墨東 下町カレーパン < 旨い肴と 昼酒を >

 東京の下町を巡り、お値打ちのものを探し仲間と呑む。浅草だけが下町じゃない、もっとDEEPでもっと奥に。 そして電車も。

下町カレーパン<新宿秋祭>七拾九

2014-09-29 00:11:13 | 日記

 9月20日・21日は 新宿熊野神社 のお祭り。 この神社の縄張は結構広く、西新宿一丁目から六丁目と新宿三丁目の半分ほどを広域にカバーしている。 21日は天気もよく仕事を早めに切り上げた。

 熊野神社

 

 

 と、 その前にはずせないとこがある。 それを済ませてからお祭りを見に行こう。

 

 彼 岸 花

 そう、世間ではお彼岸でもあります。 我が家のお寺さんは杉並区南高円寺にある、絶好の「自転車日和」一人だしのんびりと行くか。 お寺さんは稼ぎ時、受付までこさえ 手薬煉 をひいている。

 

 やむなく回向料を差し出した・・・ぁぁ         手桶に「井戸水」を汲み ご挨拶に。

 行き違いで誰かが来ていたよう、綺麗に掃き清められ「手向けの香」はまだ煙をあげていた。

 

  寄り道をしながら戻ってきた、さてとお祭だ。 散歩がてら近所(西新宿4丁目~6丁目)を。

  

    6丁目  谷中睦           6丁目  元淀睦          6丁目  宮本睦

  

   5丁目  欅橋睦             4丁目  宮元睦         4丁目 西新宿睦  

   

       5丁目  柳橋睦                   各睦の大人神輿が動き出した

   十二社(じゅうにそう)通り 封鎖!!

  午後5時頃だんだん神輿が集まってくる、6時までには10基ほどが出そろい結構賑やかです。

 

         < 西 新 宿 : 再 開 発 と お 祭 り >

 西新宿6丁目は再開発でタワーマンションがあちこちにでき、新住民も増え若返った感がある。 小さなお子達が若いお母さんと山車を引き、子供神輿に興じている、いいことだ。

         女性陣がかつぐ小ぶりの神輿には外国の方も仲間入りし楽しそうに出ていった。

  

  西新宿5丁目

   6丁目から十二社通りを挟んだ反対側の 5丁目はただ今再開発真っ最中!

  工事現場

 向かい側に見えるビル郡が「西新宿6丁目」。 再開発手付かずの5丁目ではあったが、数年前「三菱地所」を中心に工事が始まった。 「西新宿をホームタウンに!」とのコンセプトで都内(国内?)一番の 高さ60階 のマンションを建設中だそうだ。 我が家からの「富士山」はこれにより完全に遮断されるがやむをえませんな。

 

   

             5丁目工事現場の一画に作られた「欅橋睦神酒所」 

 神酒所の入り口に、場にそぐわない雰囲気の黒服でいかついのが一人立っている。 中を覗くと地元の旦那衆と話しをしている「なんか見た顔」の人と目があい、先方から会釈された。 そうだぁ!!あの詐欺政党 民◎党の党首だ、どこか自信なさげのオドオドした顔つきは間違いなく彼だ。 いかつい黒服は SP だったのか、ここは彼の選挙区でもあった。 沈み行く船のリーダーも大変だ!

 

 すっかり暗くなった7時前、神輿が集結した。 これからまたひと担ぎ・・・明日は仕事ですよ皆さん


下町カレーパン<祭日立石>七拾八

2014-09-20 01:42:53 | 日記

   今年の夏は比較的「楽」だった、8月の後半から暑さも和らぎ9月の残暑もたいしたこたぁない。 

             ただ「雨」はひどかったですね、東京も9月は雨ばっかし。 

    天気もようやく落ち着いてきた9月15日(第3月曜・敬老の日)、恒例の下町ツアーだ!

 

     久しぶりの立石である、前日からウキウキ。 やっぱいいなここ、この雰囲気!

 

     駅の階段を降りて振り返った風景、なんかいいんだよねぇ。 なんだろうか?

   

  前々回<七拾六>でも書いたが、3連休最終日は栄寿司のネタや混雑の関係で行かないようにしていた。 が、食べたいという欲求が勝り「貝の種類が少なくてもいい」「多少の行列は我慢しよう」という妥協に妥協を重ね  立石の公園  4名様ご一行   13時集合。

 

    仲見世商店街の入り口に古くからある「お惣菜屋さん」、沢庵が美味しそうでしょ。

  あらま、行列?

 とりあえず並ぶか・・といっても 素直には並ばない 我々一行、微妙な間隔を空けて最後尾に。

 「並んでまで食べない」という江戸っ子魂?が創った間隔、並ぶことを自然に身体が拒否をしている。

  15名ほど待っている!!!!

  数分たったころ行列の案内をするオカミサンが出てきて「もうネタが少なくなってます」と言っている。

     さてどうするか、とりあえず界隈を偵察してこよう「なんとかなる」! ただ今 ノープラン

  

     有名なもつ焼き「うちだ」お休み            栄寿司お隣の「ミツワ」もお休み

 

 さて、どうするか。 「大丈夫!なぜならここは立石だから」、アーケード入口左のお惣菜屋さんの隣に「赤提灯」が見えるでしょ、その数軒先にもやっている店が3軒ある。 

 打ち合わせの結果「他に飲みに行こう」行列には約5分並んだ。 お寿司を諦め酒に変更、栄寿司のオヤジさんに挨拶だけして徒歩30秒、アーケード内の中華居酒屋に移動する。 テーブル4卓の狭いお店には先客が2組いて既に出来上がっている、その為やや賑やかだがまずは紹興酒ボトルを1本。

     餃子がスゴク旨かったけど「店名」は忘れた、1時間チョイお邪魔し次に向かう。

   

            祭日のスカイスリー、混んでる。 近づかないようにしよう。

     水陸両用のバス=スカイダックは本日満席だそうだ、平日はいつもガラガラですよ!  

