あおい先生!!!
どうして、そんなに面会交流のやり方に、
コマコマ、ぴりぴり、気を使っているの???
面会交流は、
六法に書かれていない、
ホスピタリティと細やかさが必要な世界だからです
父母が別居中で、まだ離婚をしていなくて、
親権や監護権を争っているような、
渦中の中でも面会交流を行うことだってあります
事情があって、
母と父の間で直接やり取りができないことも多いです
場所をどうするか1つとっても、
・お子様のご年齢や人数
・自宅はありなのか、他者の目がある外がいいのか
・屋外がいいのか屋内がいいのか
(※父母の連絡ができない場合には、急な変更に対応できない)
・食事・買い物をする施設があるか
(※お子さんがおやつ・おもちゃをねだる可能性にどう対応するか)
・現地集合・現地解散にするのか
(※お子さんを非監護親の車に乗せることが不安な方が多い)
・自宅前集合・自宅前解散にするのか
(※自宅を教えていない場合もある)
・有料の施設なら入場料は誰負担か
・男性でも使えるオムツ変え施設があるか 等
考えることがたくさんあるのです
経験からのオススメは、
やはり天候に左右されない屋内施設で、
こども用トイレ・オムツ変えコーナーがあり、
食べ物のコーナーは近くにはなく、
出入口が1つになっているパーク的な場所です。
これ以外にも、
時間はどうするのか
誰が連れて行くのか
非監護親がオムツを変えられるのか
お子さんの人見知りはどれくらいあるか
面会交流中の撮影・録画はありか
食事を共にしてもいいか
立ち合い人をつけるか
お子さんが飽きてしまった場合どうするか
どれくらいの場所移動が可能か
急な体調不良によるキャンセル連絡はどうするか
正直、申しまして、
面会交流を行う都度、
課題に気づき、
問題点を学ばせていただく・・・と言って過言ではないほど、
色々なことが起きます
(こういう意味では、私は、まだ、みなさまに育てていただいています)
相手方に弁護士が就いていても、
弁護士の対応がイマヒトツの場合、
事務所に夕方突然「明日はキャンセルで」とだけ伝言してきて、
理由も分からず困って折り返しをしたら、
「本日の営業は終了しました」とメッセージが流れて、
どうにもできない 結果、炎上 ということもあります。
弁護士の細やかさ1つで、炎上するしないが分かれることもあります
(緊急でバタバタとなることもあるので、
弁護士にも限界がある時はありますが)
急なキャンセル(発熱等)の場合には、
病院に行っていれば、病院や薬局の明細の写真を送付して説明するとか、
土日で病院が難しければ、
言葉で説明するとか(あとは体温計の写真を送ったこともあります)した上で、
「治ったら、リスケジュールさせていだきます」と、
弁護士が気を付けるだけで、
全体の雰囲気が全然変わることもあります・・・
◆◆菅沼法律事務所◆◆
弁護士 生井澤 葵(埼玉弁護士会所属)
埼玉県越谷市越ヶ谷1丁目11番35号
吾山ビルⅡ 4階
電話:048-969-3801
(お電話の際には「ブログを見た」と言っていただけますと、
スムーズです)
◆プロフィール◆
埼玉県越谷市の弁護士
中央大学法科大学院兼任教員(「生活紛争と法」「法文書作成」「民事模擬裁判」担当)
JADP認定夫婦カウンセラー
離婚問題、不貞問題についての相談を多くいただいております。
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