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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

セイヨウツゲ(ボックスウッド) - 自宅

2020-03-14 11:23:16 | みんなの花図鑑

自宅の植え込みのボックスウッド(セイヨウツゲ)の花、先日も、 密集していて 何が何だかよく分からないままアップしてしまいました (ToT)
今日は 先日よりさらに近づいて 整理してみました (^^)/




セイヨウツゲの花は ツゲの花序ととてもよく似ていて、雌花、雄花については ツゲの記事が参考になります。
この画像の上のほうに緑色の柱が立っていて3個の角みたいなのが出ているのが 「雌花」です。そしてその周囲をたくさんの「雄花」が囲んでいる、というのが、ツゲやセイヨウツゲの花序の基本構成のようです。




↑ この画像では 「雌花」が 上のほうと 左下と右下の3か所に写っています。いずれも太めの足(花柱)のうえに 3つに分かれた柱頭を展開しているのでそれと分かります。
紛らわしいのは 中央に2つ(その下にもありますが)並んでいる 雌しべらしき器官をもった花です。 実は これは「雄花」の「めしべ」なのです!
この雄花は(雄花のくせに)花粉を持った雄しべが見られませんが、雄しべは 役目を終えて 脱落してしまっているものと思われます。 「雄花」には(雄花なのに)雌しべしか残ってません。 この雌しべは 退化して 機能してないものと思われます。




上から見た「雌花」の雌しべの柱頭です。3つの柱頭の内側に 光って見えるものは 蜜でしょうか?(要確認)




こちらは 「雄花」の集団です。 こちらの雄花たちは 花粉をつけています。これから花粉を放出しようというところでしょうか。
中央のつぼみは 「雌花」でしょうか




再度、「雌花」にピントを合わせています。 めしべの柱頭が花粉を受粉しています。



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