今日は雨の朝です。この時季は一般に新しい出発の時季ですが、私にとってはお別れの日です。私事ですが、goo blog サービス終了の知らせを受け、自分がそれなりに歳もとり、アップする素材も少なくなってきたこと考え、今後の更新を中止することにしました。今後は、気儘にfacebookを利用しようと考えています。いつまで続けられるか分かりませんが、「facebook 川上雄資」で検索していただければ、すぐに見つかると思いますので、もしよろしければご一読いただければ有り難く存じます。また、他にも新しい趣味を見つけたいとも思っています。
さて、ギフチョウが出てくる時季は越冬したヒオドシチョウやルリタテハが目覚める時期でもある。

早春のギフチョウ


越冬から目覚めたヒオドシチョウ


目覚めたルリタテハ
石川では、多くの場合ヒオドシチョウの翅の痛みが激しく、より厳しい環境で越冬しているものと思われる。いずれにしても、越冬したチョウや新たに羽化したチョウ達は互いに縄張り争いをするのが普通である。ギフチョウと同じ時季に出てくるアセビやガマズミなどを食草とするコツバメは小さいのであまり争いに加わらないが、ミズナラ、コナラなどを食草とし、やや遅れて出てくるミヤマセセリは勇敢に争いに参加する。



仲間同士で争ったり、ヒオドシチョウなどと争うミヤマセセリ
ミヤマセセリは仲間のオスとも争う。他を分別する能力はあまり高くないのかもしれない。
オスの表には霞んだような白いロウ状の紋があるがメスのそれはくっきりとしている。













ミヤマセセリ
ミヤマセセリはギフチョウのような華やかさはないが、春の一時(いっとき)出現する儚いチョウという点では共通している。皆様とのお別れにふさわしいチョウかもしれない。
当地には、未だジョウビタキやアオジ、ツグミも少し残り、山の方に行けばカワアイサが見られることもある。

ジョウビタキ

アオジ

ツグミ

カワアイサ
ホオジロ、カワラヒワ、エナガ、ハクセキレイ、コゲラなどの活動が活発化し、季節は変わり、夏に向かっている。

ホオジロ

カワラヒワ

エナガ

ハクセキレイ

コゲラ
自然豊かな石川に住み、皆様と共通の趣味で交流させていただいたことを有難く思っています。蝶吉であった私、チョウキチがこのブログを通じて鳥吉にもなることができました。皆様大変お世話になりました。改めてお礼申し上げます。有難うございました。末筆ながら、皆様の末永いご健勝、さらなるご活躍をお祈りいたします。