走れ、走れ、赤い彗星

よっしーです。

昨日の事なんですけどね、どうしてか朝から

♪フィールド駆け抜ける　セ界一のスプリンター
　　　期待と夢乗せて　走れ赤い彗星

が頭の中でグルグル回って、朝からずっと口ずさんでたんですよ。仕事中も口笛吹いたりしてね。本当なんですよ～、昨日の試合前に書けばよかった。
今のＨＭじゃなくて、このＨＭなんですよ。
今になって思うと、私の虎レーダーが「今日のレッドはいくよ！凄いよ！レッド注目だよ！」って感知していたとしか思えない。しかも“シャープな打球”ではなくて“フィールド駆け抜ける”なんですよ。

今岡選手の♪誠の救世主～が名曲だ！って未だに親しまれていますが、私は赤星選手のＨＭ凄く好きだったんですよねぇ。

そんな赤星選手が、見事に“フィールドを駆け抜け”勝利をもぎ取った昨日の勝利。そして、ファンの心をガッチリと掴んだヒーローインタビュー。下さんもベストピッチで、谷選手に祝ヤワラちゃんＨＲを打たれて同点になった時も負ける気がしませんでした。

そして、そして…。
今日はジャイアンツも我がタイガースも「勝ちに行く」気持ちが溢れ出た試合。
リードしては追いつかれ、リードしては追いつかれ、それでも折れなかったみんなの気持ち。繋いで繋いだみんなの気持ち。
ジェフが打たれても「気にすんな！」
久保田が打たれても「気にすんな！」
そうだ。どんだけこの二人に救われてきたんだ。今日、二人を支えるぞ！
打撃陣がガッチリと後ろから支え、そして救援陣も勝ち越しは絶対許さないという気迫のピッチング。何度も決壊しそうになる堤防を、チームみんなの力で押し留めて、勝ち越しを決める一勝をもぎ取りました。
かっこいいよ、みんな！

そしてヒーインで、野口選手が言ってくれましたよ～。
絶対に「優勝」出来るように頑張りますっ！
もう１位通過という言葉は使って欲しくないんだよね。だって、欲しいものはチャンピオンフラッグなんだもん！つまり、優勝って事！だから、野口選手のこの言葉はムチャクチャ嬉しい。
来シーズン、チャンピオンフラッグを掲げるのは、我がタイガースだっ！

死闘が終わって…

よっしーです。

テレビで観ているだけで胃がキリキリしたジャイアンツとの３連戦。選手の皆さんや現地に参戦された皆さんの事を思うと…頭が下がります。
ありがとうございました＆お疲れ様でした。

こんなにギリギリの試合をするにはまだ早かろうという思いもありましたが、「絶対負けられない」というジャイアンツナインの気持ちに真っ向勝負。しっかり受け止め、真正面から寄り切ったタイガースナインに最大の賛辞を贈らねばなりません。

…が、こんなにも素晴らしい試合の中で、唯一悔やまれるのがシーツの「スンヨプ選手の足を踏んじゃった事件」。
あのカウント、あの場面…わざとじゃないと思いたいけど“はっきり白”だとも言えない行為。100％タイガースファンの私の目にも、とても残念なプレーに映ったあの行為。
「シーツは謝ったじゃないか」「原監督も怒りすぎ」等という意見もありますが、私としては「同じ行為を林選手、葛城選手に行われたら…」って思うとゾッとするんです。そうだとしたらうちの監督なんて、原監督や相手選手を突き飛ばしてますよね。ましてや関係の無い選手に“報復行為”をされたら…なんて思うと、それ以降の試合、ビクビクして観てられません。

前のエントリーでも書きましたが、私は死球もするのもされるのもイヤ。コントロールが未熟という理由ももってのほかだし、故意であればそれは問題外。体が資本のスポーツ選手同士、力と技で競い合って欲しいもの。その資本である体を未熟な技術や故意で傷をつけるなんて事は、絶対あってはならないと思うんです。そんな選手は出てくんなや！って思うんです。うちの杉山投手なんて「また当てた」って観てると不快な気持ちになります。杉山クオリティーなんていう言葉も、イヤですよね。なんで、無死球・無エラーという試合があると、凄くプロの技術を観た感じになって嬉しくなります。（あっ、でも昨日のジャイアンツの矢野選手の死球。ダブダブのユニを着てたくせに、審判に死球のアピール。あれってどうなのかなぁ。私的は“格好悪く”見えましたけどね）

