アウワの残響

サウンドヒーラーのスピリチュアルな日々。

自我意識の転換法

2009-09-21 20:14:11 | 言霊
「私は、いつ解脱できるのでしょうか?」
「その『私』という意識がなくなったとき・・・」
            インドのヴェーダより


『私』『僕』『我』という言葉は、自称語と呼ばれ
日常生活の中で何気なく使用している代名詞でもありますが
この自称語の意味を漢和辞典で調べてみますと


『私』 秘密 隠し事 秘め事 よこしま 小便 

『僕』 召使い しもべ 下男

『我』 殺す

と、尋常ではない意味合いを持っていることが分かります。


実は、この自称語の使用が、映し世・自我世界の発生元だとしたら・・・



ヴェーダの真人は、このことを熟知していました。

「『私』と『私のもの』が全不幸をおびき出す。
所有の感覚とともに利己心が生じ、利己心がそれをもたらす。
『私』と『私のもの』を念ずるチッタ(意識)の波の一つ一つが
ただちに我々の周りに鎖をまいて、我々を奴隷化する。
『私』や『私のもの』を余計に言えば言うほど奴隷化が進む。


「あなたの心の中でも、『私の子供』とさえ言ってはいけない。
子供を持つのはよい。しかし、『私のもの』と言うな。
「私の家というな」「私の身体というな」困難の全体はそこにある。
身体は、あなたのものでも誰のものでもない。
これらの身体は、自然の法則によって、行ったり来たりしている。」

ヴィヴェーカーナンダ「生きる秘訣」より




時間・空間・自我意識の発生源となった「自称語」と
姓名音波(例 私は、アウワです)により
本来無限の可能性を持っているのに、この三次元に鎖のように
自ら縛り付けていたのでございます。


しかしながら、自我意識というのは成長の過程において
必要不可欠であり、姓名音波(氏名)が脳に刻み込まれ
自他の区別が始まり、脳や心身の育成を促し、本来であれば、
時期が来たら潜在意識と融合されるべきのものであったのですが、

いつの間にか、自我が人という本体を乗っ取って
自我体を形成し、時間と空間の制約を受けた三次元の肉体を
私だと錯覚を起しているのが現状でございます。



さて、どうするか?
ここで自我意識の転換法であります。

単純に
自称語を意図的に使用するのを停止する


自称語を使用する場合、私は、我は、という意味内容を思い浮かべず
和多志は、和霊は、と思い浮かべるようにする


すると知らずに、マイナスの業想念を止める働きが起き
自然と顕在意識と潜在意識が融合し
不思議な現象が起きてくるのでございます。


どうも真我が目覚めてくるものと睨んでおります。



ちなみに極端な例ではございますが、
プリンスは一時、名前の使用を止めたことがあり
シンボルになったことがありますw

殿下は、自我意識の転換を知っていた!


男性シンボルと女性シンボルと錬金術エッセンスの融合