最近映画づいてます。観てきました「ゴーン・ガール」
昔のように「このミス」上位は何冊か必ず読んだりする暇もないわたくし、
原作はこれから入手して読みたいなりっ。
久々の本格サスペンスの予感、ベン・アフレックもまあ好きだし。
先日観た「6歳のボクが~」はテキサス州、こちらはミズーリ州のお話。
あのうー、アメリカ行ったこと無い身にはイマイチどういう土地柄か分からないのね。
町山智浩さん教えて~。日本で言う○○県とか言ってくれたら分かるけど。
映画オンリーの感想を述べたいと思います。
NYから引っ越したらまあきっとミズーリ州って田舎なのでしょう。
良家の子女、ハーバード卒の才色兼備な妻、エイミーが突然失踪。
状況証拠からベンアフ扮する夫に容疑がかかります。
ところがところが・・・なお話。
このエイミーの親が高名な人達で、エイミーをモデルにした児童文学作品?
「アメイジング・エイミー」ってのが作中に出てきます。広く知られた作品のモデルでも
あったエイミー。いい子ちゃんのエイミー。
でも結婚して様々な事情から夫の実家のある田舎に引っ越し、ぶっちゃけ冴えない生活を
送ってたんだな、的な。(でもねー、こないだの映画もそうだけどアメリカって基本、
家が広すぎて貧困って言ってもイマイチぴんと来ない)ミズーリの家も邸宅じゃん?て感じ。
(ここからエイミーのつもりで)そんな私に出来る事は・・・。
全米の注目を集めちゃうこと。もうハーバード出の知能をフルに使っちゃうの。
よくも私という完璧な妻がいながら浮気なんて、ニック。
夫を懲らしめてやるわ。時間はたっぷりあるのよ。
でも運命のイタズラね。復讐する計画が狂っちゃったわ、さあ、どうするエイミー?
ちゃんと私には手駒があるのよ、例えば大富豪の元カレ・・・。
さあ、どうするエイミー?
主導権を握るのはいつも私よ、悲劇のヒロインになるわ。
悲劇から立ち上がり、夫を愛する強く美しい妻が私よ。
ってまあドン引きする手法でセルフプロデュースしちゃうエイミー、
片田舎においても自分と夫のポジションを永遠に不滅に強烈アピール。
まさにアメイジング&チェンジング!
原作と脚本は私と同い年の女性作家。
映画評にもありますが、ヒッチコックの影響がホント、あちらこちらに。
ヒッチコック好きな私にも響くものが。
こんな妻、超サイコ、絶対一緒に寝られない・・・。