   

 押上商店街「椿商店」ここで以前紹介した液ダレしない「江戸前醤油注し」を売っている。

  全部で5個お買い求め、この用事もあり祭日の立石を決行した。 皆さんゴメン!

    

 

  アサヒビールの下にある「23番地カフェ」まで歩いてきた、ここで一服。 屋外テーブルが1つ空いていて確保し、周りから椅子を調達し陣地設営。 いつものエキストラコールドを買ってテーブルに戻ると、ほどなく仲間がワインのボトルを1本さげてきた、いいじゃないか、また飲もう。 世間様も休みだし、いつもよりは飲みやすい環境だ。 コロッケ、ピクルス、デイップで小1時間、さて隅田川を渡るか。

 

    本日の最後は新宿西口、ハルク裏の静かな居酒屋「十徳」でゆっくりと飲みました。

 

 

 


下町カレーパン<拾伍代目>七拾七

2014-09-05 00:34:07 | 日記

   今年8月の天気は滅茶苦茶だった、やたら暑かったり雨が続いたり急に寒くなったり・・・。

     下北や新宿で飲むことが多く、久し振りにゴールデン街にも足を踏み入れたりもした。 

  お盆休み(13日~15日)初日、あまりの暑さに「立石」はご遠慮し3ヶ月連続の 三ノ輪@砂場

  

           お盆休みで都内が空いている、帰省って疲れるだろうなぁ~。

  

 巨大お惣菜屋さんの「とりふじ」はやっている。 今日も「十条@斎藤酒場」が〆なので、あの「鰻弁当」を買う予定。 ちょうどここに国産鰻の「きも焼き」があったので即2本購入。

  

   消費税が上がって、餃子10個300円だったのが8個300円に。 おいしいから許せる。

 

  いつものように商店街をフラフラし、13日13時 いつもの蕎麦屋「砂場」に到着。

 お昼で混雑する店内、いつもの席だけが空いていた、大正解。 いつもの小さいビールから。

 天せいろの「天」をかき揚げにしてもらい、焼き海苔と黒松剣菱でゆったりとした時間も味あう。

  砂場総本家

 今日はお嬢さん(綺麗)がお昼のお手伝いに来ていて、小さな息子さんも脇にくっついている。 お客さんが帰ると見よう見まねで「ありがとございましたぁ」と言ってテーブルを拭きにいく、面白いな。

 「この子は何代目?」と気軽に聞くと、「十五代です」とのお答え。 我々ビックリ、すごいなぁ、さすが老舗だけのことはある。 おいしく食べ 楽しく飲み ほどよく酔った、さて次に向かうか。

 

 再度商店街をウロウロしながら八百屋の前でアレコレ話していると、小さな子がやってきて砂場に忘れたハンカチを持ってきてくれた。 オジサン嬉しくて「500円」を小さな手に握らせ、アリガトと一言。 可愛い子だな。 後で考えたのだが、500円ではなく八百屋の前だったので「カットスイカ」でも持たせ100円をお駄賃とするのが正解だったな年齢的に、まっいいか。

  15代目、君が打つお蕎麦を食べられるかなぁ。 いやいや当面の目標はオリンピックだ!

 

  

            都電三ノ輪橋から王子、京浜東北で東十条。 近すぎる!

  

     まだ酔っている、東十条の商店街でも散策するか。 パチ屋目立ちすぎ!

  

     賑やかというかケバケバで落ち着かないな、品がない。 目がチカチカする。

 

  

     東十条は早々に退散し、いつもの十条に。  ここが落ち着いて感じてしまう。

   

        「10円鳥ボール」で有名な行列お惣菜店「鳥大」、今日からお休み!

 

  十条駅前の路地を入ると・・・・

     本日の〆、斎藤酒場。 激シブの昭和3年創業、東京を代表する名居酒屋だそうだ。

 一歩入ると昭和の佇まい、いい雰囲気で 落ち着いたザワメキ が店内を覆っている。 決して静かというわけではないのだが普通のトーンの声で 話が十分聞こえる、大声だして騒いでいる輩はいない。 そういう奴は入れないし来ない、いいことだ。 いい店には いい客が集まる ってことか?

 

  

  いつもの定番 酎ハイ・ポテサラ・串揚げ の3点セット、各々200円台(正確な数字は??)すこぶる安い。 旨いか?と聞かれると・・・だが、落ち着いた正直な味だ。

 その他のつまみも似たような価格帯、接客も常連・新規に分け隔てなくとても感じがいい。 どこぞの居酒屋(森下)のように鬼のようなオバハンが自分が偉いかのように振舞うのとは訳が違う。 雰囲気・価格・接客:共に素晴らしい、飲んでいてこの店が長く続きいつも満員なのが良く解る。 

            新宿から10分ほど、ここだけの為に十条に来てもいいな!