北辺廃徊零細網日常雑記(goo引越版)

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美唄・三笠廃墟行2012(続)

2012-11-16 18:14:00 | 日記・廃墟と産業遺産

東明を過ぎると途端に、人家は疎らとなる。

石炭産業の残滓、盤の沢の露天掘り鉱は、やや活況な感じだった。
昨年の国難のアレで、石炭の需要が高まっているからねえ。

我路地区に入る。

路肩に車を停め、旧我路駅跡のホームの痕跡などを怪しく“廃徊”。
人家はまばら。崩れゆく廃屋群がかなり目に付く。うーむ・・・。yellow4

そんな中、多分、今現在ここにある唯一の「店」かな?。


焼き鳥店の看板を目にし、思わずデジカメでパチリ。

折角なので、今回初めて「岡田春夫氏生家」も探訪。


こじんまりとした和洋折衷の、ややモダンな木造家屋。
流石に状態良く保存されているねえ。

・・・早い時期に探訪しておいても良かったのだが。
何せここは、旧社会党衆議院議員であった御方の生家。
己の旗の色とは全く相容れぬ故、ずっとスルーしていたんだけどね~。

ま、ここは純粋に歴史的建造物探訪趣味の一環ってことで、割り切って。
探訪しちゃった次第さ。yellow5

次のポイントに向かわねば!。



美唄・三笠廃墟行2012(続)

2012-11-16 18:12:00 | 日記・廃墟と産業遺産

旧常盤台駅跡にして旧美唄炭鉱跡たる、現「炭坑メモリアル森林公園」に着く。

うーん、無人。広大な原野に己が一人か。yellow20

なので念の為、腰のシザーバッグに熊除け鈴をば付けて。
デジカメ片手に公園内を“廃徊”する。

毎度お馴染みの物件ではあるが。
まずは、立て坑巻き揚げ櫓をパチリ。


開閉所の建物もパチリ。


その傍らに、炭鉱の歴史を説明する看板が立てられている。
炭鉱が現役時代だった頃の写真も添えられているな。
デジカメで転写してみた。


広大な敷地に、巨大な施設群が建っていたんだねえ。
ふーむ、山の向こうにも建物がびっしり建っていたのか。

すっかりの野に還った今の光景からは、全く想像出来ないなあ・・・。

無人の地で熊鈴を鳴らしながら、公園の奥に残る坑口跡を探訪。


半分水没した坑口跡の手前には、枯れた笹の葉がびっしり。
うーむ、無常だねえ。

戻り際、山腹に貼り付くように残る、原炭ポケットをパチリ。


巨大なオブジェと化しているなあ・・・。

ぼちぼち時間は午後1時を回った。人里に戻らねば。


美唄・三笠廃墟行2012(続)

2012-11-16 18:10:00 | 日記・廃墟と産業遺産

一旦市街地に出て、南美唄方面へ車を走らせる。

で、今回の一番の目的地と定めた、三井美唄幼稚園へ向かう。

9月4日の讀賣北海道欄に、この幼稚園の名称から三井の名が消える
という記事が掲載され、これは観に行かねば!、と思っていたもので。

幼稚園に着き、門前から様子を伺うと。
あれ?、何か閑散としている。中には誰もいない様子。

と、管理人らしき方の姿を認め、声を掛けて事情を話すと。
快く撮影の許可を頂いた(安堵)。

因みに閑散としていた訳は。
幼稚園自体が近くにある保育園の施設と統合されて、既に閉園したとの
説明。そうか、もう閉めちゃったんだ。

で、許可を貰ったのでデジカメでパチリ。


数少ない「三井美唄」の記憶がまた一つ、過去のものとなのるか(感慨)。

時間ももう午後2時近いな。急がねば。

車に戻り、一路三笠へ・・・と、おっと忘れていた。


これも毎度お馴染みではある物件だが。
かつて映画館だった、旧三井美唄互楽館の建物をパチリ。
今も倉庫として健在の様子で何より。

さて改めて、三笠方面に向かうぞ!。



美唄・三笠廃墟行2012(続)

2012-11-16 18:09:00 | 日記・廃墟と産業遺産

南美唄から一路、三笠市を目指す。

国道12号線に出るのも癪なので、専大経由の裏道をひた走り。
ナビの指し示すルートを辿れば。

おおぉ、国道に出ずに、三笠市に出たぞ。
あ、しかも「空知集治監典獄レンガ煙突」の所だ。
毎度お馴染みだが、撮っておこう。


時間も無いので急ぎ、幾春別方面へと向かう。

弥生地区に入り、これもお馴染みではあるが。
旧住友奔別炭鉱弥生抗跡を探訪し、パチリ。


うーむ、このコンクリートの風化具合。まるで古代遺跡だよなあ。

次は三笠のランドマークたる旧住友奔別炭鉱立て坑櫓を拝まねば!。
と、車を走らせ弥生の街区から出ようとした時。

どえらいモノを目撃。yellow7

思わず車を停め、デジカメで撮る。


これはまた凄まじい限りで・・・(茫然)。
元は2階建ての商店だった建物か?。いやはや“大倒壊”状態だよ。yellow7

今年1~2月の岩見沢周辺の大雪で倒壊したのかなあ?。
かなり危険な状態の様子。早く解体した方が良いと思うのだが。
とは言え家屋は個人の所有だしねえ。勝手に解体出来ないのが辛いところか。

しかし建物ってのは、空き家になってしまうとホント、脆くなってしまうもので。

何だかなあ・・・。yellow20

おっと、先を急がなくては。