被災地へ…

実は私、火曜日に被災地・仙台に行ってきました。
ミッションは「弟の嫁さんと子供３人を救出せよ」です。

前エントリーの連絡が付いた時、ガソリンが売ってないから行けないが、満タンに出来たら必ず行くからと約束。
そのあと、何となく「絶対明日行かないと！」という思いに何故かかられ、思い付く知り合いに「ガソリン欲しい！」メールを乱れ打ち。
おかげさまで、不確かながらも、いくつか情報を貰ったので、火曜の早朝からガソリンを求めて彷徨いました。

運良く開いているスタンドを数件発見！！
数量制限の中なんとか満タンに出来たので、その足で会社に行き、事情を説明し、仙台へ…。

今、この吹雪の外を見て思う事は、「やっぱり、あの日じゃなきゃダメだったんだ」。
連れて帰ってくる途中、仙台から山形に入る山道の中でみぞれになり、夜から雪になり、今では相当の積雪になった事。
今日ではガソリンがほとんど手に入らない事。（タンクがすっからかんで帰ってきたけど、出社してすぐ近くのスタンドが開いている情報で、10リットルつめれた）
あの日を逃していたらと思うとぞっとする。

 

私が向かったのは、仙台市泉区という比較的被害が少なくて済んだ地区なので、思ったよりもスムーズに辿り着く事が出来、避難生活をしている弟の会社に行き、積めるだけの荷物とミッションの４人を乗せて仙台を後にしました。

…次、いつ戻らせてやれるんだろう…。

一日でも早く、私の大好きな「杜の都・仙台」が復活し、リーダーシップを取り、傷を負った東北が復興出来るように願わずにはいられません。

 

さて、「疎開先(笑)」の我が家に着いた、避難民ご一行様。
最初にしたかった事は何だと思います？

それはね…
久々のお風呂に大はしゃぎ。
嫁さんはシャンプーの泡が立たなくてぇ(笑)って。

未だに風呂に入れない人がいっぱいいる。もちろん着替えも出来なくて、パンツも履きっぱなし。・゜・(つД｀)・゜・。
避難している家族もだが、毎日前線で働いている人だってもちろん同じ。汗もかいているだろうし、色んなものにまみれているだろう。
せめて…と、ウエットタオルとウエットティシュを多めに買っていって良かった。せめて拭き拭きして欲しい。少しでもサッパリして欲しい。

嫁さんの救援物資のリクエストに「生理用品」があった。生活の不安の中に、生理の不安なんて想像も出来ない。同じ女性としてとてつもなく恐ろしい。ケチる事無く使って欲しい…と夜用含めいっぱい持って行ったんだけど避難生活が長引くようなら、また何とかしてあげないとな。

今は酒田も全てが不足気味で、また救援物資を届ける訳にはいかないけど、ライフラインの最前線で頑張る弟と、今回「良かったね」と見送ってくれた残っているご家族のために、もう一回…いやいや出来うる限り後方支援をしたいと思います。

 

何かの縁でこれを読んでくれた皆さんも、何か自分で出来る後方支援を是非お願いします。

あっ、自分の持っているカードのポイント寄付も出来ます。
私はツタヤポイントとローソンポイントをしました。

頑張ろう、東北！！！！！！！