愛煙家の多事総論

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郵政事業が民営化されたわけだが・・・

2007-10-02 18:50:18 | 国内情勢
10月1日から、いよいよ小泉首相の悲願、アメリカの念願である優勢民営化がスタートしたわけだが、民営化による弊害が既にあちらこちらで起きている。つーか、俺の祖母の家の近くの簡易郵便局が、既に「一時閉鎖」状態(長野県北部)。先行きが不安だ。

民営郵政初日に簡易局68局を一斉閉鎖、公社発足以降最多

全国で簡易郵便局の閉鎖が相次いでいる問題で、郵政3事業が民営化された1日、長野県や北海道など16道県の68局が一斉に閉鎖された。

 日本郵政公社から業務を委託されていた個人や農協などが民営化を機に受託を打ち切ったためで、一度に閉鎖された局数としては、2003年4月の郵政公社の発足以降で最多という。郵便窓口業務を担当する郵便局会社は「新たな委託先を探している」とするが、再開が難航する簡易局も多そうだ。

 郵便局会社によると、閉鎖されたのは長野県で19局、北海道で16局、鹿児島県で6局、三重県で5局、愛知、福岡、岐阜県で各3局など。1日現在の簡易局4299のうち、「一時閉鎖」は417局となり、8月末現在の310局から107局増えた。



をいをい。これってヤヴァイんでないですかい?
つか、長野県閉鎖しすぎじゃねーか。北海道より多いってどーゆーこっちゃ(いや、別に北海道を田舎といっているわけじゃないんですが、それでもやっぱり長野より田舎っぽいと言うか・・・)。

結局民間企業ってのは、採算の合わない部署をどしどし閉鎖することで、採算の合う部署に金を回し、利益拡大を目指すのが最終目標となる。
JRだって、採算の合わない路線を閉鎖しているし、各バス会社だって採算の合わない路線は閉鎖している。

郵便局もそれと同じことで、この先どんどん閉鎖していくのだろう。

いやぁ、美しい国だなぁ。
過疎化の進む地方の人間には、電車もバスも郵便も使えないなんて。

福田さんの提唱する

「改革の残滓の救済」「格差の解消」

が、こういった格差を少しでも和らげることが出来るかどうか、それが福田内閣の主眼の一つになるだろう。



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