墨東 下町カレーパン < 旨い肴と 昼酒を >

 東京の下町を巡り、お値打ちのものを探し仲間と呑む。浅草だけが下町じゃない、もっとDEEPでもっと奥に。 そして電車も。

下町カレーパン<美味素麺>七拾六

2014-08-15 00:21:29 | 日記

 7月の第3月曜日は祭日「海の日」、巷では3連休の最終日。 6月からオヤジの楽園「立石」に行ってない、3連休最後の「栄寿司」は混んでることとネタの関係からいつもスルーしている。

    結果「三ノ輪の砂場」スタートになるわけで、我がレパートリーの少なさには定評がある。

           「犬の散歩」みたいなもんだ、いつも同じとこを回っている。

 

   

 三ノ輪の最初はいつもここ、やはり都電は見ておかないと。 都電荒川線の沿線にはたくさんの「バラ」が植えられています、地元の奥様方有志が各々小規模で始めたことらしいのですが、新聞などで取り上げられ広がっていったそうです。 今や都電百景として沿線住民だけではなく訪れる人たち(鉄っちゃん含む)の目を楽しませ、沿線にず~っとつながっています。

  平成9年10月14日 認定

 祭日にもかかわらず「撮り鉄」がいなかった、私だけだ。 平日の方が「鉄」は動くのかなぁ?

 

 祭日の午後1時、一番混む時間なので申し訳ないが「4名予約」させていただいた。 思ったとおり我われの席以外は全てお客さんがいて、大正解! まずは小さいビールから。

    

     指定席の、これまたいつも私が座る場所に「一通の書状」がある、なんだこれは?

 数日前、電話で予約をお願いした時に去年食べられなかった「素麺は出来ますか?」と伺ったところ、「すいません、今は忙しくて出来ないんです申し訳ありません」との事だった。 しょうがないと諦め、皆にもその旨を伝えた。    <弐拾四>でも書いたが美味しいんだ、これが。

 

 皆と喋りながらビールを飲みながら書状を開けてみると「本日、素麺を2人前用意いたしました。 砂場店主」と書いてある。 とてもヘタな字ではあるが内容はすこぶるイイ、すぐに皆に見せる。 うまいな、このやりかた。 女を騙す詐欺師のテクだな、もしくは断ったことをこの店で一番偉いオカミサンに怒られたのかな。 満席でもあり周りに解らぬよう書状をかかげ「コレお願い」で即注文。

          語り継がれる話題をひとつ提供してくれた、そして旨かったぁ。 

 

           いい電車が来たぞ! 旗日=祭日、日の丸がいいね!

 

 レトロ車両の中はこんな感じ、とてもキレイなフランスの女性がカップルで乗ってきました(画像処理しています)。 絵になるなこの2人、都電のイメージCMにも使えそうだ。

 

 三ノ輪橋を出て数駅でだんだん混んできた。 仏人カップル、お年寄りに席を譲ろうとしたがやんわり辞退され、更に混んできたとこで再度違うお年寄りに声をかけ席を譲った。 2人ともいい笑顔でつり革につかまっている、旅行会社かツアコンの入れ知恵かと思うのは下種のかんぐりかな。

   2人に「Have a Nice Day !」と 心の中 でつぶやき、王子駅前駅でオジサン達たち下車。

 

          まだどうにか4時前、飛鳥山公園に登る「アスカルゴ」も動いている。

   

      キレイな花が迎えてくれた、酔い覚ましを兼ねた「公園散策」いいとこだな。 

  進んで行くと

   遊具などがある広場の片隅に SL や 昔の都電 が静態保存されている、懐かしい!

  

 

       

         王子から最近お気に入りの「十条」へ、祭日に「斎藤酒場」やってるかなぁ?

     斎藤酒場は休み、気になっていた レトロなウインド が目立つ「天勝」へ初めて入ることに。

 祭日の5時ころ、店内は我われが入って満席になった。 全員もれなく飲んでいる、みな近隣の方々のようで新参者はやや浮いた感がある。 まずはビールをいただき、何故か店内にもあるサンプルケースを見てツマミを注文した。 焼酎ウーロン割を2杯飲んだところで結構効いてきた、ここ濃いな、かなり。

          チェーン店で出すウーロン杯に比べ2倍以上濃いな、確実に。

  誰かが帰ると新しいお客さんが入りず~っと満席、アットホームな昭和の雰囲気でいいなココ。 昼酒に加えての「濃い」焼酎、7時にして酔った感がある。 何杯飲んだのかも分からない、いいことだ。

           ここから新宿は近いし電車も空いている、「十条」また来よう! 

 

 

 


下町カレーパン<旅最終日>七拾伍

2014-08-05 01:34:01 | 旅行

 <七拾参>で書いたとおりデジカメのバッテリーダウンで3日目の画像はありません、今回の画像は以前に撮ったものです。 文章と画像の合わないとこが多々ありますがご容赦を!

