残照日記

晩節を孤芳に生きる。

ギネス級離婚

2012-01-06 17:43:50 | 日記
【災難は、忘れた頃に……】聖書「箴言(7-1)」
≪明日のことを誇ってはならない。一日のうちになにがおこるかを知ることができないからだ。≫

≪伊でギネス級白寿離婚=40年代の妻の浮気許さず―─英紙デーリー・テレグラフ(電子版)は12月31日、イタリアで99歳の夫が96歳の妻に離縁を言い渡す「世界最高齢」離婚があったと報じた。夫はクリスマスの数日前、たんすから古い小箱に入ったラブレターを発見。1940年代、若かりし妻がひそかに浮気していたのに気付き、怒りが収まらなかったという。妻は浮気の過去を認め、洗いざらい白状したが、夫の離婚の決意は固く、翻意しなかった。夫妻は77年間連れ添った仲だった。5人の子供、10人以上の孫、さらに、ひ孫も1人いる。≫(1/1 時事通信 )

∇何で又、人生の終末も終末になってこんなことが発覚するのだろう。「箴言」に曰く、≪主の目はどこにでもあって、悪人と善人とを見張っている。≫(15-3)。 孔子も曰く、≪人の生くるは直(なお)ければなり。これを罔(あざむ)きて生くるは、幸(さいわい)にして免(まぬが)るるなり。(雍也篇)≫(人間が生きてゆくのに最も大切なことは、正直であることだ。不正直者が悪を働いて天罰を逃れたとしても、偶々一時的に逃れただけのこと。時期が至ればきっといつかは天の鉄槌が落ちるものだ。正直に生きよう、と。) 老夫婦の事件は、人間どもにそれを覚醒するための仕打ちなのだろうか? いやはや、クワバラ/\。それにしても老夫婦はこの後一体どうなるのだろう。離婚を言い渡された老妻は勿論だが、老夫だって急激に寿命を縮める筈だ。或は老夫にも生前、何某かの「悪行」があったのかも。そうでないと理屈に合わない?!ωκ$%&△Σ#??! 嗚呼!