春の雪

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みぞれまじりの

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雪の日の

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　薄紅色の

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　梅の花は

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雪の雫を流しながら

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　少し

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　泣いているようにも

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　見えるけれど


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小さくうつむいて

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　咲いている

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その姿を見ていたら

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　頬を染め

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白い雪に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やっと逢えた嬉しさが

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　花びらの中にとけて

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　薄紅色になったのかも知れない

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そう思って。。。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それはきっと

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雪の日

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みぞれまじりの

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　春の雪のせいね

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

雪

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　キラリ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雪の日のマジック




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　。。。ごめんなさ～い

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　失敗しただけです




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

翼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どこまでも遠くに

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠くに行ける


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高いビルをすり抜けて

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠い海の向こうまで

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雲の渦

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　星を横目に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どこまでも遠くへ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　上昇気流に乗ったなら

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遥か遠い未来まで

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　優しい風を感じたら

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　も一度逢いたい人の所まで

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どこまでも遠くへ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　高い空を飛ぶ鳥よりも

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どこまでも遠くに

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠くに飛べる翼がある

　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　想いや希望

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　過去や未来

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人と人

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それだけでは

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　言葉にできない

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　たくさんのものを抱えたままでも

　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私にも

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あなたにも


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　忘れたくない

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　忘れないでね


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　どこまでも遠くに

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　遠くに飛べる

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　心の中にある

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　真っ白な翼。。。

春

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　桜の花咲くその前に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小さな春が目を覚ます

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　開いた花びらその上に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木々の葉っぱのその上に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　きらきら光る水の上に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　起きたばかりの

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　妖精たちは

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　まだまだ眠そな

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　寝ぼけまなこ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　春のおひさまは

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おどかさないようにと

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ふわりと光で抱きしめる

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　だから

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　春のおひさまは

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　優しい

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お母さんのような

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　光なのかもしれないね




　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

手作りの。。。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　朝早く

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　子ども達が来る前に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　せっせと

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　手作りチョコ。。。ドーナツ！


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　頑張ったごほうびと

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　愛情たっぷり

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　手渡して


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　お兄ちゃんをおむかえに来た

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちっちゃな可愛い

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　妹ちゃんにも
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　はい。。どうぞ。。。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　自分の分と

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ふたりのお兄ちゃんの分も

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　両手にかかえ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　にこにこしながら

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　頭をペコンとさげて

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「ありがとう！」


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな笑顔が

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　何より嬉しい

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな１日


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　。。。ん？１日？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　じゃなくて

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　来週もまた

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この日を楽しみに

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　目をキラキラさせて

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　来る子達のために


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私のバレンタインデーは

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　。。。もう少し続きます


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

梅

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　春の花

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　見あげると

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　青空に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　眩しいくらいの

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白い花びら


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　透き通るような白に

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　涙が出そうになったら

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そっと
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その木に触れてみるといい


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　手のひらに

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　震える心を感じたら

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そっと

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　木の下の土に触れてみるといい


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　土に触れた
　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　その手の匂いは


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　白い花

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　甘い香りの下の


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　力強い

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　春の匂い

　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

時間

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あれもしよう

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これもしよう

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　梅の花も見てこようかな

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな色々思った

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日曜の朝

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なのにけっきょく

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いつもと同じ１日


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それも幸せ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　でも

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちょっともったいないかな

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私の時間

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そう思った

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　日曜の夜


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　明日は

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日よりちょっとだけ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　早足で過ごしてみたら


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　１日は

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　２４時間と

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ちょっとだけ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　増えるかしら？





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

ひな草

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小指の先に乗るほどの

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　薄紫の

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小さなひな草


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　風に揺れれば

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小さな花が

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　踊っているよう


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　雨に濡れれば

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小さな星がキラキラと

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　瞬いているよう


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私はすぐに

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　不安になってしまうから

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小さな小さな

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ひな草の

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　星のような花一つ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　胸の中にしまっておこう

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　可憐にそっと

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そこに咲いていることを

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　忘れないように