 

         小倉旅最終日は ど快晴、シティバイクでの「市場巡り」には暑すぎるくらい。 

 珍しく朝食の時間に間に合い、10時前にホテルを出て駅ロッカーに荷物を預ける。 さてと、旦過市場の小倉蒲鉾でお土産を予約し、黄金市場経由で「到津市場」を目指そう。

   

        2年前の「ケンミンショー」で話題になり、大ブレークしたカナッペ。

 

 以来、小倉土産の定番になった。 玉ネギの甘さの中にピリ辛の胡椒がきいて、酒のツマミにすこぶるよろしい。 今回はカナッペ6個&その他を予約し、北九州市場巡りに向かう。

  お弁当をこちらで調達 by こがね市場

   お昼前でも結構な賑わい、活気があるな「黄金商店街&市場」、旦過に負けていない

 「カナッペ」裏話 : 黄金市場内にも小倉蒲鉾のご親戚が営まれているお店があり、同じ品を「パン巻き」と称して販売されているようです。 突然「カナッペ」にライトが当たり、起こらなくてもいいあんな事やこんな事があるやに伺っています。 売れたら売れたで大変ですね。

 

   最終日の行動予定 : ① 旦過市場    ② 黄金市場

 ③ 到津市場(いとうづ)  小倉北区下到津 4-11-6

 ④ 筑豊商店街:八幡東区茶屋町1-7 ⑤ 昭和市場:八幡東区昭和1丁目

 ⑥ 枝光本町商店街;八幡東区枝光本町5-12  

 ⑦ 八幡 祇園町銀店街(去年に続き再訪)

 

 ③ 到津(いとうづ)市場  小倉中心部からさほど離れておらず、住宅街に忽然と現れる木造アーケードで覆われた昭和チックなレトロ市場。 シャッター率は高いが、数点の魚屋さん・果物屋さんが店を開けていた。    (下の画像は旦過市場です)

   

 

 ④ 筑豊商店街 こちらも住宅街の中にある結構規模の大きな商店街、活気もあります。 鉄道の駅から結構離れていて近辺に競合する商業施設があまりないからかな。 レトロ感もふんだんにあり、次回カメラを持って再訪したい場所です。  

 ⑤ 昭和市場  壊滅、でもゴミが散乱していないのはさすがです、日本人。

   

 

 ⑥ 枝光本町商店街  スペースワールドの裏側にある商店街、曲がりくねった木造アーケードの中央商店街や市場が混在し活気もありました。 中心地からの距離感が活気の理由?

 ⑦ 祇園町銀天街  八幡のレトロアーケード商店街、去年<伍拾弐>に続き再訪です。

  

 空き店舗を利用した「休憩所」もあったが黄金市場で買ったものをここで食してはいけない。

 近くにキレイな公園があった、そこで休憩がてら「お弁当」をいただこう。 火曜日の午後2時前、公園もすいている。 冷たいお茶をまず一杯、外で食べると3倍美味しいですね

  今日は太陽がヤンチャで、手の甲が日焼してしまった。 電動自転車&オジサン 日差しに弱い

 

   3時前に小倉に戻ってきた、最終日の宴会は5時から。  そうだ「門司」に行こう!!

      幹線ではなく海側の道で、30分弱で着くはずだ。 景色もいいだろう。

   

        2012年秋、門司駅前から南側の画像。 すぐに山が迫っています。

   

         駅北側(海側)にはレンガ造りのサッポロビール工場跡が残っています。

 思ったとおり海沿いの道は景色が良く、すこぶる気持ちよい。 が、日差しを避けるものがなくオジサンきつい、日陰を求めつつ対岸の下関を眺めつつ門司を目指す。 駅北側(海側)の赤レンガ街は一昨年来ている、ビールも飲んだ。 ここはスルーして駅南側の門司中心街に移動。

  ⑧ 柳市場  ⑨ 朝日市場  ⑩ 大里中央市場  ビルインタイプの市場だったり ⑨⑩は壊滅していたりで見ごたえのある市場はなかった。  食品スーパー「丸和:まるわ」などが集まっている中心部に移動、スーパーの近くに魚屋さんや八百屋さんが集まって市場の体をなしている所がある。 どこも活きのいい魚を羨ましいお値段で扱っている、いいなぁ。

 

 今日の宴会は5時から、遅れてはいけない。 海沿いの公園で休憩したりしながら調整し定時5分前に到着、最終便まで九州の旨い魚と焼酎を堪能しよう。

  ちかえ

    旅の最後は派手な「生簀」で有名な 稚加栄:ちかえ、去年もこちらでご馳走になった。

 料理だけでなく仲居さんも元気にハネ回り、見ていて気持ちがいいし酒も進む。 時間一杯小倉の味を楽しみ空港バスで帰路に。 バス・機内ともにほとんど眠っていて効率のいい移動だった。

 

 今回のブログ、長いだけで画像が無く記憶も曖昧で申し訳ありません。 私個人の旅記録として掲載しました、なにせ昨日のお昼ご飯がすぐに思い出せないものですから。