いよいよ 桜が咲き始め 我が家の庭にも春の花たちが可憐な姿を見せてくれています
最近、韓国での あるプロジェクトが少しずつ動いています
まだ 現時点では 決定するかどうか、わからないのですが
うまく行けば とても充実した素敵なものになりそうなので 今から ワクワクしています
今回 その中で 「ハンオベンニョン」( 恨五百年 )という韓国の民謡を演奏する機会がありました
Y-tube では チョー・ヨンピルさんが歌った動画などが上がっておりご存知の方もいらっしゃるかと思いますが
とても 美しくて 悲しい歌です
「ハンオベンニョン」の「ハン」は「恨」で、 この「恨」という精神は
日本の「恨」とは違ったニュアンスで、韓国の方々の精神の根幹にあるようなものだそうです
悲哀や無情感、痛みを心に持ってじっと生きる「恨」は民謡の中でも多く見られるテーマです
この曲をグループでアレンジ・演奏するにあたり、改めて 韓国の方々の文化や特有のその精神を
学ばせて頂く機会になりました
韓国で韓国の曲を演奏させて頂くことは 今までもあったのですが、
「 ニュアンスが違った 」と感想を頂いたこともあり その精神的な部分を理解したいと思っていました
情報や知識を得ても 感情や精神を完全に理解し表現することはできないかもしれませんが
理解を深め「寄り添う」ことで 皆さんに 愛される演奏になったら
とても素晴らしいことだと思います