Rail photo album

鉄道と飛行機の写真を

ミラノ中央駅で見た列車

2020-07-08 17:29:31 | 欧州の鉄道

今年は海外になかなか行けそうもないので、昨年11月に撮影したイタリアの鉄道の写真をアップしたいと思います。頭端式のホームと半円形の骨組みが特徴のミラノ中央駅で見た列車たちです。

まずは、特急IC E402型機関車が先頭です。

次は、E414型機関車が引く特急IC

NTV社が運行するItalo、とてもスタイリッシュで、車内も素晴らしいです。

ミラノ近郊鉄道(TRENORD)の2階建て客車

手前は落書きだらけの機関車に引かれたミラノ近郊鉄道の列車、奥の方にはイタリア鉄道(Trenitalia)のFRECCIAROSSAが3編成並んでいます。そのうちの一番手前はETR500型のようです。

最後に、スイス国鉄とスイス国鉄とTrnitaliaの50%ずつの出資により設立されたTILOが運行するRABe524形電車。スイスの交流区間とイタリアの直両区間を通して運行できます

歴史ある駅でたくさんのお洒落な列車を見ることができました。ヨーロッパの駅は楽しいですね。


トレニタリアの特急列車3種の並び

2017-02-13 22:51:40 | 欧州の鉄道
トレニタリアの3つの特急列車が、ローマ・テルミニ駅に並びました。


右から、ETR400型フレッチャロッサFrecciarossa、ETR485型フレッチャルジェントFrecciargento、ETR500型フレッチャロッサFrecciarossa
ETR500型は動力集中方式(機関車+客車)、ETR400型とETR485型は動力分散方式(電車)とのことです。

イタリアの二大高速列車

2017-02-13 22:31:00 | 欧州の鉄道
ローマのテルミニ駅で並ぶ、イタリアの二大高速列車「フレッチャ・ロッサFRECCIAROSSA(左)」と「イタロ.italo(右)」

以前は、後から参入してきたイタロは、ローマの中央駅であるテルミニ駅には停まりませんでしたが、今は乗り入れするようになっています。どちらも所要時間は変わらないようです。
web予約での値段はイタロの方が少し安いような気がします。日本からフレッチャ・ロッサを予約しようとFSのサイトで入力しましたが、カードの支払いがうまくいかずに断念しました。イタロは問題なくできました。

レオナルドエクスプレス ローマ・テルミニ駅

2016-11-28 23:19:28 | 欧州の鉄道
ローマの玄関口フィウミチーノ空港から、ローマ市内のテルミニ駅までの空港連絡列車「レオナルドエクスプレス」です。


空港からノンストップで30分ちょっとで着くので便利ですが、ちょっと運賃は高め。
普通列車なら2/3程度、バスなら半額以下です。
そのせいか、けっこう空いています。ゆえに快適ですが。

Dresden中央駅

2012-10-29 22:54:21 | 欧州の鉄道
(最近撮影に行っていませんので、夏に撮りためた写真からお届けします)
ドイツのDresden中央駅です。この駅は行き止まりホームを挟んで、高架のスルー線路が両側にある構造をしています。
写真は行き止まりの地平ホームから高架ホームを見上げたところ。


高架ホームから、地平ホームを見ると見るとこんな感じです。いろいろな種類の列車が停車しています。


高架ホームに停車している客車列車。


客車列車の多くがプッシュプルです。高架ホームに停まる2階建ての制御客車です。


Eisenbahnmuseum Dresden-Altstadt

2012-09-15 23:30:07 | 欧州の鉄道
Dresdenまで足を延ばしたもう一つの鉄道関係の狙いが、この博物館です。

場所は、ドレスデン中央駅の南西1.5kmくらいのところ
アクセスは、市内の中心のPrager Str.から62番のバスでBamberger Str.まで行きます。
降りた先を右に折れて突き当りを右へフェンス沿って進むと入口が見えます
入口


入場券は硬券


昔の扇形機関車庫をそのまま使っています。


この博物館、月2回程度しかオープンしないので知名度は低いようで、10時頃に行きましたがお客さんは私たち以外誰もいませんでした。
この日もボランティアの方が修理や部品の整備をしていました。
01 急行用パシフィック型(2C1) 動輪径2m



