Always Autumn

Letter from Perth

タダほど高いものは…

2013-05-26 10:26:26 | Weblog

昨日は綺麗な満月でしたね。

外はとても寒かったのですが、マフラー巻いてうっとり眺めておりました。

あ~恋しかるべき夜半の月かな



先日、Rさんの仕事仲間&友人のケンさんが大きなお家にお引っ越しをしました。
(ケンさんは度々,当ブログに登場していただいておりますが
ご自宅にフライトシミュレーターを作っちゃう程の飛行機好きの方。)

ある日、ケンさんが仕事場で
「もう使わないキングシングルサイズ(普通のシングルベッドより縦横一回り大きい)が
あるけど、どう処分しようかな」と話していたのを聞いたRさんが

「もし良かったらハリー用に、いくらかで譲ってくれないかな」と聞いた所

「いいよいいよ、あげるよ、持ってって」と言ってくれたので
これはありがたい、と即、交渉が成立です。

我が家の息子、ハリーは身長が180cmあるので
普通のベッドだと足がはみ出してしまい、寝返りを打てば落っこちそうになっています。

ずっと「大きめサイズのシングルベッドを買わなきゃね」なんて話していた矢先でした。

ベッドを引き取るために、車の後方に取り付けるトレーラーを借り(借料32ドル)

良いワイン(サンダルフォードの白)を一本持って
いそいそと、ケンさんのお家まで受け取りに行きました。

ケンさんの素敵なお家は迷うんじゃないかと思う程、中が広くて素敵。

ケンさんと婚約者の女性(と彼女側のお子さん二人)が一緒に暮らすことになり
とっても楽しく幸せなオーラ満載のお家です。
数年前、奥様を病気で亡くしたケンさんの第二の人生、応援してあげなきゃ

さて、そのベッドですが。

一目見た時に、あ、あれ、これが…?ってなっちゃいました。

ベッドそのものは、ほとんど新品同様なのですが
そう、それはどう見ても普通のシングルサイズベッドだったのです。


Rさんと私がじっとベッドを見つめていたら
ケンさんは「キングシングルを買ったはずなんだけど…どう?」
なーんとなく自信がなさそう

丁度そこへ、家具屋さんが新しいソファを運んで来ました。

ところが買ったソファが「思っていたよりデカいと引きつっていたケンさんに

「やっぱりこのベッド、要らないですとは、もっと言えない状況に
『これがキングシングルのサイズでありますように』との一縷の望みを抱きながら

本来は要らないベッドをテレーラーに積んでしまいました

(左隣のトラックは家具屋さんのものです。)


そして家に持ち帰って確認したら…

案の定、普通のシングルベッドでありました

それにしても良いお天気の一日



で、結局、それをどうしたかと言うと。

A美の今のベッドと交換することにしました。

思いがけずベッドが新しくなったので、A美はご機嫌。

ハリーのベッドはまたそのうち探すことになり…話は振り出しに戻り
裏庭のテラスには、A美が使っていたベッドがぽつんと出されてしまいました

ハリーを驚かせようと、キングシングルベッドの話を伝えていなかったけれど
言わないでおいて良かったですわ

トレーラー借用料32ドルとワイン一本、安いもんだと思ったけれど

不要なベッドがただ増えただけのような気も…。

いや、ケンさんの手伝いができて、友人孝行したから良いっか~。

なんだか可笑しかった一日でした


おまけ:
ケンさんのワンちゃんBailey(バイリー)は可愛くて面白い子で
お引っ越し作業中にご主人様にまとわりついたり
ご主人様の靴やサンダルをかじるのが好きだとか

「靴持って来ました、遊んで~」かわいー


段ボール箱をかじって散らかしちゃったり

『こうすればリサイクルゴミ箱に入れやすくなるよね…』(バイリー)


ちょっと疲れちゃった


「遊んでくれる?」


バイリー君、また遊びに行くね

ベッドをどうもありがとう




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Comments (3)
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