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チョウ・トンボ・野鳥に親しむ

北陸地方の自然とチョウ、トンボ、野鳥の写真を投稿します。

梅雨明け前の邑知潟-ホシゴイ

2023-07-28 08:32:13 | 日記
 18日には久しぶりに邑知潟に行ってみた。田の稲も随分大きくなり穂を出し始めていた。
 田周辺の草むらではオオシオカラトンボ、シオカラトンボが休み、コシアキトンボもいた。



     オオシオカラトンボ オス(1枚目)、メス(2,3枚目)


         シオカラトンボ オス(上)、メス(下)

             コシアキトンボ オス

 稲の上を南からやって来たウスバキトンボが、上空をチョウトンボがひらひらと飛んでいた。



           周回飛行をするウスバキトンボ


           上空をひらひら飛ぶチョウトンボ

 トンボが止まる稲を丁寧に見ると、シオカラトンボに似たシオヤトンボが混ざっているのが分かった。



          濃いあずき色の頭のシオヤトンボ

  シオカラトンボ(上)とシオヤトンボ(下)大きさ、複眼の色が異なる

 畔に現れたキジを見ながら橋の上に出ると、潟の中に生えた木の周りに多くのホシゴイが集まっているのが見えた。

              畔に現れたキジ

             ゴイサギとホシゴイ

 成鳥の監視のもとに、餌の摂り方危険の避け方などを学んでいたのかもしれない。

           注意力を保っているホシゴイ

           注意力が途切れたホシゴイ

 聞かん坊もいて最初は大人しくしているが、そのうちによそ見をしたり全く成鳥に気を配っていないものも出てきていた。
 それに比べてモズの幼鳥は凛々しく独り立ちしているように見えた。


               モズの幼鳥

人間も同じだが、多様な個性を持つ子供を育てるのは容易ではないが、できる限り個性を伸ばしてやることが大切だと思っている。

梅雨明け前の市ノ瀬―コムラサキ

2023-07-25 13:20:30 | 日記
 北陸地方の梅雨明けが21日に発表された。このところ湿度も低く朝晩は比較的涼しいが、日中はカンカン照りで気温も35℃を超えている。その前1週間は気温、湿度とも高く身に堪える暑さであった。この暑さを避け生き物達の様子を見ようと、白山登山口の市ノ瀬に行ってみた。気温は我が家付近より5℃くらい低く快適であった。
 山肌にはツリガネニンジンが咲き、ホタルブクロと思われる植物にもアキアカネが止まっていた。


     ツリガネニンジンやホタルブクロに止まるアキアカネ

 山肌からは水が滴り落ち、ヤマブキショウマも新鮮味を与え涼しさが増した。

            岩肌から滴るせせらぎ

             ヤマブキショウマ

 建物の壁にはヒメアカタテハが止まり暑さを避けていた。

             壁面のヒメアカタテハ

 ジブリ尾根へ続く道を登っていくと、周辺にヤナギの木が生え道路が湿っているところがありチョウが見えた。

            ヤナギに止まるコムラサキ

 あ!コムラサキだと直感し、様子を見ていると木の枝を離れ道路に下りて吸水を始めた。

             吸水するコムラサキ

 メスのようである。



  翅を部分的に開いたり閉じたりするコムラサキ(メスだと思われる)

 そのうちもう一匹飛んできて近づいたが何も起こらない。

       近づく2匹のコムラサキ メス(左)、オス(右)

 右がオス、左がメスであると思われる。未だ生まれたばかりだからであろう。
 林にはタマアジサイやアケビも見られた。

               タマアジサイ

                アケビ

 高い木の下の草むらにはノシメトンボもいた。

              ノシメトンボ

 そのうちオカトラノオ近くのシダに止まるセセリチョウを見つけた。

              オカトラノオ



           ヘリグロチャバネセセリ(?)

 ヒメキマダラセセリかヘリグロチャバネセセリであろう。翅脈がはっきりと確認できないので判定は難しい。以前見たヒメキマダラセセリは、もっと明るい場所に住み翅の色ももっと黄色だったことを考えて自信はないが一応ヘリグロチャバネセセリとした。
 そこへもう一匹セセリが飛んで来た。これもよく似ているが、前翅の黒い条の形が違う。翅の先の方へ細くなっている。



           スジグロチャバネセセリ(?)

 これも自信がないがスジグロチャバネセセリとした。正確に判定できる方の御意見を求めたい。
 最後に、下向きに咲く白いキイチゴと思われる花を見つけた。未だ青いが実もなっている。これも自信がないがバライチゴだと思われる。


              バライチゴ(?)

