おらっちの炙り焼き ~膳~

世の中を 斬ろうと思って 返り討ち・・・そんな人生 笑ってちょうだい!

歌とは・・・

2011-03-27 22:24:36 | on the Web
 昨夜のTBSの情報番組で、ビートたけしさんが言った一言。


 「(震災に便乗してか)知らない歌手が、知らない歌を、延々と歌っている・・・」


 「音楽を演奏する者」というのは、「人間の喜怒哀楽や悲喜交々を言葉とメロディに乗せて世の中に発信する者」と常にイコールなのだろうか?と考えさせられた。

 ミュージシャンの誰もがみんな、「自分の歌で少しでも救われる人がいるのならば・・・」と、深い愛情と慈愛を持って歌っている(と信じたい)。同時に、放射線が漏れている現場で命を張って復旧作業に追われている人々、瓦礫の撤去作業を進めている人々、ボランティアの人々に畏敬の念を抱き、何もできない自分にやきもきした時間を過ごしたに違いない(と信じたい)。

 基本的には、その活動には共感できる。その思いにも共感できる。


 ただやはり“時期尚早”な気がしてならない。


 今じゃない。


 まだ立ち上がるときじゃない。


 まだ心を癒すべき時じゃない。


 今は生きるのに精一杯だし、行方不明者の捜索にも時間がかかっている。




 阪神大震災の時の泉谷しげるさんのように、「売名行為だよ!」と宣言しつつ「でも、こうしなきゃ募金が集まらねぇんだよ!」と、あくまでも募金活動を促す活動を今はして欲しいと切に願う。


 歌わなくても、メッセージで応援することだって十分にできる。





 「U2」ボノさん、マッカートニーさんが支援メッセージ(朝日新聞) - goo ニュース





 歌を聴いて(ほんの少しでも)心が癒えるのは、もう少し先だと思う。
 
 歌を歌って心を癒すのは、もう少し先だと思う。




 Mizuki Ashida




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