去年も同じ内容を載せましたが、加筆修正です。
60A以上の契約についてお話しします。
大きな一軒家、最新のタワー型マンションで多いです。
10KVA たとえばこの10キロボルトアンペアというのは=100Aの事です。
T京電力で無料でブレーカーを交換出来るのは、60AまででT京電力のブレーカーが
ついているものだけです。(大まかに言えば)
SB(サービスブレーカー)契約というのがこれに当たります。
ではそれ以上の契約、回路契約や主開閉器契約、60A以上の従量電灯Cの場合は?
電気工事店で工事をしていただきます。(無料ではありません)
よく、ええ、うちって100Aもあるの?とかお客様に驚かれるのですが、その家なり
マンションなりが建ったときからその設定になっていたりします。
そんなに使わないよ、という時はどうするか?
たとえば、今現状20KVA使える容量になっている=でも毎月の使用量はごく少々、
こんなときは基本料金が勿体ないような気がします。でも、実際に使用が無くても
20KVAの容量である=その分の基本料金が発生しています。
だから、例えば工事店で15KVAに下げる工事をしました(T電への申請は工事店から
申し込まれます)→下げました、15KVAの容量になりましたよ→T電で現地確認し、
15KVAの基本料金を適用、という流れになっています。
あと、10KVAの人が60Aに下げたい、T電のブレーカーにしたい場合とか
やっぱり電気工事は必要ですが、今の分電盤の中にT電のブレーカーを取り付ける
スペースを作ってもらったりしてからT電のブレーカーを取り付けたりします。
えーでも電気工事なんてどこに頼めばいいの?って言う場合、私達は
住宅電気工事センターという、各工事店が加入する組合の連絡先をご案内しています。
お住まいの近くの工事店を紹介してもらえます。
要するに、60A以上の契約や回路契約や主開閉器契約の場合は工事によって
変更が基本なんですが、どのくらいに下げたらいいか?というコンサルティングは
電力会社で無料で行えますので必要な方はお問い合わせ下さい。
昨年も震災以降、お問い合わせが多かったのですが、
「工事費が何万もかかるなら変更しない」と諦めた方、基本料金が高いけど
使用量は少ないような方は、今回、工事費をかけてもアンペア数を下げた方が
良い場合もあるなあ~と思います。