いつからそこにあったのか
一本の桜の木
そこまで来るはずのない
海からの黒い波は
桜の木にも押し寄せて
土を削り
枝を折り
たくさんの命と
たくさんの悲しみを
その根元に埋めていった
一本の桜の木
咲いた花は
どこの桜よりも美しく
確かにそこにある命と
とどまることない
時の流れを感じさせてくれた
風が季節を運ぶなら
その風に
あたたかな心をのせ
遠い地へと送りましょう
その風が
やさしく吹くように
遠い地へと祈りましょう
深い悲しみに覆われていても
大きな根を張る大地があることを
生きづく命がそこあることを
大きな自然と共に
生きている事を
忘れないように
ずっと
ずっと忘れずに思い続けるように
瓦礫の中に咲く
桜の花を
心に沈めて
弟のメールと一緒に送られてきた画像です
半分折れた枝に咲いていた、とありました
携帯で撮った画像ですが
とても心に沁みる桜でした
あっ。。。撮った人の腕がいいからですね
桜の花が、みんなの心に明るい灯をともしているのだなと思いました。
弟さんの写真も・・・
すべてが破壊された中の、一輪の希望ですね!
この桜の前に立つすてきな弟さんの勇気と優しさも伝わってきます。親友に届いた仙台のご友人からの桜の写真も素敵です。
もし、ご了解が得られれば、ご紹介したいなと思っています。
本当ですね
花が咲くと心があたたかく
明るくなるような気がします
被災しまだ瓦礫だらけの所にも
いつかまたたくさんの花が咲くといいな
と思います
むつさん
大きな被害を受けた所の方たちは
どんな思いで桜の花を見たのかと考えます
少しでも心が癒されてくれているといいな、と