 石川県では、医王山県立公園内では許可なく採取などしてはいけないことになっている。

赤住の海―イソヒヨドリ

2023-07-21 08:54:42 | 日記
 志賀町赤住の海岸は基本的には岩場であるが砂浜の部分もあり、春、秋、冬といろいろな海ガモやシギ、サギなどが見られるのでよく訪れる。流石に夏場に見られる鳥は少ないが、イソヒヨドリは、いつもいろいろな顔を見せて歓迎してくれる。ブログネタもないので、今年半年のイソヒヨドリの様子を報告したい。 
 1月11日に、今年になって初めて志賀の海も訪れてみた。ウミアイサなどの様子が見たかったからである。川尻の砂浜にはカモ類も少なく、ノリ田で少数のヒドリガモが餌を探しているだけであった。

            冬、ノリ田のヒドリガモ

 砂浜でもシロチドリが少数いるだけで寂しい気がした。弁天島の周辺でも、ダイサギが浅瀬で餌を狙っていたが、沖合ではカルガモやマガモが泳いでいるだけであったので、気を取り直して赤住まで行ってみた。

           冬場の弁天島のダイサギ

 ここでもアオサギが餌を探しているだけであった。

             冬場の赤住のアオサギ

 残念と思って堤防を見るとイソヒヨドリが目に入ったので、今日はこれにするかと思い何枚か撮影した。

          1月の赤住の堤防のイソヒヨドリ、オス

 最初はオスであったがメスも見つかった。

             イソヒヨドリ、メス

 イソヒヨドリは今年も元気に迎えてくれた。
 枯れ枝ではトビが鳴き、盛土の袋の上にはモズ、浅瀬にはクロサギがのんびりとし初春の風情であった。

               冬場のモズ

             冬場の赤住のクロサギ

 イソヒヨドリは2月にも元気に居た。3月にはオスの周囲監視活動が増え、メスも呼応して鳴き始めたように感じた。

           3月のイソヒヨドリ、オス


      周囲に気を配るようになったイソヒヨドリ、オス


         周囲を気にしだしたイソヒヨドリ、メス

          鳴き始めたイソヒヨドリ、メス

 ウグイスも近くで鳴き始めた。

             鳴き始めたウグイス

 浅瀬ではアオサギが相変わらずのんびりと餌を探していた。

          のんびり餌を探すアオサギ

 オスは風が強く寒さが戻った日にも周囲を監視していた。

         風にも負けず監視を続けるオス

 4月にはオス、メスが一緒にいるところが目撃されることが多くなった。

         オス、メス一緒に行動するイソヒヨドリ

 初夏には若鳥も見られるようになった。

            若いイソヒヨドリ(?)

 夏には、別々に居る立派なオス、メスが別々に見られるようになった。


             逞しいイソヒヨドリ

 これから暑さを乗り切り、来年の繁殖に備えるのであろう。

梅雨明け前の来訪者-マルタンヤンマ

2023-07-18 10:26:35 | 日記
 7月11日には、ニイニイゼミが庭で羽化したことを報告した。1週間経った今、ジージー鳴いて余計に暑さを感じる。

           桜の木でなくニイニイゼミ

 15日には家の壁に止まるアブラゼミがいた。

            壁に止まるアブラゼミ

 昨日、道路では羽化して間もないヒグラシがじっとしていた。

               ヒグラシ

 湿度、温度とも高く、熱中症に注意しなければならない日が続くようになり、いよいよ梅雨明けが間近となった。
 鳥友さんからマルタンヤンマの写真を見せていただき、自分も撮ってみたいと思い、「今日、現場に出かけてみよう」と思いながら15日朝の散歩に出かけた。  
 家の近くまで戻ってくると、路上にトンボが静かにしているのが見えた。

            マルタンヤンマ、オス

 何だろうとのぞき込むと、あ!マルタンヤンマだと気づき、それも雄である。胸が高鳴った。体の傷みは無いがなぜか飛べない様子である。早速家に持って帰って、草に止まらせ写真を撮った。夜来の強風で吹き飛ばされてきたのかもしれない。

            萱に止まるマルタンヤンマ

 マルタンヤンマのオスは複眼、胸側、腹部上部の明るい青色が美しい“日本一美しいヤンマ“、また、生態が十分には知られていない”幻のヤンマ“と言われる。


          マルタンヤンマの複眼と胸




        幻のマルタンヤンマが我が家の庭に!!

 鳥友さんに見せていただいた写真はメスが産卵している場面であり、胸、腹部上部の黄緑色の条や紋、赤っぽい腹部と黒っぽい環状紋が美しいが、オスにはかなわない。梅雨明け間近の思わぬ嬉しい訪問者であった。
 これに気を良くして、今朝は湿地があるところを散歩してみた。アキアカネ、シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボなどが見られ、ハグロトンボも羽化していた。

               アキアカネ


        シオカラトンボ オス(上)、メス(下)


       オオシオカラトンボ オス(上)、メス(下)

             ショウジョウトンボ


          ハグロトンボ オス(上)、メス(下)

