久しぶりに豊田市の鞍ヶ池植物園(温室)に行ってみました。
ずっと前行った時と同じ花ですが、温室内なのでいつ行っても元気に迎えてくれるのがうれしいです。
ブーゲンビレア
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ブーゲンビレア(またはブーゲンビリア)はオシロイバナ科の熱帯性低木です。
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ひらひらした花弁のように見える部分は花を取り巻く葉が変化した苞葉です。
苞葉は通常 3枚(または6枚)あります。
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花は色づいた3枚の苞葉の腋から1つづつ筒状の花がつきます。
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筒状の花の白い部分が花弁化と思ったら、これは萼片なんだそうです。
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白い苞葉のブーゲンビレアもあります。
こちらの苞葉はスペード形をしています。
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こちらの苞葉はママコノシリヌグイ(タデ科)そっくりな葉の形をしています。
それから花の子房部分、フタコブラクダみたいですね。
ゲンペイカズラ
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ゲンペイカズラは別名でゲンペイクサギとも呼ばれるように、日本に自生するクサギの仲間で、明治時代に渡来したアフリカ原産の
常緑つる性小低木。
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白色の部分が萼片、鮮やかな紅色の部分が花弁。
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鞍ヶ池植物園のゲンペイカズラの萼片は 白色と薄紫色とあります。
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クサギのシベと同じで、おしべが伸びているときは 雌しべは丸まって退避していて、雌しべが伸びているときはおしべは縮こまっています。
パヴォニア・ムルティフロラ(パボニア・インテルメディア)
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「パヴォニア・ムルティフロラ」で検索しても バラ科の「ロサ ムルティフローラ」ばかり出てきます。
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「パヴォニア」の綴りは Pavonia で、そちらで検索すると 英文ウイキの 「Pavonia (plant)」がヒットします。
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でもこの花はよく園芸コーナーで「パボニア・インテルメディア」として売っている花にそっくりです。
Epidendrum secundum
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/aa/75714cab8bfa1acc123fbc1185bed77b.jpg)
あいにく名札を見忘れたので、Google Lensに画像検索させたところ、学名で Epidendrum secundum (エピデンドルム セクンダム)と言ってきました。
対応する日本語名が見つかりませんが、英文ウィキによれば 十字架ランの一種とあります。
Epidendrum secundum は、ラン科で最長の種子 (長さ 6.0 mm) を持つという特徴があることで知られているそうです。
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ピンクの小花が房状に咲くラン、エピデンドルム セクンダム (セクンドゥム)。
別名を the crucifix orchids (キリスト受難の) 十字架像のラン、というそうです。
なお secundum というのは植物用語では花や葉が片方にだけ付くことを表すそうで、適切な命名ではないといわれます。(以上、花の公園・俳句 ing「十字架像のラン」よりお借りしました)
ゴクラクチョウカ(ストレリチア)
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円柱状の花茎を伸ばし、その先端に20cm前後のボート型の苞(ほう:つぼみを保護する葉っぱ)がつきます。(ヤサシイエンゲイ「ストレリチア」より、以下同様)
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苞は花茎に対して直角に近いかたちでついて先端は尖っています。
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苞の上部からオレンジ色の3枚の萼(外花被片)と1枚の青い花びら(内花被片)をもった、極彩色の美しい花を咲かせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/82/e7080dcefc3e8f9fc45b4738012e41b2.jpg)
雄しべは5個で矢形状の青い内花被片に包まれ、中心に雌しべが突出する。(NIO の散歩道 365 植物図鑑風写真集「ゴクラクチョウカ」)
(次回に続きます)
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