新しい世界の七不思議

このたび新しい世界の七不思議が決まった。日本から選出されていた清水寺は落選してしまったが、まあ面子からすれば当然だったかもしれない。

中国・万里の長城などを選出 新七不思議、清水寺は落選

【ジュネーブ８日共同】スイスの財団「新・世界七不思議財団」が８日、２０００年以上前から知られている「世界の七不思議」に代わる「新・世界の七不思議」として中国・万里の長城、インドのタージマハルといった歴史的建造物などを選出。日本から唯一、最終選考に残っていた京都の清水寺は入選を果たせなかった。インターネットを通じて世界中から投票を募り、寄せられた約１億票の中から選んだ。

「新世界七不思議」が決定、清水寺は惜しくも選出されず

THE NEW 7 WONDERS OF THE WORLD


インドのタージ・マハル、ローマのコロッセオ、中国の万里の長城、ペルーのマチュピチュ遺跡、ブラジルの巨大キリスト像、ヨルダンのぺトラ遺跡、メキシコのチェチェンイツァピラミッド・・・。


いや、名だたる面子で・・・・こら清水寺も負けるわな。

それに、メキシコやヨルダン、ペルーが国家予算を投入してまでPR合戦をしていたのに対して、日本政府はびた一文出さずなんのサポートもしてこなかったのも響いただろう。

確かに、一財団が勝手に決めた世界の新七不思議かもしれないが、世界中から１億人の人間が投票しているのだから、もう「一財団」のレベルではない。日本政府はそこらへんがわかってないんだよなぁ・・・。
メキシコなんかは強かなもんで、早くも「世界の新七仕儀を訪れませんか？」と観光PRを打っている。


元々建築物保護を訴えて行われたこの企画だが、思った以上にヒートアップしたみたいだ。

それにしても、タージ・マハル、万里の長城、キリスト像のどこらへんが「不思議」なのだろう？