夜、ふとこの数日の“奇妙な符合”のことを振り返る。
母が再入院の前日にぽつりと、病院に行きたくないなあ、と呟いた。
まあ、その時はまだねえ、こんなことになるとは知る由もなく。
己と長姉は、病気を治すためなんだからちゃんと治療を受けようよ、と返したのだが・・・。
その時は単に、12日のネタにしただけのことだが。
再入院当日午前に、野幌の親類宅へ入院申込書の保証人欄の署名をもらいに行った際。
親類の柴犬が、ほんと、己に異様にしおらしかったんだよなあ。
治療当日、多忙で昼間は滅多に電話をよこさない根津の次甥が、珍しく昼間に電話を掛けてきた。
同じく多忙で昼間は滅多に電話をよこさない真駒内の次甥も、昼間に掛けてきたなあ。
これは後から野幌の親類が、ぽそっと語ったのだが。
事が起きて深夜、母がCCUで処置されている真っ最中の頃。
親類宅で同時刻頃、外から台所横のドア窓を叩くような音がして。
こんな夜遅くに誰だ?、と訝しげに親類が窓越しに外を覗くと、これが誰もいなかった。
・・・唯物論者には、こんなの単なる偶然に過ぎぬ、などと一笑に付されるだろうけど。
己はこれら一連の事、やはり“虫の知らせ”だったのか?と、思わずにいられないんだよなあ。

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