墨東 下町カレーパン < 旨い肴と 昼酒を >

 東京の下町を巡り、お値打ちのものを探し仲間と呑む。浅草だけが下町じゃない、もっとDEEPでもっと奥に。 そして電車も。

下町カレーパン<高輪橋梁>九拾八

2015-05-16 02:02:33 | 日記

 港区高輪の第一京浜通り、泉岳寺駅付近から同区芝浦へ抜ける「近道トンネル」があります。 

 正式名称「高輪橋架道橋

 芝浦側にある銘板であるが「高」は「はしご高」だし、かなり古いもののようです。

 5K578M88=東京駅起点の距離でしょうね。

 新幹線やら東海道・京浜東北・山手線・・・・やたら走っているとこを潜り抜けるトンネルです。

 

 この近辺、JRを東西に横切る道が少ないので重宝されているトンネルなのですが「低い」!!

            東京で一番低い車道トンネルといわれています(多分)

      制 限 高 1,5 M 

          芝浦側に抜ける近道なのでタクシーが頻繁に通ります、ギリギリで!

       別名「提灯殺しのトンネル」といわれ、マニアネタにされる有名な場所です。

           *** 「提灯殺し」??何?・・・のかたは検索ください***

     うまい具合に提灯が来た、ホントにギリギリでしょ! 実際は165Cm 位ありますが。

       天井には擦ったキズ跡が沢山あり、車もバウンドしないように皆 徐行運転

      全長250メートルほど、暗くて低いので圧迫感があり、歩くと実際より長く感じます。 

       泉岳寺側から芝浦方面への「一方通行」、ようやく明るくなってきた。

       普通のセダンでもこんな感じ (港区民のサンダルカー=おベンツが抜けてきました)。

        距離の利便性から自転車もかなり利用しています、身を屈めて。

  トンネルを出て振り返ると東京駅に戻る「新幹線」がちょうど通過してました。

 

 トンネル出口から3分ほど旧海岸通り方向に歩くと、六拾四<芝浦焼肉>で紹介した高浜橋ホルモンバラックがあります。 失礼!「あります」ではなく「ありました」が正しいようで。

  高層ビルが立ち並ぶこの地区で、ひときわ異彩を放つ一画。(2014年5月撮影)

 

 

 映画のセットにも使われたこの一画、2015年2月に最後に残った「はるみ」が店を閉めたそうです。

 不法◎拠のような形で  戦後のまま奇跡的に残っていたところ、オリンピックの関係か2015年・東京都により区画整理された模様。 だいぶ前から「取り壊し」の話しはでていたが、やっとですかね。

 

 山手線の新駅が品川~田町間にできるとか、泉岳寺あたりが有望視されているようだが「新駅」ができたら「提灯殺しのトンネル」も無くなっちゃうんだろうな。 あのバラック群は仕方ないにしても、再開発やら何やらで「昔の風景」がバタバタ無くなっていく。 おなじみ「立石」駅前も再開発の話でもめているみたいで「噂の東京マガジン」やらニュースやらで何回も取り上げられている。 

 

 立石が普通の街並みになっちゃあいけません、立石駅前に高層タワー2本はいりません、・・・と部外者が騒いではいけないか。 沖縄基地問題も反対派のほとんどが本土からの遠征プロ市民というのが実情であるが、同じ構図か? 酔っ払いの戯言(たわごと)とプロ左翼の空言・妄言を一緒にしちゃあ失礼だよな、税金払って(酒税・たばこ税)酔っ払った方々カネをもらって駄々こねている連中じゃあ品格の差が歴然・・・・・・・・・・・政治NG(長くなる)。     さてと、来週はまた「立石}だ!

 

 

 

 

 

 

 


下町カレーパン<花鳥風月>九拾七

2015-05-03 01:56:23 | 日記

 

 拙ブログ・前回<砂場本店>で 百回 になっていた、継続は力というが 迷惑 になりつつもある。

 

 オリンッピクの号外や陛下の傘寿祝いなどナンバリングを打たなかった回があり、回数表記とリンクしていないことは承知していたが。  まあいいや、このままいこう!

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 下町を彷徨い歩いている我々も飲み喰いだけではなく 「時節の綺麗な花」 でも愛でてみたい、神社仏閣など旧跡を巡り歴史にも触れてみたいとは思っています。  第3月曜が下町の日と決まっているために・・・・・見事に見頃をはずしている。

 

 「3月中旬・梅は散り桜はまだ先」   殺風景という言葉を可視化=画像にしてみました

 

 「4月中旬・桜は散り藤はまだ先」  今年の桜は散るのが早かった。

 

 今年の4月は20日が第3月だったので「八重桜」まで散りかけている。 桜とはいいながら「八重」はケバくて、キンピカ感が「中華街」に迷い込んだみたいで、どうも・・・。

 

  「4月中旬・ツツジはあるが魅力に欠ける」   ↓ これはミドリ サツキ かな ↓

      「つつじ}ねぇ、咲いてる期間も長く何処にでもあるから、根津神社は見事だけども。

 

 「5月中旬・藤は完全に散っている、菖蒲はもう少しお待ちください」

 

 東京の「」は亀戸天神が超有名で、参道脇に構える葛餅の老舗「船橋屋」の HP には藤の開花状況がほぼリアルタイムで毎日更新されている。 観光バスも止まり「エライ混雑」一度行って懲りた、以来ご遠慮申しあげている(今年は漢字を話す人々で大変だろうな)。

 なので4月下旬、友人宅の「藤」を愛でるのが吉例となっている(ただ集まって昔話をして飲んでるだけだが)。 この画像の「」は我家の鉢でひっそりと奥ゆかしく咲いていたものだが、友人宅の地面に移植したところ全ての環境が整ったのかここまで立派になった。 ご近所の方々もこの時期楽しみにされているみたいで誠に嬉しいかぎり。 香も良く、色も高貴でありますな。

 

  「6月中旬・菖蒲はほぼ終わりかけている

 駅から堀切菖蒲園に向かう小路、多分昔の川の跡「暗渠」だと思う。 両側のお家の「紫陽花」がまぁ綺麗なこと! 前を行く方々の進行がとても遅くゆっくりで、・・・・・・ 

 ここ「堀切菖蒲園」にいる方々の平均年齢は、ウゥ~ん どの位だろうか。 平日の真昼間こうしていられるのだから日本は幸せな国だなぁ、我々を含めて。 

   6月も 紫陽花 以外は見事にはずしている。  紫陽花は梅雨時の雨に似合いますね。

 

  家の周りにある「ツツジ」ではあるが、出かけるときに「アレッ!」と目に違和感を感じた。

 

  一輪だけ 白 × ピンク  がキッチリと半分ずつ直線で分かれている、何だこれ!

  ツツジは「白」だけではなくピンクや赤など色々植栽されているための「偶然の結果」であろうと思うが、こうも綺麗に半々になると面白いものです。

 

 こういう珍しい花が「摘まれることなく」残っているところに「日本の民度」を感じた次第です。