フランス、行ってきたよ!

パリと日本を往復する日々は終わりました。旅の記録と、日々の出来事を綴ります。

12月10日 オランジュリー美術館

2013年06月30日 | 旅行(2012.12.1~2012.12.16)
パリの観光名所には、必ず看板が出ています。
こんな感じ~。
左の青い扉が美術館への入り口です。


中に入るとこんな感じ。


ここにはモネの睡蓮が展示されています。
撮影はできません。

ので、言葉で…。
私の拙い言葉で…、
説明してみようと思います。

「あ、いらん」という方はスルーでお願いします。


元々、オレンジ栽培用の温室として作られた建物であるために、とても細長い構造になっています。
これはおそらく、採光を考えてのことでしょう。
入り口はガラスの扉がありますが、これがとても重いです。
きっと温度を一定に保つために、密閉度も高くなっているのだと思います。
受付ではコートや手荷物を預けることができます。

受付を済ませて前へ進むと、階段に突き当たります。
建物は、地上一階、地下一階の二階建てになっており、地上の部分が、すべてモネの展示室になっています。
階段を渡り、モネの展示室へ。

前室が設けられていて、ここは真っ白な空間。
明かり取りの小さな窓があります。
モチーフとして楕円が使われていて、白い繭のような感じです。
順路がわからないながらも、白い壁の隙間をすり抜けて、展示室に出ます。

驚くほどに明るい室内の四面に、睡蓮が並んでいます。
見ると、壁も絵も湾曲しています。
案内図を見てみると、部屋の形が楕円形になっています。
光は自然光のみです。
外はあんなに曇っていたのに、これほど明るいとは、どんな工夫がされているのでしょう。
部屋の中央にベンチがあり、座って眺める人や休憩している人たちがいます。

この部屋のテーマは昼。
水の透明感や、空の青さを反射した、みずみずしさがあります。
季節でいえば、初夏。
水の冷たさが心地いいイメージです。
これは個人的な感想なので、モネとしては違うのかもしれませんが…。

さらに奥にも展示室があります。
こちらは、夕闇迫る睡蓮の景色が広がっています。

パリの美術館を巡ると、どの美術館にも子どもたちがいます。
学校の課外授業なのか、遠足なのか、先生に引率されながら、絵の説明を聞いたり、絵を描いたりしています。
オランジュリー美術館でも、子どもたちがいました。

地下の展示室には、セザンヌをはじめとする印象派の絵画が展示されています。
こちらは撮影できました。


オランジュリー美術館もなかなかの見どころです(^_^)



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