全力で応援した、負けた

今日未明に行われた３大陸トーナメント、日本対スイス戦。４カ国が参加するくせに２カ国としか対戦しない、延長ないのにＰＫ戦がある、親善試合なんだかタイトルマッチなんだか良く分からん、と良く分からん大会だが、まあユーロ２００８を控えたスイスとオーストリアの都合で開かれた大会だから、こんなもんだろう。試合の結果は、日本が４－３で逆転勝ち。六本木のドイツバーでスイスを全力で応援していた俺は、全力で気落ちした。

日本、強豪スイスに４－３で勝利！　ロスタイムに矢野が決勝ゴール

リスクをめぐる心理戦




スイス・・・負けちまった・・・。

いやまあ、ね。そりゃ日本人だから、日本が勝つのは嬉しいさ。でもスイスにも数年住んでいたし、親しい友人も多い、いわゆる「第２の故郷」的な位置づけだから、やっぱり悲しいなぁ・・・。

それと、腹が立つのが日本のメディアなんかが

「日本、まさかの苦戦」

だの

「日本、スイスを圧倒」

だのといった記事はなんじゃらほい。
スイスは日本と同程度以上の実力は持ってるっツーの！スイスバカにするのもいい加減にしろっつーの！

まあ、それはとりあえず置いといて・・・。


昨日の試合、ＰＫが３回も出たのにカードが一枚も出ない試合だった。
まあ、ＰＫが出たからカードも出る、ってわけじゃないけれど、何となく「親善試合」の優しさを感じた。

前半こそスイスに押されまくり、いきなり２点も献上した日本だが、徐々に徐々に態勢を立て直し、後半に入ってからは圧倒するようになった。

また俊輔が言うように、欧州のチームは前半飛ばして後半息切れすることが良くある。スイスも実際前半に比べてパフォーマンスが落ちたし、日本はその逆にパフォーマンスを上げ、結局同点、そして勝ち越し弾を決めていった。

３－２の場面からスイスに一点決められ同点にされたが、交代して入った矢野が代表初ゴールをロスタイムに決めて、見事逆転勝利。

日本代表らしくない乱打戦を制した、欧州の中堅国に競り勝った、２点ビハインドからの逆転勝利、それらは全て今度の日本代表の良き自信となるだろう。


それにしてもスイス・・・勝って欲しかったなぁ・・・。