
ここ数日は春を飛び越したような暖かさであった。
邑知潟干拓地周辺は羽咋川をはさんでヨシ原があり、コハクチョウや多くのカモ類が訪れる。
春になるとこれらの渡り鳥は順次去っていくが、暖かさに誘われて出て来るネズミなどの小動物を狙って猛禽類の活動も活発になる。
少し前になるが、10日には様子を見に出かけてみた。まず目についたのがノスリである。



ノスリ
ノスリは水辺の高い所に止まって餌を探すがカモなどはあまり警戒しない。襲うことがないと知っているからであろう。








高い所に止まったり、飛んだりして
餌を探すノスリ
土手の上を飛び越すミサゴを見つけた。魚を掴んでいた。

魚を掴んで飛び去るミサゴ
土手に登ってホバリングの様子を撮影した。



ホバリングするミサゴ
その時大きな鳥が目に入った。尾羽が白く見える。あ!オジロワシ(2月11日にアップ)だと胸が高鳴り夢中で撮影した。ピントは甘いが間違いない。


飛翔するオジロワシ
広げた翼は2mを越すそうである。尾羽の白も撮れていた。

羽を広げたオジロワシ
そのうち上方から別の鳥が下りてきてオジロワシに接近しようとした。餌か何かを巡って争っているようにも見えた。

オジロワシに近づく鳥
(状況からミサゴかノスリ?だと思われた)
(ピントが甘く確かではない)
すぐに両者は分かれ、オジロワシは悠々と森の方へ飛んで行った。

飛び去るオジロワシ
潟周辺には、他にもチュウヒと思われる鳥が悠々と周回し辺りを見張っていた。


チュウヒと思われる
春は植物にとっては芽吹き、動物にとっては活動開始・活発化の季節である。
そろろ北へ移動するのでしょうか。
私のところ(印旛沼あたり)では近年ノスリが一年中いて
子育ても見られるようになりました。
チュウヒは北へいったかも。
心騒ぐ春ですね。
何時も有益な示唆有難うございます。オジロワシは、毎年、ほぼ決まった場所に、1,2羽渡来するようですが、間近に見たのは初めてです。大きくてなかなかのものです。
ノスリは、ごく当たり前に見られます。
いろいろな生き物が生気を取り戻す季節ですね。嬉しくなります。
ご覧になれるようですね。
オジロワシまでもとは驚きました。
コメント有難うございます。こちらでは、ほぼ毎年のように少数のオジロワシが、かなり特定の場所に飛来するようです。以前から新聞などで情報がありましたが、今年は重い腰を上げて2回出かけ、2回とも見ることができました。ラッキーです。
山の方に行けば、クマタカやイヌワシも遠くからですが見られます。