
3月になっても散歩道には夜の間に降ったにわか雪が残ることがあるがこんな時には晴れる日が多い。

早春の雪
雪の解けた場所にはフキノトウやキクザキイチゲも見られるようになった。

フキノトウ

キクザキイチゲ
昨日の朝も朝の冷え込みはそれなりであった。車の窓、屋根にはしっかりと霜が降りていたが昼間は4月並みの暖かさとなった。

車の窓に下りた霜
石川県では白山市全域が白山手取川ジオパークに認定されており、本年5月のユネスコの承認を待っている。手取川は白山市美川で日本海に注ぐ石川県一の大河である。

手取川の標識
河口付近には北陸道、JR北陸線、北陸新幹線(現在延伸中)など交通の動脈が通り、河口近くの美川大橋は昭和47年居完成したが、道幅がやや狭く後から両側に歩道と自転車道が増設されている。


河口付近の北陸道

白山を背景に北陸線の線路


美川大橋
また上空は小松空港への航空機の進入路となっている。

小松空港に向かう飛行機
橋のたもと近くには明治5年に奉行所跡を利用して石川県庁が置かれた。


石川県庁の跡
その後県庁は金沢市に移転されたが、美川はフグの町として栄えており、夏にはコアジサシが渡来し子育てする。


コアジサシ
冬には美川大橋の下の川原にはセグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコが群れをなして集まる。

カモメ類の群れ


セグロカモメ



ウミネコ
川の流れや淀みには、カルガモ、コガモ、キンクロハジロ、オオバンなどが寛ぎながら餌を探す。

カルガモ

コガモ

キンクロハジロ

オオバン
ダイサギやコサギも集まってくる。

ダイサギ

コサギ
初夏、ハマシギが立ち寄り上空ではコアジサシが白山を背にスマートな体で高速で飛ぶ。

コアジサシの飛翔
これからもこの自然を大切にしていきたい。
素晴らしい環境がいつまでも続きますように。
コメントありがとうございます。カモメにも種々居て、見分けるのが難しいのもいます。総じて、翼それを支える筋力、飛ぶ力が強い印象があります。持久力もすごいと思います。因みに、コアジサシもカモメの仲間です。
ダイサギ、コサギ、さらにコアジサシは優美ですね。これらの鳥の穢れを寄せ付けぬ白さに惹かれます。
また、コアジサシの飛翔も息をのむほど美しいですね。鳥たちの写真は難しいですが、いつも素敵に撮られていて、鳥たちへ注ぐ眼差しの温かさに感嘆しています。
なお、私のブログへいつも、歌の本質を鋭くとらえたコメントを頂き学ばせて頂いています。
★仏にはさくらの花をたてまつれ 我がのちの世を人とぶらはば(西行法師)
この歌の解釈は、古来より色々なされていますが・・・、
西行法師が、自分が亡くなったあとに自分のことを思ってくれるなら、ただ桜の花を供えて欲しいと詠っていると、素直に解釈したいと思います。
チョウキチさんもおっしゃるように、桜と同じように人の命の儚いもの、人生は一度きり、という考え方が歌の底流となっていると考えます。また、自分が亡くなった後に生きているであろう人に、桜を添えることを託す。その意味では「潔い」と思います。
これからもよろしくお願いします。
丁寧なご対応恐れ入ります。私の意見は素人の戯言のようなものですが、感じたままを述べさせていただいております。よろしくお願い致します。