地元の駅に設けられているエレベーター。使ったり使わなかったりは、その時々のタイミング。
今日は、ちょうど良いタイミングだったので、扉が開くのを待っていた。
すると、小学生らしき男の子2人がケラケラの笑顔で
乗っているのが扉のガラスから見えた。
「いい顔してるなあ…」と、私もつられるように微笑んでしまう。
そして扉が開くと、背の小さなちょっと太り気味の男の子は
一方の友達が降りても、そのままジッと扉の横で立っている。
「どうぞ…」
そう、彼は照れくさそうに「開」のボタンを押したまま、
私が乗るのを待っていてくれたのだ。
さっき緩んだ私の顔は、嬉しさいっぱいの笑顔になり 「ありがとう!」
彼らは、タタタタ…と駆け足で行ってしまったけど、
こんな些細な出来事が、寒く暗い帰り道、私の心をポカポカにしてくれた。
☆今日の男の子を思わせるような(?)サンタクロース☆
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