「野王」ハリュ、ジェウン涙の対面！

『野王』クォン・サンウ、双子の兄と「完ぺきな1人2役」

『野王』のクォン・サンウがいよいよ双子の兄に出会う。 11日に放送されるSBS月火ドラマ『野王』第9話でハリュ(クォン・サンウ)は、双子の兄チャ・ジェウン(クォン・サンウ)と運命的に初めて出会う。 ジェウンは　幼い頃に生活苦の中で保育施設に捨てられた弟の存在を父から聞いて知っており、これまでいろいろな場所を訪ねて弟を探していた。 そんな中で偶然に刑務所に収監された弟に出会うことになった。 二人の対面には　ハリュの精神的な師匠である服役者オム・サムド(ソン・ジル)が決定的な役割を果たした。 最近、全北益山の刑務所のセットで行なわれた撮影でクォン・サンウは、1人2役でリアルな演技を見せた。ハリュは　これまでの人生を語るようにボサボサの髪と憔悴した様子で、ジェウンは　エリート弁護士らしく端正な髪型と紳士的な身なりで向かい合った。 この撮影で　クォン・サンウはハリュとジェウンを交替に演じるために、何度も服を着替えてヘアースタイルを変えるなど、とても苦労したという。 また30年ぶりの兄弟の対面で　切なく流れる涙の演技のために、カメラの撮影角度に合わせて数回の感情シーンを演じた。 一度涙を流した後で　安定すると再び涙を流すことが難しいが、クォン・サンウは兄の悲しみと弟の涙を代わる代わるに演じてスタッフに絶賛された。 制作会社の関係者は「そばで見守っていると、30年前に　国民のすべてを泣かせた離散家族探しの感動が蘇るほどリアルな涙の演技だった」とし、「二人の兄弟の喜びの出会いが、ハリュの新しい人生のスタートになるか、または別の悲劇のスタートとなるかは第9話で分かるだろう」と話した。