だってさ、もしあれでスンヨプ選手が怪我して何試合か登録抹消になって「あのシーツの行為のせいで優勝できなかった」なんて言われたくないじゃない？
せっかく「タイガースは本当に強かった」って言ってくれているジャイアンツファンの人もいっぱいいるのに、「あのシーツの行為だけは許せない」「あんな選手のいるタイガースが首位にいるのは許せない」って言われてるんだよ。正々堂々がっぷり四つで戦ったけど、タイガースには敵わなかったって言わせたいじゃない。一点の曇りなく「タイガースには完敗だっ」て言わせたいじゃない。
私って、甘いですかね？

そんな、手放しでは喜べなかったけど、でも、たかすぃ選手のタイムリーで勝ち越し、とおる選手のダメ押しを加え、球児選手のギリギリの投球で抑えた東京ドーム最終戦は、ただの野球観戦を通り越した感動がありました。
…って、実はあまりにも眠くて、9回２死から10回表終了まで一瞬落ちてしまいまして(Ｔ▽Ｔ)、目が覚めたら球児が投げていた…というオチがついております。“なして球児が投げでんなぁ？”とボーっとした頭をフル回転させてみると、同点だったのが２点リードしているんでした。ジャイアンツの守護神・上原を打ち崩し勝ち越した場面をちっとも見てないなんて、１回からずっと見続けた意味はあるんでしょうかね？

でも、昨日の球児の投球は見逃さなくて良かったぁ…と言うか、あれだけ観ても胃が痛くなりますね。
試合後のコメントで「観てる人は楽しかったでしょう」と球児が言ったらしいですが…楽しいって思った人、いないと思うよ。みんな球児の事が心配で、心配で。「球児で負けたらしょうがない」と思ったり「球児も打たれる事がある」と思ったり「審判何やってん！！球児の投球のジャマすんなっ！」と思ったりしたと思うけど、心は一つ「どうか、どうか、球児、ご無事で…(;_:)」
それでも球児が自分の最高のパフォーマンスを観て観客が喜んでくれるのを望んでいるのなら、私は明日からの試合で球児が登板する回があれば、「球児頼む！」「球児ナイスピッチを見せてくれ」そう思って観ることにします。春先～交流戦終了後までには想像出来なかった、ＪＦＫがこんなにもペナントを左右する場面で投げている姿を見る事が出来ている事に感謝しながら。

「1位通過しか考えてない」アニキの言霊がまさに現実とシンクロした今、明日からの９連戦も、選手・チームと共に、この状態でペナントを戦えている楽しさ＆嬉しさを噛みしめながら応援して行こうと思います。

今年のペナント終了後のビールは格別に旨い気がする


私の一つの楽しみ「習慣ベースボール」さんの“１２球団ごちゃまぜ順位表”。我がタイガースがプロ野球チームの中でどの位の実力なのか見る物差しにしていたんですが、ついにファイターズを抜いて12球団トップになりました。
わぁい♪ヽ(▽￣ )ノ/(＿△＿)ヽ( ￣▽)ノわぁい♪
しかし何ですね。セ３強・パ３強が2.5ゲーム差にいるってのも…。凄すぎですね。

戦う姿勢、諦めない気持ち

よっしーです。

凄く興奮して、凄く感動して、凄く書きたい事は一杯あるんだけど、何をどう書いていいのか分からない位に猛烈にドキドキした昨晩の首位攻防戦でしたね。
せっかく点を取っても一発で追いつかれ、一発で突き放され、追い越しても一発で追いつかれ…という試合展開であれば“お風呂入ろーっと”“他の番組見ちゃおーっと”なんて現実逃避しちゃうんですけど、“頼むよボギー(>_<)”なんて言いながらもずっと見続けられたのは、どんな展開であっても一球を諦めず、一点を追い続ける虎戦士の姿がそこにあったからです。

確かにドームは狭くてＨＲが出やすい球場かもしれない。でも、せっかく繋いで繋いで頑張って取った一点を、ガツーンと一発で取られてしまうというのは、結構選手たちに響くんじゃないかと思うんですよ。ジャイアンツの選手も“どうだっ！”という気持ちが溢れていたと思うし。私も“またか…”と試合を諦めそうになったし。
そんな一発が試合中に何度も襲ってきたにも係わらず、戦う姿勢を貫き通した虎戦士たち。しかもそんな試合展開の中、両チームにエラーが一つもなかったという事が、一歩間違えばお粗末な試合になりそうだったこの試合を、このシーズンのベストゲームになるかも知れない試合にまで引き上げたのだと思うんです。

