Always Autumn

Letter from Perth

パース風 “野鳥”観察

2014-09-05 18:34:05 | 花や木や鳥の話

9月に入り暦の上ではパースに春がやってきました。

まだ寒い日もありますが、自然界では既に春。

8月頃からたくさんの鳥の声が聞こえるようになりました。

特に楽しくなるのは、ぎゅえ~ぎゅえ~という黒オウムの賑やかな声を聞く時です。

先日も、我が家のご近所(裏隣り)の木にたくさん止まっているところを旦那のRさんが発見。

カラスじゃないの?と思ったけれど、尾羽の赤い色がパッと見えたので
「やっぱ黒オウムだ~~」とオウムにも負けず大騒ぎをしながら
慌ててカメラを持って裏庭に行き、なにかの木の実(栴檀かな?)を食べていた様子を何枚か撮ってみました。


2014年8月23日

(Forest) Red-tailed Black Cockatoo(和名:アカオクロオウム)

写真、尾っぽの赤色が強いのはオス。

メスは黒い羽に白い点々があり、尾の模様にオレンジ色が入っています。

黒オウムは国の保護鳥です。

多くは森に住んでいるので、市内で見かけたのは久しぶりでした。



かきかき…



遠くから見るとカラスに見えてしまいますが、この頭でオウムだとバレます





飛ぶ時に赤い尾の色が綺麗です。



実はこの写真を撮った翌日、そのお宅の方が木の枝をバッサバッサと切ってしまわれました。

まぁ,この子たち確かにうるさかったんですけども…。

もうちょっと実が落ちるまで待ってて下されば良かったのに…



そして一昨日はこの子たちを見ました。

Rainbow Lorikeet(レインボー・ロリキート:和名 ゴシキセイガイインコ)です。



クチバシに種のような物がくっつきぱなしで…

人間ならおにぎりのご飯粒が口の端にくっついたまま、みたいな感じ?

なんか可愛かったです



やっと食べた


尻尾の羽が光に透けて、キュウリの薄切りみたいだな~と思っちゃいました。



レインボー・ロリキートは元々オーストラリアの東側にいた鳥で、昔は西豪州にはいなかったのですが
1960年代に人間の手によりうっかり?野に放たれて以来増え続けてしまっているそうです。

元々いなかったはずの、この元気な鳥が森や林に住み始めてしまったせいで
それまでいたネイティブの鳥たちの住処や食べ物が奪われて、絶滅危惧種になってしまう子たちもでてきました。

自然界はいつも強いものが残りますものね…。

カラフルで仕草も可愛いのだけど、西豪州の穀物地帯では害鳥扱いです。

自然と人間との共存はどこでもなかなか上手くいかないものですね




それではまた。

今月もよろしくお願いいたします。




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しばらくバタバタしていたため、コメントのお返事を失礼しておりましたスミマセン
9月からまた時間が許す限り、お返しさせていただきたいと思います。
よろしくお願いいたしまーす

Comments (14)
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