悟りはいいから金をくれっ！実践編

さて、実践編です。

ヒマラヤ聖者といえども、最初は誰でも初心者ですｗ
（いや、そんなことは、なかろうと突っ込み不要）



世の中を見渡し、自分が多くの豊かさに囲まれていることを
常に実感していなければ、物質化はできません。


巷のニュースやネットの情報がナンボ不況を吼えようが
クソくらいです。

そのような幻に感情移入したところで、時間の無駄です。



何も無い野っ原をごらんください。　

秋ならばススキの穂が風に揺れています。

このなんでもないススキの穂の
目に見えない豊かなエネルギーを感じてください。

このことは、五感をフル活用しても分かりません。

感じて下さい


人間が手をかけなくても自然のサイクルによって
ススキは成長をとげているのです。

ススキは、薔薇になりません。

ススキは、ススキじゃないことに悩んだりしません。

ススキは、源と調和しているから、見事なススキになるんです。


この世を動かしている霊（スピリット）が
息づいているのを垣間見た瞬間です。


ホントに大事なモノはすべて無料です。


太陽の惜しげもないエネルギーの供給やこの地球に空気があること
宇宙にポッカリ浮かんで頼まれもしないのに、グルグル回っていること

奇跡的な太陽系の惑星の軌道が０．００００００００・・・・１でも
ずれたら人間は存在できないこと

そんなこんな豊かさに自分が囲まれていることに気づくだけです。


今、自分が存在するなんでもない平凡な日常というのは、
とんでもない豊かさが相互に絡み合っているという奇跡に気づいてください。




人間という観察者がいるから、それぞれの体験を通し、
感情が生まれ、この世が成り立っています。

陰陽師―付喪神ノ巻 (文春文庫) 夢枕 獏 文藝春秋 このアイテムの詳細を見る

「迷神」の中での陰陽師安倍晴明と源博雅の会話


「あるものがそこに在るということは、そのものと、
それを眺める人の心があって始めて生ずることなのだよ」

「ーーーー」

「桜がそこに咲いているだけでは、だめなのだよ。
それを源博雅が見て、はじめて美というものが生ずるのさ。　
しかし、源博雅がそこにいるだけではだめなのだ。　
桜があり、源博雅という人間がいて、その博雅が桜を見て　
心を動かされた時、はじめてそこに美というものが　
　生まれてくるのだ」



人間は、豊かさを感じることができる生き物です。

なんでもない日常に潜むとんでもない豊かに囲まれている
という事実に気づくと
その豊かさという感情に共鳴するだけの豊かな出来事が
自らの周りに忽然と出現してくるのでございます。



これが、火のないところに奇跡をおこす第一段階となるのです。