
小さな草がありました
小さな想いがありました
私の生きるこの世界
人の生きるこの世界には
平等と言う言葉があるのだそう
でも…
誰のための言葉なのでしょう
何の為の言葉なのでしょう
私が遠くに感じるこの悲しみと
私が遠くに感じるこの苦しみは…
もしも私にも
平等という言葉があるのでしたら
私が生きるこの短い時間が
もっと短い時間になってもいいのです
何処かで泣いている
小さな命に
何処かで震える
小さな命に
私の平等を分けてあげてほしいのです
だって私は
私に降り注いでくれる
あたたかい光と
ふかふかの
やわらかい土があれば
じゅうぶん過ぎるほど幸せだから…
小さな草の
小さな想い…
心底、そんなふうに思える人がいる・・・・・・
・・・・路傍の小さな草の小さな、でも、無限に大きい想い・・・
自分のまわりの幸せや
自分のまわりの優しさが
見えなくなっているような…
そんな事を感じる時があります
せめて…
少しでも悲しい出来事がなくなるように
涙を流している人に
誰かが優しい手を伸ばしてあげるように…
私は誰かに優しくしてあげようと思います
その誰かが誰かに優しく出来るように…
優しさか涙を流している人まで届くように…
必ず、こゝろが狭くなっています・・・
自分の辛さしか見えなくなる・・・・
ひかりさんの言葉・・・こゝろが、ふわっと解きほぐされます。。