62 015 急行用タンク機関車(2C2T) 動輪径1.75m


89 6009 (0C0) 動輪径1.1m 本来タンク機関車だが、炭水車を牽引する


無火機関車

ZittauからDresdenへ

2012-09-02 21:43:28 | 欧州の鉄道
Zittauer Schmalspurbahnに乗車した翌朝、Dresdenに向いました。
ZittauからDresdenまではSaksen Ticketという切符を使いました。
今回は3人旅でしたので3人で29EUR。片道普通運賃の半分以下の値段です。この切符は、朝9時~深夜3時まで有効でザクセン地方の様々な鉄道に乗ることが出来るようです。

本来、Zittauからはドイツ鉄道のRE(地域急行)に乗って約1時間半でDresdenに着きますが、この日は途中まで代行バス(たぶん工事運休)で行きます。駅の窓口でおばちゃんが説明してくれたのですが、ドイツ語なのでよく理解が出来ず、印刷してもらった旅程表を見てようやく「代行バス」に気付きました。

代行バスを降りて待っていたのは、この赤い低床の新型気動車でした。

 Dresden中央駅にて

一応REですので「ローカル急行」ということになります。内装は、昨日乗った国境越えの気動車とタイプはほとんど同じようです。

<つづく>

Zittauer Schmalspurbahn(2) 乗車編

2012-09-02 20:40:54 | 欧州の鉄道
それでは、列車に乗ってみましょう。では出発です。


Zittau駅を出ると、駅構内のはずれでドイツ鉄道と交差して北側に出ます。そしてしばらくポーランド方向に並行して走ったあとにドイツ鉄道の下をくぐります。町の反対側まで半円を描くように走ります。


そこから山のほうに入っていきます。


そして始発駅を出て約30分で分岐点であるBertsdorfに着きます。


この鉄道の名物はその分岐点の駅で2列車が同時に発車するシーンが見られることです。
この日はJonsdorf行(向って左側)が僅かに早く発車しました。


そしてやや遅れて、Oybin行が目の前を通り過ぎて行きました。


なおここのBertsdorf駅のすぐ脇には鉄道ファンが集まると言われる宿があります。
http://www.hotel-bb.de/

終点まで行って折り返してきた列車です。


そして、Zittauに戻ります。


Zittauは小さな町ですが、古い建物が残っています。


なかなか味のあるナロー鉄道でした。
ドイツ・ザクセン地方は蒸気機関車が走る保存鉄道がたくさんあるようです
ぜひ、皆さんも訪れてみてください。

つづく

Zittauer Schmalspurbahn(1) Zittau駅

2012-09-02 17:31:25 | 欧州の鉄道
Zittauまで行った目的は、Zittauer Schmalspurbahnに乗るためです。
この鉄道は全列車が蒸気機関車牽引のナロー鉄道です(土日にはClassical Diesel Carも走ります)。

ナローゲージですが、動輪5軸(日本国鉄流にいうと1E1タイプ)の重厚なタンク機関車です。


始発駅はドイツ鉄道のZittau駅前広場の端にあります。駅の入口にはショップもあり記念品も売っていました。


なかなかクラシカルな駅です。


車庫が駅前広場を挟んだ反対側にあるので、出庫や機回しの時にはこの広場を蒸気機関車が横切ります。



この右手にドイツ鉄道の駅舎があります。

こちらは車庫です。


つづく

チェコのローカル列車乗り継ぎの旅 ~チェコからポーランドをかすめてドイツへ (2)

2012-08-23 22:52:38 | 欧州の鉄道
チェコのローカル列車乗り継ぎの旅の続きです。

Turnov駅でしばらく待っていると、乗車予定の列車がやってきました。
今度は2両の近郊型気動車。ここまで乗ってきた車両よりは少しきれいです。


 Turnov   11:21発 R 984 .  Liberec 11:58着
 Liberec   12:02発 TLX 20914 Zittau 12:43着

30分ほどで2回目の乗換駅のLiberec駅に到着。8番線まである大きな駅で、乗換列車が4本も止まっています。
ここの乗換時間は時刻表では3分なので、あわてて「Zittauに行くにはどの列車?」と駅員に聞くと「5番線」。「それはどこ?」と聞くと誘導してくれました。重いスーツケース引きながら走ってようやく乗り込みました。
今度はドイツの車両で、新型の低床型気動車です(写真はZittau駅にて)

国境越えの列車はTrilexという鉄道会社が運行しています。

車内でドイツ語が聞こえます。
チェコ国内の山の中を北上し、山を抜けて少し開けてきたところで、ポーランドに入ったようです。遠くに教会が見える麦畑の中を走ること5分間。


