒョウモンを
竹串を使って何とかスミレの鉢の上に乗せた後、サナギの抜け殻を探した。
植木鉢を乗せる階段状の台の裏っかわにあった。↓

 

片方の羽がいびつになっていたのは、サナギから羽化する時、
日に焼けて熱くなったベランダのコンクリートの上に落ちてしまい、
羽化したばかりの柔らかな羽はいびつにゆがんで、飛べなくなったのかもしれない。

夜になって、そっとスミレの鉢をのぞくとツマグロは羽を閉じてじっとしていた。
明朝は飛び立てるかな、飛び立って欲しいと心で祈った。

翌朝(7/24 今朝のこと)、ツマグロは居なかった。
飛び立ったか!
との喜びもつかの間、ツマグロの切れた羽を二枚、鉢台の下で発見。
どこを探しても羽以外発見することはできなかった。
夜の内に天敵か何かにやられたか

この悲しい結末に今日一日心が痛んだ。

残った二匹の幼虫は無事に羽化して青空に向かって飛び立ってほしい。
しかし、スミレの葉は、あと一鉢のみ。葉も残りわずか
二匹がサナギになるまで持ちそうにもない。↓

 

どうしよう。
そうだ、パンジーやビオラの葉も食べるとあったから今から買いに行ってこよう。

・・・ 今頃、パンジーやビオラが売っていると思った私がバカだった。
ホームセンターや花屋さんを何軒か廻ったがどこにもなかった。
でも、野路スミレを道端の溝で見つけて、これを根っ子ごと持ち帰り、
幼虫のいるスミレの鉢の隣りにその野路スミレを植えた鉢を並べて置いた。
食べてくれるかなぁ。