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2007-11-21 22:48:15 | 2008冬新作 マリコ
今回の新作『VOX MARIKO』においての見せ場の一つ
ガトリング砲ですが、原型にそんな薄い真鍮パイプを使ってどうやって複製するんだYo!
と、疑問の方もおられると思います。
僕もその一人です(ぇ)

この問題点に立ち向かうべく日々頭を悩ませているのですが、とりあえず途中経過を報告します。
真鍮パイプは、φ2.0mm、内径φ1.8mmです。
こいつをシリコン方の中で固定しなければいけません。
で、ホームセンターで見つけたのが、これ。

「真鍮釘」
見た目でこれφ1.8mmっぽいなー。なんつって(賭けで)買ってみると、正解。
ピッタシです。
ほら

これを、写真のように固定しまして(これはこれでパイルバンガーっぽくてカッコイイ!)
それぞれの穴の位置を定めます。
プラ板で釘を固定する為のパーツを作るわけです。

前後から6本ずつ釘をさしてやれば、原型(の中の真鍮パイプ)を固定できるわけです。
釘を刺して固定する…比喩表現を感じる。
どうでも良いですが…。

パイプの前後するのを防ぐ必要があるなと感じます。
シリコンにそいつをお願いするのはあまりにも頼りないので、こんなパーツを旋盤で作りました。

リングですなぁ。
こいつを釘の途中に設けます。

これで、パイプ位置固定でしょう。
これをバレル基部と銃口部とで計4つ作製。

釘が動かないよう、ポリパテで固定(黄色い部分)。
複製したものを取り外すためのハンドルの役目も兼ねて、こんな形状にしています。
そしてこいつらをシリコンの中へ。

中での状況が分からないと怖いので、透明のシリコンを使用しました。
このシリコン、初めてです。
試験もしていません。
いきなり本番に行っちまったけど、どうだろう?
どうなるんだろう?
こぇ~!!

そんなこんなしているうちにこっちも

追加装甲っぽいところを作りまして。
他には、横の開口部を2mm程広げました。
この付近は、ポリゴンと結構違うと思います。スリットが面の途中にかかっていて折れているのは嫌だと思ったのでこうしたのですが…
悩んでいます。
最近迷いがあって、いかんなぁ。
この辺の面構成が上手く読み取れなかったんですよ。多分それが原因です。