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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

アメリカキササゲなど - 5月最後の投稿です

2023-05-31 15:00:00 | みんなの花図鑑
5月も今日で終わりなので、樹に咲く花の未投稿画像の落穂ひろい?です

アメリカキササゲ

北米原産で、ササゲ(豆)のような果実がなるので、アメリカキササゲ。
よく似たキササゲは中国原産。



日本に来たのは明治時代。新宿御苑に植えられたのが始めで、今では各地の学校や公園等に広く使われる。(庭木図鑑 植木ペディア「アメリカキササゲ」)



開花時期は6月~7月。花の直径は3センチ程度でキササゲよりやや大きいが、まばらに咲く。キササゲ同様に花の内側には紫色の斑点があるが、花そのものの色はキササゲより白いのが特徴。独特の香りには鎮静効果があるとされる。(同上)



ササゲのような果実がなるけれど、ノウゼンカズラ科の木です。





ユリノキ

ユリノキはアメリカ中部及び東部(アパラチア山脈)を原産とする落葉樹。(庭木図鑑 植木ペディア「ユリノキ」)



大きな枝を整然と広げる姿が美しいことから、日本全土に街路樹や公園樹として植栽される。明治元年、新宿御苑に植栽された株が日本初とされる。(同上)



・ユリノキは学名である「Liriodendron」の訳語からきており、日本人の感覚では百合のような花が咲くというわけではないが、ユリノキが渡来した頃はチューリップが今のように一般的ではなかったため、より馴染みのある百合に見立てたという(大正天皇が皇太子の頃に小石川植物園で本種を見て命名したという説もある。)。(同上)



アメリカでは花の色からイエローポプラと呼ばれることもある。(同上)





ザクロ

ミソハギ科ザクロ属の果実で、英名: pomegranate、学名: Punica granatum



英語のpomegranate は古フランス語の PommeGrenade(Pomme はリンゴより総じて果実のこと Grenadeはスペインのグラナダ地方の)より。
ただしこれには以下のように異論があります。



「属名の Punica は「フェニキアの」を意味する Poeni に由来する。これは古代ローマの博物学者プリニウスが『博物誌』を著した当時、ザクロは「カルタゴのマルス」(mālus pūnica)としてカルタゴ周辺が原産地と考えていたためである」(wiki「ザクロ」)

「種小名の granatum は「種の」や「粒の」を意味し、英名の pomegranate(粒の多いリンゴ)は中世ラテン語の pōmum grānātum、pōma grānāta(種の多いリンゴ)に由来する」(同上)
私は花崗岩Granite 関連で pomegranate(粒の多いリンゴ)が語源とする方に賛成です。





ミッキーマウスの木

久しぶりに行った本屋さんの対面のメガネ屋さんの通りにありました。



5月17日の撮影なので果実はまだ緑色ですが、これが熟して真っ黒になるとミッキーマウスの顔のように見えるのでこの名があります。
オクナ科 オクナ属の Ochna serrulata (オクナ・セルラタ) が学名です。






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