アオイ科の花を2つ。
ラバテラ ’バイカラー’

初夏に似合う花です。
ラバテラ ’バイカラー’ という名だそうですが、初めて出会いました。

花蕊を見て分かる通り、ハイビスカスとかアオイ科の花の特徴です。

ラバテラはアオイ科ラバテラ属の植物で、地中海沿岸の花だそうです。

’バイカラー’という品種は 大輪のピンクの花で、花の中心が濃ピンク色となる2色咲き品種です。

花弁と花弁の間には隙間があります。ここは モミジアオイに似ています。
そして アオイ科に特徴的な花蕊の構造をしています・・・

その独特のシベ構造とは、おしべの花糸がくっついて筒状になり、めしべの花柱をつつみこんで花の中心から突き出しているのです。
タチアオイ

先日も取り上げた タチアオイの花です。
前を向いている3つの花の 花蕊にご注目ください。
一番上の花は 雄しべ雄性期で、雄しべからこぼれた花粉が花弁の上に落ちています。
2番目と3番目のシベは筒の先から めしべの柱頭が放射状に伸びています。(雌性期)

順にもう少し近寄って観察していきましょう。
これは一番上の花序で、太いシベ筒はおしべでおおわれています。

雄しべ期の最盛期。花粉で覆われています。

やがて、筒の先から めしべの柱頭が顔をのぞかせました。

上と同じく、めしべ期の始まりです。

雌しべの柱頭も反り返り、(受粉も完了したのか)めしべ期ももう終わりです。
ふたたび ラバテバ・バイカラー に戻って・・・

花蕊を見ると、これは 雄性期の花。

そのあとの 雌性期の花、と、見る目が違ってきました∧||∧
ラバテラ ’バイカラー’

初夏に似合う花です。
ラバテラ ’バイカラー’ という名だそうですが、初めて出会いました。

花蕊を見て分かる通り、ハイビスカスとかアオイ科の花の特徴です。

ラバテラはアオイ科ラバテラ属の植物で、地中海沿岸の花だそうです。

’バイカラー’という品種は 大輪のピンクの花で、花の中心が濃ピンク色となる2色咲き品種です。

花弁と花弁の間には隙間があります。ここは モミジアオイに似ています。
そして アオイ科に特徴的な花蕊の構造をしています・・・

その独特のシベ構造とは、おしべの花糸がくっついて筒状になり、めしべの花柱をつつみこんで花の中心から突き出しているのです。
タチアオイ

先日も取り上げた タチアオイの花です。
前を向いている3つの花の 花蕊にご注目ください。
一番上の花は 雄しべ雄性期で、雄しべからこぼれた花粉が花弁の上に落ちています。
2番目と3番目のシベは筒の先から めしべの柱頭が放射状に伸びています。(雌性期)

順にもう少し近寄って観察していきましょう。
これは一番上の花序で、太いシベ筒はおしべでおおわれています。

雄しべ期の最盛期。花粉で覆われています。

やがて、筒の先から めしべの柱頭が顔をのぞかせました。

上と同じく、めしべ期の始まりです。

雌しべの柱頭も反り返り、(受粉も完了したのか)めしべ期ももう終わりです。
ふたたび ラバテバ・バイカラー に戻って・・・

花蕊を見ると、これは 雄性期の花。

そのあとの 雌性期の花、と、見る目が違ってきました∧||∧
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