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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ハナノキ - 樹に咲く花

2022-04-17 06:00:04 | みんなの花図鑑
ハナノキ(雄花)

ハナノキは雌雄異株。これは雄株に咲いた雄花です。
(撮影 3月24日@安城デンパーク)




ハナノキ(花の木、学名 Acer pycnanthum)はカエデ科カエデ属の落葉高木。





ただし「カエデ科は、新しいAPG植物分類体系ではムクロジ科に含められている。」(wiki「ハナノキ」)





雄花は花粉を放出すると落下します。
地面には赤いじゅうたんができます。






ハナノキ(雌花1)

今度は 雌株の雌花です。
(撮影 4月14日 @愛知県緑化センター)
ハナノキは「日本の固有種で、長野県南部・岐阜県南部・愛知県北東部の3県県境のおもに木曽川流域の山間湿地に自生し、長野県大町市の居谷里湿原に隔離分布する。」(wiki「ハナノキ」)




「自生地などが国の天然記念物に指定されている他、愛知県の県木ともなっている。」(同上)




「久しく知られることなく、明治末年、岐阜県恵那郡坂本村(現・中津川市)に自生していることが発見され、その後県内で自生しているのを発見された。」(同上)




「岐阜県中津川市坂下(椛の湖の北岸の湿地帯)岐阜県土岐市(白山神社 (土岐市泉中窯町))や滋賀県愛知郡湖東町(現・東近江市)南花沢のものが有名である。」(同上)












ハナノキ(雌花2)

こんどは 柳川瀬公園(豊田市)の雌株です。




大木です。









いちばん近くの枝の花をアップで撮ってみました。




トウカエデにも似た「ハ」の字型の翼果です。










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