彼は昔、死んでも可笑しくないような自動車事故に遭ったことがあります。
その時の写真を見せてもらったら、車はもう滅茶苦茶で
一目で運転手は亡くなったか、もしくは重体って思う程
それは酷い事故の現場写真でした。
だから彼の身体にはその時についたキズがあちこちに沢山あります。
凹んだままの骨もあります。
初めて会った時、彼が背中が痛いと言うので
お風呂上がりにマッサージしてあげる^^
と、裸の背中を見ると無数の傷後が・・・。
そして事故のキズだと話してくれました。
でも彼の肌はキズの数に反してスベスベなんですよね
多分 元々肌のキメが細かいのだと思います。
マッサージしていても彼の肌のスベスベ感が気持ち良くて
今も行く度に彼の背中をマッサージしては
そのスベスベの感触を懐かしく思う私...
会えないこの時間も その感触は消えることなく
私のこの掌に残っているんです。
そして掌だけではなく この躰全部が彼のすべてを記憶していて
まるで自分の分身を探すように彼を求めているのです...
にほんブログ村
にほんブログ村
ランキングに参加しています^^ポチッとしてもらえたら嬉しいです
