辛口って書いたけど、辛口じゃないです。(笑)
パースで毎年この時期に開催されるRoyal Show
地元出身の人は 小さい頃の思い出と重なって 年に一回のお祭り!!という感覚があるらしく
毎年でかけるそうです。
でも、そうでない私たちのような他所者組は 結構 ひややか。
年一回に大々的に行われる移動遊園地&露天商のオンパレードと思っていて
いやぁー、それに何百ドルも使うことを正当化できないよねーとマイクと話し合い
日本の遊園地レベルならともかく・・・
と、行くのを躊躇していました。行けば 子供たちは興奮して 買いたがり、乗りたがり だと
思ったので。
でも、今年は子供のみ入場料フリーだったので、行くことに。(ケチなわたしたち)
で、行く前に内容確認と思ってショーマップを見たら
なんと 以下の内容でした
牛の品評会
羊の品評会
賞猫の展示
ファームアニマルと遊ぶ
シープドックの羊の囲い込み
乗馬大会
牛の乳搾り
トラクター展示
丸太早切選手権
蒸気機関車の展示
地元ボーイスカウト等の体験コーナー
その他 ブース(オーストラリア陸海軍の戦車、ボート等の展示 などなど)
ショー(カウガールショー、マジック、バンド演奏 などなど)
あとは、露天商(食べ物、ゲーム)と移動遊園地
でした。
始めて Show のコンセプトを知ったわたしは、ちょっとびっくりしました。
年に一度のショーって こういう目的があったんだ~。知らなかった。
祭りというのは その地域の歴史とか成り立ちとかを象徴しているものだと思いますが
Perth Royal Show も その通りで
結局、この土地は開拓者たちが築き上げたということなんだよね、と思いました。
(オーストラリアそのものが、イギリスの流刑地として始まって、続々と移民が流入してきた
という歴史ですから、素直に考えたらそうなんだけれどね)
要するに『 カウボーイ文化 』なんだ ・・・
で、昨日 ベンジャミンの友達のお母さんたち数人と集まって、子供を遊ばせながら
談笑したのですが
『 丸太早切りなんてみて、何が面白い?? 』
と、地元出身のお母さんが言ってまして 「 いやぁ、地元出身の人が 正直にそう言うのは
珍しいねぇ 」と内心思いましたが。
わたし、見たんですけどね。丸太の早切り。
参加者はみんな、真剣ですよ。マイ斧とか持っていて、ピッカピカに磨かれていて、
念入りに手入れしてあって、しかも、この競技に参加するために、ニュージーランド、
他州、かなりの遠隔地から参加している人もいるのですから!!!!
参加者も筋肉隆々で 体も鍛え抜かれている!!!!!!!
丸太の早切りに 人生賭けている(少なくともお金は賭けている)!!!!!!!!!!!
わたしが その価値を理解できないからと言って、軽く見ては行けない!!!!!!!!!!
でも わたしは 丸太の早切りに人生を賭けるだんなをもてるか???????
とまぁ、カウボーイ文化は 私がこれまで全く触れてこなかったのでよく分からないのですが
パースというか、西オーストラリア州の根底にあるのは、カウボーイ文化なんだ(なのかも
しれない)ということが分かって、この地やメンタリティを理解するキーかも?と思いました。