忘れた頃に思い出したようにやってくる
最近読んだ本シリーズ
最近ハマってるのが真梨幸子さん。
『殺人鬼フジコの衝動』がすごく面白かったので
『みんな邪魔』『女ともだち』と続けて読みました。
私は同じ本を何度も読む人なんですが、読み終わってすぐに
１ページ目に戻りたくなるのはこの人が始めてです。
実際どれも2回続けて読みました。１度目より2度目が面白いんですよねー
『シックス・センス』という映画のように
あちこちにちりばめられていた仕掛けがレイヤーを重ねていくように現れる面白さ
そういうものがこの人に作品にはあると思います。
ぶっちゃけどろどろ系です。それも女性のどろどろです
面白いです（笑）
誉田哲也『春を嫌いになった理由』
スロベリーナイトを書いた人ですが、こういうオカルトっぽいもの書くんですねー
オカルトっていうとチープなのが多いですが、さすがにしっかりした文章で面白かったです。
山田悠介『親指さがし』
ネットで売れたという『リアル鬼ごっこ』の作者が書いた本ですが
文章が稚拙すぎてびっくりしました。
こういうのが売れる時代なんですかね？
もしくはネット上で読むにはこういうスカスカの内容が読みやすいのか
都合よすぎる展開の連続で、あまりのリアリティの無さがまさに今風なのか？と思いました。
道尾秀介『背の目』
会社の同僚がこの人に凝ってるみたいで
何冊も貸してくれるんですが、あまり好きではないです（笑）
文章がヘタとか面白くないとかそういうワケではなく
なんつーか…作者の思考回路が面倒くさいｗ
『向日葵の～』なんかマジでわけわからんｗ最後まで読んだけど
売れてる作家さんなので、私とは波長が合わないんだなという事で。
でも嫌いとか云うてても、ふと波長の合う時があったりして
それもまた面白いんですけどね。
今本ってめっちゃ高いじゃないですか
これ面白そうだなーと思っても
文庫本でも800円ぐらいしてて「うおったっか！
」ってなるんですよね（笑）
なのでもっぱら古本屋購入専門なので、今更？な本があってもご勘弁下さい
そしてあくまでも私の個人的な感想なので
自分の感性でいろいろな本を読んでください
本をいっぱい読んでください
