花が咲くと嬉しいね
花を見て
一生懸命咲いているのが
嬉しいね
花を見て
よろこんでいる人を見るのが
嬉しいね
花を見て
嬉しいと思える気持が
嬉しいね
花が咲くと嬉しいね
花が咲くと嬉しいね
花を見て
一生懸命咲いているのが
嬉しいね
花を見て
よろこんでいる人を見るのが
嬉しいね
花を見て
嬉しいと思える気持が
嬉しいね
花が咲くと嬉しいね
花が咲くと嬉しいね
花を見て
一生懸命咲いているのが
嬉しいね
花を見て
よろこんでいる人を見るのが
嬉しいね
花を見て
嬉しいと思える気持が
嬉しいね
花が咲くと嬉しいね
木の枝に止まった
小さな青い小鳥
その木の枝は
ずっと前から
小さな鳥が止まるのを待っていた
春
夏
秋
冬
そして
また春
いくつもの季節を過ごし
くすぐったいような
小鳥の足を感じた時
木の枝は
その小さな鳥を抱きしめたいくらい
嬉しかったかもしれない
だから
小鳥が
木の枝に止まる時
飛び立つ時
一緒に少しだけ飛び跳ねてみた
風が吹いたらゆらゆらと
ゆりかごのように
小鳥をゆらしてみた
どちらから
引き寄せられて
引き寄せて
同じ時間に繋がった
今
一緒に過ごす
幸せ
かわせみは
止まる木の枝は
いつも一緒という…
想いが
目に見えるものだったなら
人は皆
苦しくて
動けなくなってしまうでしょう
だから私は
一日に一度だけ
想うことにしましょう
毎日が楽しくて
私の想いを忘れていてもいいのです
前を見て進む時
私の想いが届かなくてもいいのです
悲しい時
ひとりじゃないと
感じてくれる想いでいいのです
想いは
見えないものだから
人は
誰かを想い
生きていけるのかもしれません
誰かを想う時
想いが
見えないものでよかったと
思うのです
コロコロコロコロ…
木の下に
青い青い
梅の実ころがっていた
ひとつひろってみたら
い～いにおい！
見上げたら
葉っぱのあいだに
かわいい梅の実
い～っぱい！
梅干になって
おにぎりの中？
おべんとうのごはんの上に
ちょんとのせてもらう？
コロコロコロコロ…
これからはじまる
梅の実の旅
私のところにも来てくれる？
空に手を伸ばしてみた
どこかに漂う
ぬくもりをさがし
どこかに漂う
想いをさがし
聞こえるはずない
声を聞こうとしている
絡みつくのは
自分の弱い心
それでも手を伸ばすのは
繋がってゆく空の青さ
繋がってゆく時の流れ
信じて…
小さな約束が
その先にあるから
向かい風の中
自転車こいでいたら
頬にあたる風の強さを感じたの
心地良いだけじゃない
厳しい自然の強さ
風は
緩やかに吹いているのじゃなく
色んなものにぶつかりながら
吹いているのかもしれない
水は
流れに任せているだけじゃなく
水底の大きな石を転がしながら
流れているのかもしれない
そこからできてくる
新しい風の道
新しい水の流れ
何かが生まれてくることは
決して優しくないのでしょう
阻まれて
渦巻いて
人もそうして
生きているのかもしれないね
自分だけの
新しい時間
新しい道
ふっと思い出す一枚の写真
たぶん
幼稚園の頃のもの
帽子をかぶって
長靴はいて…
家の仕事はトラックに乗って出掛けます
いってらっしゃい！と言うよりも
仕事についていくのが大好きで
小さい頃
時々一緒に連れて行ってもらいました
お弁当の時間や
「一服しよう！」
の時間が楽しみ！
でも子供心に憧れたのは…
墨壺から糸を引いて
指でパチンと
糸を弾いて印をつける事
祖父や父のその指先が
とっても大切な事をしているようで
やってみたかったんだけど
言葉にはできなかったような…
だから…
大きなスコップも手に負えないから
小さなシャベルで
砂をさくさく穴掘りしてた
祖父が自慢だったのは
「うちで建てた塀は
宮城県沖地震でも倒れなかったんだ」
数えるほどしか見たことはないけれど
母が持っていた
白黒の…
小さい私と
若い祖父と
若い少し照れくさそうな父
一緒に笑って映っている
ふっと思い出す一枚の写真
２年前
書道教室を卒業？した女の子
「おみやげ！」
修学旅行のお土産を持ってきてくれました
眠そうな顔してたのは…
真夜中までのおしゃべりのせいね
何を話していたのかな？
先生が見回りに来て
怒られたんだって
雨の中の修学旅行
帰ってきたらいいお天気
「ずっと雨だったんだよ～」
でもニコニコしながら話をしてくれたのは
とってもいい思い出が出来たんだね…
「ありがとう！また遊びにおいで！」
「うん！」
元気に？…眠そうな顔で
帰って行きました
朝からうれしい
おみやげと…
ちょっと大人っぽくなった
眠そうな顔
とっても嬉しかったよ！
なぐりあいのけんかしたんだって
男の子…
ほっぺがすこし青くなっていて
ちょん…とゆびでつっついたら
わらって
いたい！って
まわりをまきこんで
けっこうあばれたらしいけど
仲直りしたって
よかったね！
…
小学生の頃
グループの中のひとりの女の子
あまり好きじゃなくて…
人の悪口を言うのが嫌
すぐ人のことを冷やかしたりするのが嫌
心の中で思っていて
…
ある日
私が思ってもいないことを
おもしろそうに他の人に話すのを聞いて
…
つかみかかろうとした
何言ってるの！と
…
その子はびっくりした顔をして
またふざけてきたから
飛びかかろうと前に出て
…
ふたりとも
まわりの女の子達に
おさえられちゃった
…
大きくなって
何となく
その子の気持もわかる気がして
その女の子とはね
今でも縁が続いてる
おもしろいね
人って
…
がまんばかりじゃいけないよ
たまにはけんかもいいじゃない！
がんばれ！
青いほっぺの男の子！
灯りを消した部屋
スイッチを入れた
おもちゃの
オーロラ投影機
外から聞こえる雨音に
天井に映る揺らめきは
まるで
波間の光のよう…
砂浜で両手ですくった砂の粒
指の間から
さらさらと
さらさらと
風に舞い
次の時へと旅をする
手のひらの中
一瞬
一瞬
出会った
奇跡
この星は
たくさんの奇跡につつまれている
この星のもと…
ここに
生まれた奇跡
出会えた奇跡
抱きしめて
今までも
今も
これからも
私達は
たくさんの
奇跡の中で生きていく
オーロラの光のように
波間の光のように
一瞬に変わっていく
時の奇跡の中に