 枯枝では遠くを飛ぶカラスを背景にヒヨが鳴いていた。ヒヨも暑かろうと思いながら家に帰り着くと、玄関先でヒヨの雛の鳴き声がした。


        遠くを飛ぶカラスを背景に枯枝で鳴くヒヨ

 家ではヒヨが良く営巣するが今年は全く気が付かなかった。まだ十分には飛べない。人間の私に餌をねだっている。あげたいが捕まえるわけにもいかない。

           巣立ったばかりのヒヨの雛

 早く草むらにでも隠れてカラスの襲撃を避け、親鳥を待った方がいい。暑いのは仕方ないとしても、私のためにも雛のためにも湿度だけは下がって欲しいと思う。


加賀の生き物ーイヌワシ

2023-07-14 08:42:01 | 日記
 先日の能登の生き物に続いて加賀地方の生き物について述べる。


               加賀の観察地

 千里浜に続く高松、七塚海岸の砂浜にはハマシギ、ミユビシギなどが多くチュウシャクシギ、クロガモ、シノリガモなどが見られることもある。

              千里浜のハマシギ

               クロガモ

 千里浜から白尾にかけての海岸はシロチドリの越冬地でもある。

               シロチドリ

 河北潟干拓地は多様な生態系を持ち、コハクチョウ、クロツラヘラサギ、ヘラサギ、ナベヅル、マナヅル、マガン、オオヒシクイなどの良い餌場である。

               ヘラサギ

               ナベヅル

                 マガン

 サカツラガンなどが迷ってくることもある。

            河北潟干拓地のサカツラガン

 夏場には、オオヨシキリやカッコウが見られる。
 ハス田ではタカブシギ、セイタカシギ、ホウロクシギなどが見られる。

               セイタカシギ

               ホウロクシギ

 コウノトリが人工巣塔で、今年、初めて子育てに成功した。6月30日に撮影した写真では、巣に立つ個体の足には、左:青、黒、右:緑、黄の足環が見える。親鳥メスは2019年豊岡生まれで、左:黄,青、右:黄,青の足環をつけているJ0230、オスは無印である。

            巣立ち間近のコウノトリ

 この足環をつけているのは今年生まれたヒナで、巣立ちも間近いと思われ、楽しみであった。7日の新聞に2日と5日に2羽が巣立ったことが報じられた。


           コウノトリ巣立ちの新聞報道

 足環ははっきりとは確認できないが左足は青、黒に見える。30日に立ち上がっていた雛であると思われる。

 金沢市の健民海浜公園の森にもコマドリ、キビタキ、コムクドリ、オオルリ、クロジなど多くの小鳥達が立ち寄る。

                オオルリ

 時にはヤツガシラも立ち寄る。

 加賀地方の海岸は石ころが転がる海岸が多く水鳥は少ない。加賀地方では、むしろ山間部や里山、森で種々の鳥が見られる。

 我が町能美では、手取川河口根上の海岸に夏、コアジサシが渡来して子育てする。

        白山を背に手取川河口付近を飛ぶコアジサシ

 最近数が減っているのが懸念される。

 里山ではサンコウチョウ、キビタキ、オオルリ、レンジャク、トラツグミ、時にはミゾゴイなど、雪の川辺ではベニマシコなどが見られ、森ではアカショウビン、雪原でオシドリが見られることもある。

            近くの森でサンコウチョウ

             近くの森でミゾゴイ

           近くの川辺でベニマシコ

            近くの森でアカショウビン


               雪原の上にオシドリ

 ヤマドリもいる。

 山間部ではギフチョウやルリイトトンボも多い。

           カタクリに集まるギフチョウ


            蟹淵のルリイトトンボ

 湧水も多く、クロスジギンヤンマ、オオルリボシヤンマなども出現する。
 昨年8月4日には小松市周辺を集中豪雨が襲い山崩れも多発した。我が町でもルリイトトンボの生息地蟹淵へ通じる山道が崩れ未だアクセスできない状態であり、状況が心配である。また、ハッチョウトンボ生息地も生息環境が悪化し、絶滅が心配されている。何らかの有効な対策を打たなければならない。

 手取川の流域、白山への入り口付近ではウスバシロチョウ、オオムラサキ、スミナガシなどのチョウが見られ、秋にはアサギマダラが集まる。

          白山麓に生存するオオムラサキ

              スミナガシ

           フジバカマに集まるアサギマダラ

 白山周辺ではツキノワグマ、ニホンカモシカ、最近では冬でもイノシシが多い。

            ツキノワグマ遠景

 周囲の山ではイヌワシ、クマタカなどが見られる。登山道ではホシガラスやイワヒバリなどを見ることもできる。

               ホシガラス

               イワヒバリ

 加賀市の片野鴨池観察館の池にはマガン、オオヒシクイ、コハクチョウに加え、多数のトモエガモが渡来する。

            雪原のトモエガモの群れ

 湿地にはムラサキサギ、シジュウカラガンやレンカクなどが迷ってくることもある。

              シジュウカラガン

                レンカク

 周辺には小鳥も立ち寄り絶好の観察場所である。