ジャイアンツの打線は凄かった。でも、うちの打線も守備も投手陣も素晴らしかった。投手陣は連打を許さず、打線は一点を積み重ねる。
赤星選手の決死のホーム突入。矢野選手のスクイズ阻止。桜井選手の粘りでもぎ取った死球。金本選手のダメ押しタイムリー。これほどまでに勝てる要素が一杯あったのに、久保田選手が連続被弾し、８回を終わって同点。“あ～、くぼたんで負けたらしょうがないな”…そんな途中で試合を諦める私のダメダメな気持ちに喝！を入れる、桧山選手の神がかりなＨＲ。久保田を助けろ！久保田を下向かせるんじゃない！諦めるな！勝つぞ勝つぞ！そんなチームの気持ちを乗せたＨＲ。ＨＲを狙ったＨＲじゃなくて、８回までのタイガースの戦いと同じ“繋ぐ気持ち”が飛ばしたＨＲ。最後に藤川選手に繋ぎ、タイガース勝利の完成形。

シーズン序盤では想像出来なかった位、強くなりましたね。シーズン中盤“こんなチームがＣＳに進んだら恥ずかしい”と思った事もあったけど、“このチームが日シリで戦う姿を観たい！”と強く思います。

昨晩慌ててＣＳ・日シリ・アジシリの日程を調べて、カレンダーと睨めっこしましたφ(..)メモメモ
私的には、もう一度マリスタに行きたい！というか、タイガースのチームとしてもマリーンズに借りを返さなきゃいけないし、私としてもちゃんと９回の裏の攻撃まで見届け、勝利の六甲颪を歌いたい！という思いをずっと引きずっているので…
タイガース「セ・リーグ優勝」を引っさげて、
10月27日（土） マリスタへ殴りこみだっ！

アニキ敬遠

よっしーです。

見終えると“ぐったり”するような試合が続く毎日、トラブロガーの皆さんの勤勉さには頭が下がる思いです。私なんて、試合を見るだけでお腹いっぱい！ぐったりモードで、ブログに感想なんか書いてる気力すら残ってませんですわ。

まずは、スワローズ戦３タテ！v(≧∇≦)v
２位ドラゴンズとの差も０．５となりまして…見えた！見えたぞ！ウサギの耳がっ！ギュって掴んで、むんっ！と引きずり降ろすんだもんね。
交流戦明け位までは“３位まで入れば…”なんて気持ちでいたけど、アニキ筆頭に選手のみんなが“１位通過”“１位通過”って言うもんだから、ホント私もテッペンしか見えない状態でいます(笑)…っていうか、昨シーズンまではそれが当たり前で、ドラゴンズを抜くまであと何ゲーム差！ってばく進してたんだから、当然目指すトコはそこであるべきです。
セ界制覇だ、タイガース！

で、このスワローズを３タテした試合を観てて思った事があります。
コーダイが凄い？…それもあります。
林くんの穴を埋めて余りあるミツとイクローが凄い？…もちろん。
中継陣が凄すぎる？…私なんぞが言わなくてもねぇ。

私が何よりも凄いと思った事が“チャンスに敬遠される金本選手”です。
…あれっ？これこそ当たり前？それでもですね、改めて凄いと思ったんですよ。
もしですね、スンヨプがタイロンがラミレスが怪我しててね、そんなに打ててなくてね、それまでの打席もそんなでもなくてね…そんなんだったら、後ろにコーダイがいたら「勝負」ですよね。イケイケの若虎よりも満身創痍のアニキと勝負しても間違いじゃないと思う。なのに…そういう試合を決める場面で“アニキ敬遠”。満塁にしてコーダイに回しても、アニキ敬遠。
それほどまでに怖い打者なんだ。凄い打者なんだ。改めて思いました。
アニキの雰囲気・存在だけで、一つの塁が“貰える”。アニキにとっては、勝負したい場面もあると思う。でも一つの塁を無条件で与えても勝負を避けたいバッター“金本知憲”。
本当に素晴らしい選手をタイガースは得たのだなぁ…と感慨に耽る、まだ暑い９月の夜なのでした。


あと、コーダイの「飛行機ブーン」もめっちゃ可愛かったし、驚いたのは打席では全くＮＯ感じの矢野選手だけど、そんな時はいつもパスボールしても体が動かず…みたいな感じがあるのに渡辺投手のパスボールの時はいい判断というか、いい目の追い方してましたね。運がいいとも言いますが(笑)、疲れ切ってない証拠だと思います。完投ペースの投手がいない中、一試合で数名の投手の球を受け試合を組み立てる大変さもあると思いますが、猛虎の要として頑張って欲しいと思います。（４打席目位で“代打・野口でもいいんでないかい”と思った事はmikkaringoさんには内緒の方向で…笑）