川を渡ると、そこが国境でドイツの町に入ります。
ちなみにこの線にはポーランド領内の駅はありません。
急に大きなガソリンスタンドや公園などが見えます。いままでの道中ではお目にかからないような立派な町並みです。
そして立派な駅舎のあるZittauに到着しました


ということで、チェコのローカル列車の旅が無事終了しました。

つづく

チェコのローカル列車乗り継ぎの旅 ~チェコからポーランドをかすめてドイツへ (1)

2012-08-21 22:59:48 | 欧州の鉄道
この夏、チェコとドイツ・ザクセン地方を旅行しました。
その中から鉄道ネタを紹介します。
事前にWebで調べましたが、なかなか情報も少なく現地に着いて初めて分かることも多いようでした。

プラハ本駅Praha hlavni nadraziからチェコ/ポーランド/ドイツの3ヶ国の国境が接するドイツのZittauへ、ローカル線を乗り継いで行きました。
乗車前日に事前購入しようとプラハ本駅の窓口に行ったら、乗車当日購入ならグループ券(フリー切符みたいなもののよう)+その境界からZittauまでの合計で3人で510Kc(チェココルナ=約2000円)というのがあると言われたので、翌日朝にこの切符を購入しました。(※まずインフォメーションで乗る予定の列車の時刻を印刷してもらうのが良さそうです。それがあれば、窓口で切符買ったり、列車での検札など、見せるだけでスムーズにできました)
今日の旅程は、3つの列車を乗り継いでいきます。家族同行で重い荷物を持って途中で2回乗換をするのが気がかりです。
 Praha hl.n. 9:25発 R 1140 Turnov 11:12着
 Turnov   11:21発 R 984 . Liberec 11:58着
 Liberec   12:02発 TLX 20914 Trilex H L Zittau 12:43着

駅では、このような路線別の時刻表を入手できます。トーマスクック時刻表に載っていない路線もけっこうあるようです。


最初の列車は、プラハ本駅からTurnovまで普通列車R1140となります。
1両の気動車に2両の客車が引っぱられた形の3両編成。かなりくたびれた車両でした。


途中で車掌さんが来てくれて、チェコ語で「あと2つだ(と言っていると思うのですが)」と声をかけてくれます。
プラハ駅で印刷してもらった列車時刻が役立ちました。
車窓からは畑と遠くに森が見る景色が続きます。たまに人家が見えると駅に止まります。
1時間45分ほど乗車してTurnov駅で1回目の乗換です。

 左側が乗ってきた普通列車R1140

「隣のホームに待っている列車に乗り換えればよいか」と思っていましたが、駅に着くとなんと接続する列車が3本もありました。


つづく

ウィーンHofpavillon(皇帝専用)駅

2009-03-14 23:35:50 | 欧州の鉄道
ここしばらく撮影に行っていません。
そんなときは昔の写真でごまかしましょうか。

ここは、ウィーンの地下鉄U4のHietzing駅。
ホームの上には立派な駅舎があります。
これは19世紀(1899年)に建てられた市営鉄道のHofpavillon駅舎です。
Hofpavillonとは「皇帝専用」駅舎で、皇帝がシェーンブルン宮殿に行くのに利用したもの。
設計は世紀末のウィーンを代表する建築家Otto Wagner(オットー・ヴァーグナー)です。

 2001.7撮影

オーストリアでは、こんな古い時代の駅舎が大切に保存されているのですね。

ウィーン西駅にて

2008-07-13 12:12:04 | 欧州の鉄道
ここのところ、撮影に出かけていないので、昔の写真を引っ張り出してきました。
今から7年前のオーストリア、ウィーン西駅での写真です。

ウィーンは、オーストリアの東端に位置しており、東西の交通の接点となっています。
ウィーン西駅は、ドイツ、スイス等へ向かう国際列車が頻繁に発着しています。

まずは1016。貨客両方で200km/h以上の速度が出せる高性能電気機関車です。
後ろの車両はスイス国鉄のものです。
   

次は1144。1995年から配備された最高速度150km/hの電気機関車。
   

ドイツの101が引く、国際夜行列車CityNightLineです。
   
 
客車には大きなロゴが書かれています。
   

これら本線用の機関車以外にも、入換用に様々な機関車が構内を走り回っています。
まずは凸タイプのボディーを持つ電気機関車1163。
   

そしてディーゼル機関車2067。
   

次々と列車が出入りをして、いつまでいても飽きないところです。