台湾食材 BETHESDA KASHIWA

美味しい台湾食材をはじめ何だかんだ日々のこと書き綴ります。
クリスチャンファミリー

【午前三時、真夜中の温泉】

2017-08-19 01:07:28 | 祈り

【午前三時、真夜中の温泉】

一際静か(ひときわしずか)な この施設に
雨音だけが響いている
寝苦しい暑さは 雨の鼓動に冷やされて
私は だんだん だんだん 眠くなり
眠りの世界に落ちて行く

そしてAM3時
山の気温の涼しさに 目覚めさせられて
ゾク ゾク ゾク
温泉(混浴)で温まろうと
施設の中に離れて存在する
温泉に歩いて出かけて行ったのである。

温泉の電気が点灯していないのは 
人の入っていないしるし
サンダルを足に引っ掛け水溜まりを避けて
進む  雨は 浴衣を湿らせる

温泉の引き戸に手をかけて開けると
そこには緑に見える渇いた傘が左のはじに
一本 段差をまたいで立てかけられてあった

どうみても真っ暗なお風呂場・・・
これは(傘)は だれかの忘れ物かなぁ? と
勝手に解釈して 手探りで入口の明かりを
灯す
そして 中を見て暗いのを確認して
大丈夫と 
今度は 中の引き戸を恐る恐る 少し開いた
(きっと誰もいないと思いながら・・・)

奥に置かれたベンチ椅子に 積まれるように
モッコリ衣類でも覆っているのか?
白く山になった浴衣が目に映った
(私は メガネをかけずに行った)

その先の暗闇の中モゾモゾと人の
忍ぶ音だけが聞こえる
ゾク ゾク ゾク

私は 盲人の女性でも入っていたのかも? と
自分に勝手に解釈つけて その場を慌てて
離れたのである

その後 AM4時 温泉に行くと
今度は 電気がついていた

更に AM6時に行くと
やっと湯船に浸かることが出来たのである

AM3時 暗闇の中で動いたのは??
地元の人かなぁぁと その朝 友人と
話していると 友人は「幽霊じゃない」と
シャレにならない冗談を言う
ゾク ゾク ゾク
(友人いわく そのお風呂では一人で入浴して
いると 時々女性の声のような音が聞こえると
いう)

そんなこんな していると 
お掃除のおばさんが来た

その話をすると

軽い口調で
「幽霊じゃない」
「出たんじゃない」
「優しい人には出るからねー」 
「この時期、お盆シーズンになると出るんですょ」
「「祈って下さい」って出るんですょ」
だって
勘弁してょ おばちゃゃゃゃん

冬は厳寒 厳しい寒さに あの(熱い)風呂だから
2人 3人は亡くなっているからね〜〜〜
だって

ゾク ゾク ゾク
そんな怪談話モドキで朝食を済ましたのである
2017年8月 涼しくなれましたかぁ!!

たぶん 目の見えない人か!
たぶん 電気のスイッチの位置がわからなかったのか!
と 自分に言い聞かせて 帰ってきました

友人は「お祓いしたらぁ」だって
おい おい おい そうじゃないって
ぜったい ないって

そうして施設を後にする クリスチャンです

何もしなければ
負の遺産として残さなければ
この場所も消えてしまう
残された高齢の患者さんがいなくなれば
この場所は消えてしまう
なにもかも 闇の奥に忍ぶ音のように
モゾモゾと・・・
この時期 現れるそんな霊は
「なにか行動を起こさないと」
「なにかしないと・・・」
もしかしたら
そんな近未来に嘆き(なげき)を持って
現れる そんな霊なのかもしれないと
思う話しでした・・・・
そんなことを思いつつ
車中にて

アレルヤ エーメン
[ボイスプログ]純福音愛隣キリスト教会
「狭い門から入りなさい」「ルカ13章22-30節」
http://bethesda.at.webry.info/201708/article_3.html

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