藤原竜也と鹿賀丈史の夜神親子共演ということで”期待して”観てきました。
鹿賀丈史の舞台を観るのは初めて。
しかもデスノート以来の共演となれば、そりゃもぉ、ねぇ。
うちはシアタードラマシティの会員になってるんだけど、「かもめ」大阪公演はシアターBRAVA。
チケット取れるかどうか危うかったんだけど、なんとか確保。
行ってみてびっくり。
なんとこの劇場、傾斜が緩~い。
前に普通の女の人座っただけで、もぉ前が見えません。
こじかなんてちっこいから、体ひねりまくってなんとか隙間から覗き込んでる始末。
ライブのアリーナ席とかなら仕方ないけど、劇場でこれはないよねぇ…。
なんでこんな作りにしたんだ??
あまりに観にくかったんで「2度と行かない劇場」に認定です。
…まぁ、よっぽど魅力ある公演があれば、前言撤回するかもしれないけど…。
さて、内容だけど、藤原竜也演じるトレープレフのキャラが、身毒丸のキャラそのまんまなんですよ。
マザコンで。
おかげで、ちょっと…って印象でした。
これ、うちらが「身毒丸」観てなかったら、全然印象違ったかも。
とにかく「身毒丸」はイメージが強烈だったんで、これが舞台の基準になってしまってるんですよね。
で、その基準からいくと、今回の舞台はなんともあっさり。全体的にそんなに凝ってないし。
でも「このキャラ…身毒丸?」なので、舞台とキャラのギャップで、なんとも物足りないんです。
一番残念だったのは鹿賀丈史と藤原竜也がほとんど絡まない。
もっと掛け合いを期待してたので「あらららら~」でした。
いや、出てる俳優さん達はみんなすごくよかったんですよ。
鹿賀丈史は結構笑わせてくれたし。
「俺には自分の意見など無い!」は、名台詞やな~。
ラストも惜しい気がするのよねぇ。
ここからドロドロの愛憎劇になるのか?って矢先に、「バンッ!」って大音響(ホントにびっくりした)と共にトレープレフが自殺して幕引き。
「え?」でしたよ。
まぁ、言ってしまえば「可もなく、不可もなく。」だったんだけど、舞台ってお高いからねぇ…。
これじゃ困るんだけど。。
なにがダメだったんだろ?
期待しすぎ?
「身毒丸」観てたから?
不思議だったのがカーテンコール。
都合5回あったんだけど、5回目が終わったらみんな一斉に帰り始めて。
なんか合図あったっけ?って思ったくらい。
これまでのは、いつまでも拍手が止まないで、終演の場内アナウンスがあって、初めて帰りだした気がするんだけど…?
ハズレとは言いませんが、リベンジに鹿賀丈史主演の「ミュージカル ラカージュ・オ・フォール」に狙い定めてるうちらなのでした。
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